鬼みそ漬　正味販売　自家用需要の販売が主体から応えたセットです。

　新鮮な近郷野菜４種が鬼みそ漬の主原料、胡瓜は主に亀岡盆地・京都市右京区嵯峨野で栽培された路地もの、茄子は京都市右京区・亀岡盆地北部で栽培される路地ものでしかも秋茄子、大根は亀岡の保津川下りの乗船場から右岸一帯に広がる大根の産地として昔有名だった篠地域で栽培された白大根、桂瓜は原種名を「桂大白瓜」全国の瓜のルーツとして有名な京都市西京区桂地域の「桂瓜を守る会」が栽培する京の伝統野菜の代表格の白瓜で、しかも当店では原料野菜の手配から始め今では珍しくなった塩蔵加工から漬物定義「醗酵を伴なう農産加工品」にかなう製造工程を足掛け３年の歳月と幾重の手間を進めています。

　このセットは、全国の鬼みそ漬ファンが常備されている一番スタンダードなスタイルです。製造原料野菜４種が750ｇより揃います。
　鬼みそ漬は極めて完成度が高い本格漬物ですから、充分に日保ち致します。お手元に届きましたらビニール袋のままお手持ちの乾燥を避ける容器に移し替えて冷蔵庫の野菜庫等が適切な温度(15℃以下）となります冷暗所で保管してください。常温と申しましても曖昧ですし室温も夏冬逆転している箇所も御座います。
ただ一点ご注意いただきたいのは濡れ手で扱っていただくことです。残った味噌汁と同じ原理とご判断願います。
　なお、添付しています味噌は本漬け用と同じものです。これに包む姿でビニール袋のまま保存いただきたいのです。製造期間中に使用しました味噌はそれぞれの工程では大切な資源で、最終は近くの畜産農家に引き取られて行き、一日50～100ｇ摂取しなくてはならない家畜の塩分摂取に向けられます。特に夏場の食欲減退は牛も同じことで充分なミネラルを含み芳香を放つこの味噌は珍重されています。家畜へは従来アメリカ産の固形舐め塩で摂取させているのが一般的ですが、ここに当店は循環型社会の一翼を担っています。さらに牛糞も近くのリサイクルセンターに運ばれ、やがてたい肥となって田畑に帰って行きます。そんな地域環境で１００年以上も昔から鬼みそ漬を製造しています。

　製品の姿はホール物と称し大型野菜は計量等に向けて必要な包丁は入れておりますが、小型野菜は元の姿のままです。お召し上がりを前に少量を取り手で味噌を軽く拭ってください。
濃厚なお味を呈しておりますので、すこしずつ気ままにゆっくりとお召し上がりねがいます。

　残った味噌は調味食材としてご活用出来ます。単に味噌と云うだけでなくて味噌漬と馴染んだ味は玄人好みです。お届けの折は多くの鬼みそ漬ファンから寄せられたデータを添付していますのでご一読をお願いいたします。

お気に召しましたら、引き続きご用命ください。お待ちいたしております。