妖精の羽と花のネックレス
【旅する飾り屋の話 ―悪戯好きなお客様―】
飾り屋とトランクがとある村で飾りのパーツを仕入れていると店主のおじさんが綺麗な羽のパーツをお勧めしてくれた。
「これは悪戯好きの妖精の羽を模したパーツなんだ。」
悪戯好きの妖精?と飾り屋が首をかしげると店主はこの村のおとぎ話を教えてくれた。
「すぐ傍の森にな、悪戯好きの妖精がいて彼らが気に入った物を勝手に持ってってしまうんだ。
そして妖精が去った後にはいつも妖精の羽が落ちてるらしい。」
ま、俺が子供の頃に聞いた話だけどなと店主は笑いながら付け足した。
『へー、妖精とか会ってみたいねえ、飾り屋。』
お目に掛れるならぜひ、と飾り屋も言いながら羽のパーツをいくつか仕入れることにした。
その夜、村の宿で飾り屋は羽のパーツを使って早速飾りを作り始めた。
煌びやかな色モザイク、小花のパーツなどと合わせて飾りが完成した。
『これだけ綺麗な飾りならきっとお客様にも好評だよ。』
トランクも完成した飾りを見て上機嫌になっていた、その時だった。
空けていた窓から突然びゅうっと風が吹き込んできた。
うわっ、と飾り屋が風によろけて飾りを手放した瞬間、
クスクスという小さな声と小さな光の影が部屋中を飛び回り
最後に飾りを取って窓の外へ飛び出していった。
『えっ、なに今の……。』
トランクも飾り屋も唖然としていると天井の方からふわりと何かが舞い降りた。
飾り屋がそれを拾ってみると綺麗なガラス細工のような羽だった。
まさか今のって……と飾り屋が羽を持って茫然としているとトランクが
『……忙しないお客様だったね。』
とだけ呟いた。
そんな旅する飾り屋とトランクの話。
【商品詳細】
妖精の羽と花を模した飾りです。
春夏のお出かけのお供にいかがでしょうか?
こちらは受注生産商品になります。
その為写真と全く同じ商品になりません。
個体差が出ますのでご了承くださいませ。
【羽色】※備考欄にご希望の羽をお書きください。
・月羽
・花羽
・翠羽
・水羽
【サイズ】
ペンダントトップ 長さ約3.5cm×幅1.4cm
ネックレスチェーン 約45cm+アジャスター約5cm
【素材】
アクリルパーツ
コットンパール
シェルパウダー
金属チャーム
ゴールドチェーン(金メッキ)
UVレジン
ブルーハンドメイド2017
飾り屋とトランクがとある村で飾りのパーツを仕入れていると店主のおじさんが綺麗な羽のパーツをお勧めしてくれた。
「これは悪戯好きの妖精の羽を模したパーツなんだ。」
悪戯好きの妖精?と飾り屋が首をかしげると店主はこの村のおとぎ話を教えてくれた。
「すぐ傍の森にな、悪戯好きの妖精がいて彼らが気に入った物を勝手に持ってってしまうんだ。
そして妖精が去った後にはいつも妖精の羽が落ちてるらしい。」
ま、俺が子供の頃に聞いた話だけどなと店主は笑いながら付け足した。
『へー、妖精とか会ってみたいねえ、飾り屋。』
お目に掛れるならぜひ、と飾り屋も言いながら羽のパーツをいくつか仕入れることにした。
その夜、村の宿で飾り屋は羽のパーツを使って早速飾りを作り始めた。
煌びやかな色モザイク、小花のパーツなどと合わせて飾りが完成した。
『これだけ綺麗な飾りならきっとお客様にも好評だよ。』
トランクも完成した飾りを見て上機嫌になっていた、その時だった。
空けていた窓から突然びゅうっと風が吹き込んできた。
うわっ、と飾り屋が風によろけて飾りを手放した瞬間、
クスクスという小さな声と小さな光の影が部屋中を飛び回り
最後に飾りを取って窓の外へ飛び出していった。
『えっ、なに今の……。』
トランクも飾り屋も唖然としていると天井の方からふわりと何かが舞い降りた。
飾り屋がそれを拾ってみると綺麗なガラス細工のような羽だった。
まさか今のって……と飾り屋が羽を持って茫然としているとトランクが
『……忙しないお客様だったね。』
とだけ呟いた。
そんな旅する飾り屋とトランクの話。
【商品詳細】
妖精の羽と花を模した飾りです。
春夏のお出かけのお供にいかがでしょうか?
こちらは受注生産商品になります。
その為写真と全く同じ商品になりません。
個体差が出ますのでご了承くださいませ。
【羽色】※備考欄にご希望の羽をお書きください。
・月羽
・花羽
・翠羽
・水羽
【サイズ】
ペンダントトップ 長さ約3.5cm×幅1.4cm
ネックレスチェーン 約45cm+アジャスター約5cm
【素材】
アクリルパーツ
コットンパール
シェルパウダー
金属チャーム
ゴールドチェーン(金メッキ)
UVレジン
ブルーハンドメイド2017
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