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燕三条発!工具作りのプロ“五十嵐プライヤー”とクリエイターが語る「良い道具とは?」

2020.12.22
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燕三条発!工具作りのプロ“五十嵐プライヤー”とクリエイターが語る「良い道具とは?」

作家さんにとって、ものづくりに欠かせない相棒である「道具」。
最初に道具を揃えることにはじまり、時には買い替えてみたり、使いやすいものを探し求めたり、オーダーをしてみたり……。道具選びにも、作家さんの個性やこだわりが表れる、とも言えるかもしれませんね。

 

おうちにいる時間が長かった2020年、ハンドメイドやDIYに挑戦された方もいらっしゃると思います。しかしいざ始めようと思っても「何を揃えればいいの?」「どういう基準で道具を選べば良いの?」と悩んでしまうことも……。

 

そこでご紹介したいのが初めてだからこそ、こだわり溢れた良い工具を使っていただきたいということ。自分で丁寧に選んだ工具は、作成中も幸せな気持ちをもたらしてくれるはずです。

 

今回は、Creemaで人気の4名の作家さん、そして他ブランド・他メーカーに無い発想で工具を開発し続けている株式会社五十嵐プライヤーさんにご協力いただき、道具選びのコツや道具を選ぶうえでこだわっていることについてお話を伺いました。

 

また、この記事を読んでくださった方への特別特典を、五十嵐プライヤーさんのオンラインストアでご用意しておりますので、最後までお楽しみくださいね。

高精密、高精度を追求した”株式会社五十嵐プライヤー”とは

みなさんは「プライヤー」という言葉をご存じでしょうか?
プライヤーとは、ペンチやニッパを含む、挟んで使う工具全般のことを指します。聞いたことはなくても、きっと今までに見たことはあるはずです。

金属加工の街として、国内でも名高い新潟県三条市で創業。現在では、国内唯一のプライヤー専門メーカーです。「株式会社五十嵐プライヤー」は昭和15年に創業され、令和2年で創業80年。「MADE IN JAPAN」にこだわった高品質なプライヤーを造り続けています。

 

その使用用途は幅広く自動車整備、水道整備、建築、建設、配管設備などのプロの現場やDIYなどのようなプロフェッショナルな用途だけではなく、ワイヤークラフトやビーズアート、水引きアート、がま口制作、レザークラフト、釣り具の制作、プラモデルやラジコンや鉄道模型の製作……etc、様々なジャンルのものづくりに欠かせないプライヤーを、作り手の目線に立って製造しています。

特に「MADE IN JAPAN」にこだわり、日本のものづくりに誇りを持っているという五十嵐プライヤーさん。その工具づくりへの想いには計り知れないほど、日本のものづくりや工具への愛が詰まっています。

そんな五十嵐プライヤーさんと、こだわりを持ってものづくりと向き合うCreemaの人気作家さんにご協力いただき、道具への想いやこだわりを教えてもらいました。

作家さんのご紹介

今回はこちらの4名の作家さんにご協力いただきました!

▲MONOTONE TOKYOさん
頑張っている女性に、服を着るようにモノトーンアクセサリーを着けてより輝いて欲しいという想いを込めて作品制作されているMONOTONE TOKYOさん。ワイヤーで作られたウォールアートは、滑らかな曲線が目を惹く作品です。シンプルなデザインの中に凛とした美しさを感じます。
▲jittersquatさん
リアリティよりオリジナリティを大事に、というコンセプトで作品制作されているjittersquatさん。真鍮や銀はメッキ加工されていないので、そのままの素材の美しい輝きが楽しめます。素材のエイジングごと楽しめる、長く身に着けたいアクセサリーばかりです。
▲PORTEさん
厳選したこだわりの生地を使用し、作品制作されているPORTEさん。ぽってりとしたフォルムが可愛らしいがま口ポーチを制作されています。中身が取りやすい金具や、しっかりとした厚手のキルト芯を挟んであったりと、使い手を想った作品ばかりです。
▲BLESS LEATHERさん
自然豊かな福岡県糸島市二丈の工房にて、1つ1つ手縫いの革製品を制作されているBLESS LEATHERさん。革本来の傷やしわ等を隠さず、個体差と革そのものの風合いを生かした作りになっています。日々の生活の中にある小さなよろこびを一緒に祝福できたら、という温かな気持ちが作品に込められています。

――早速ですが、みなさんの道具選びのポイントについて教えていただけますか?

MONOTONE TOKYOさん:実は、今回お話をいただくまでプライヤーという言葉も知らず、道具自体にあまりこだわったことがありませんでした。五十嵐プライヤーの製品を使わせていただいて、こんなにも使い勝手が違うものなのかと実感しました。その点を踏まえると、やはり「使い心地」が一番気になりますね。

 

jittersquatさん:メーカーにこだわるというよりは、インスピレーションで手に取ることが多いです。毎日使うものなので、明るい色だと嬉しかったり、見た目がかっこいい・かわいいと欲しくなったり。こんな風に使いたいな、というイメージに合いそうなものを購入しています。


また、ネットで道具を買うことが多いのですが、ネットだとグリップなどの大きさがよく分からないのが悩みです。自分の手に合うかどうかは買って試してみないと分からないので、気になったらすぐ購入しています。どんな道具も実際に使ってみないと合うのか分からないので、実際に使ってみて、一番フィットする・力が入りやすいものを使うようにしています。


PORTEさん:私はこれまでずっとミシンをメインに使って制作していました。がま口はここ3年くらいやっていますが、これまでプライヤーというものはあまり身近ではなかったです。大分に住んでいて、道具を直接手に取って買える場所があまりなく……。購入する際は、サイトで詳しく使い方が記載してあるメーカーのものを買うことが多いです。あとは手入れも自分で行うので、手入れがしやすいものも選びますね。

 

BLESS LEATHERさん:僕はホームセンターに行って実際に見て買うことが多いです。特にプライヤーの先端の作りの繊細さをよく見ますね。あとはグリップの耐久性(グリップが抜けないか)などを見ています。

――作品制作で、普段使っている道具を教えてください。

MONOTONE TOKYOさん:五十嵐プライヤーのものを使う前は、「曲げる」「閉じる」「カットする」、それぞれの工程のために3つの工具を持ち換えて制作していました。だから、1本にそれらの役割が凝縮されたこの製品(PNP-ismとPMP-ism)は、すごく衝撃的で、感動しました。プロの作家さんから、初心者さんにもおすすめしたいです。持ち手が牛革で軽くて、持っていてもストレスがなく、先端までしっかり力が届くので、ワイヤーを上手く曲げられない・留められないということがなかったです。

上質な牛革を丁寧になめし一本一本丁寧に縫い上げた高級感のある牛革グリップのペンチニッパが特徴の “IPS Craft” の最上級シリーズ“IPS Craft ism”(全6種)。上質な本革は使うほど手に馴染み、愛着が湧いてきます。手に収まる小型タイプなので細やかな作業にも使いやすいです。IPS Craftismシリーズは、ベントタイプのプロニードルベント(PNB-ism)、プロニードルストレート(PNS-ism)、より簡単・綺麗にワイヤーなどを切断するプロマイクロニッパ (PMN-ism)、線材の丸め作業に用いるプロラウンドペンチ (PRP-ism)があります。

IPS Craft ismシリーズはその他にも、ベントタイプのプロニードルベント(PNB-ism)、プロニードルストレート(PNS-ism)、より簡単・綺麗にワイヤーなどを切断するプロマイクロニッパ (PMN-ism)、線材の丸め作業に用いるプロラウンドペンチ (PRP-ism)があります。

jittersquatさん:ラウンドプライヤーは、しまう暇がないくらいひたすら使っています(笑)主にロウ付け作業が多いので、ピンセットもよく使いますね。あとは仕上げをするときに使う、ニッパーも何種類か持っています。

 

PORTEさん:私はがま口を作っているので、口金に紙紐を入れ込む際に、差し込み工具を使っています。また最後に口金をかしめる際にソフトタッチプチを使ってみました。今までで一番握りやすくて凄く使いやすかったです。

傷を付けたくないものづくりの際、おすすめな「ソフトタッチシリーズ」。ソフトタッチプチは、細かな作業に最適な先細樹脂と、幅広い面で挟める平型樹脂を用途に合わせて、樹脂の取り換えが可能なところが魅力的。
ソフトタッチシリーズの中でも最小・最軽で、細かい作業に最適です。長時間作業でも疲れにくいハンドル形状になっています。

BLESS LEATHERさん:うちもがま口を作ることがあるので、がま口用の工具を使っています。革に傷がつかないよう、五十嵐プライヤーのソフトタッチシリーズは普段から愛用しています。

――ハンドメイド初心者さんにぜひ教えたい道具選びのポイントなどありますでしょうか?

MONOTONE TOKYOさん: 道具は毎日使うものなので、デザインと使い心地の両方が大事だと思います。五十嵐プライヤーの牛革の工具は、高級感・本格感のある見た目はもちろん、手にしっかりと馴染むような使い心地が良かったです。明るい色味があると作業中も気分が上がりますし、長時間使うものですからせっかくなら気に入ったデザインのものを選びたいなと思います。

 

jittersquatさん:たしかにそうですね。初心者の方は最初に「これを作りたい」「こんな風に作りたい」と理想のイメージをお持ちかと思います。でも、最初はなかなかイメージ通りにはいかないもの。そんな時は、技術以前に道具が手に合っていない、使いこなせていない場合もあると思います。道具について勉強して、色んな道具にチャレンジしてみると、出来ないと思っていたことが出来るようになったり、難しいと思っていたことが簡単に出来たりということがあると思いますよ。

 

自分の指先の延長にある道具を、自分の手のように感じるような道具に出会ったときに自分の能力を発揮できると思います。もし初心者さんでイメージ通りに制作できないという時は、新しい道具に出会うためのチャレンジをしてみてほしいです。

 

PORTEさん:新しい分野に入る時は安価なものから入ると思うんですけど、ある程度慣れてくると、しっかりした道具を使ったときに作品の出来が全然違うことに気づきます。質の良い道具を使えば作品に反映されるので、ピッタリ自分に合うものに出会うまで探し続けることが大事かもしれませんね。

 

BLESS LEATHERさん:五十嵐プライヤーのプライヤーは、作りが繊細なので思った通りに作品を作ることができます。他のみなさんも仰っていますが、初心者の方も、道具に気を遣って選んでいただければ、作品にも反映されると思いますよ。

 

五十嵐プライヤー 内山さん:確かに、安価なものと良いものには絶対に差があると思います。それは握った時のフィット感だったり、バネの強さであったり、先端の繊細さだったり……。制作に慣れるにつれ、安価なものでは徐々に物足りなくなる部分が出てくるかと思います。そんなときが、”良い道具”の出番です。良い道具を使ってもらうことで、より良いものづくりのお手伝いをするのがメーカーの使命だと思っています。

――五十嵐プライヤーを使用してみての率直なご感想をご自由にお聞かせください。

MONOTONE TOKYOさん:今までは、どうしてもプライヤーと、曲げる対象物(ワイヤーやアクセサリーの金具)が金属同士なので滑ってしまい、うまく掴めないということがありました。小さいものを曲げたり閉じたりしていると力加減が分からなくなってきて、変に力が入って指先を怪我してしまう……なんてこともありました。五十嵐プライヤーの工具は、先端のギザが無くても滑ることがなく、感動の使いやすさでした。


ワイヤーアートは、色んな方向からワイヤーを留めていきます。ワイヤーアートの素材はアルミ素材で、フリーハンドで曲げることもあるくらい柔らかいものを使用しています。力を入れすぎるとつぶれてしまったり、上手く留まらなかったりするのですが、五十嵐プライヤーの工具は、どの角度から留めても先端に力が均一に伝わっているのを肌で感じました。
あと、カットしたときに切られたパーツがあちこちに飛んでいかず、しっとりと滑らかに切れ、ぽとっと落ちるような感じもすごく魅力的でした!

五十嵐プライヤー 内山さん:使いやすいように、閉じたときの先端の具合を一つ一つ調整したり、少ない力でもグリップ力が増すように支点と作用点(中間部分とプライヤーの先)の距離を短くしたり……細かな部分まで工夫しています。

プロニードルペンチ(PNP-ism)【左】はギザが無く、対象物を傷付けにくいのが特徴です。プロマイクロペンチ(PMP-ism)【右】はギザが有り、よりしっかりと掴めます。先端部が細く短いので、精密な曲げ作業に最適。カッター付ペンチの為、工具を持ち替える必要もなく、バネ付きなので連続で作業をしていても手が疲れず、快適に使えます。

jittersquatさん:ふと道具を並べたときに、プライヤーによってグリップの大きさが違うのに感動しました。使ってみると、確かに力の掛け方がプライヤーごとに違うので、それに合わせてグリップの大きさを変えていらっしゃるんですね。


グリップだけじゃなく、プライヤーの先の形や幅、長さもそれぞれ違うし、開き具合やバネの大きさ、巻の強さも違うので、こんなに繊細に分けているものだと使うまで思っていませんでした。またピンセットも使いやすく、ひたすら感動しました。

高級感のある本革ペンチニッパ ”IPS Craft シリーズ” 。平口先端でパーツの保持や閉じ・曲げ加工に最適なフラットペンチ 115mm(FF-115)【上段左】、普通のニッパでは届かない狭い場所の切断に便利なサイドニッパ 115mm(SN-115)【上段真ん中】、ワイヤーやテグスをより簡単・綺麗に切断するマイクロニッパ115mm(MN-115)【上段右】、掴むものを傷つけないニードルペンチ 115mm(NP-115)【下段左】ワイヤーの丸め加工に使いたいラウンドペンチ 145mm(RP-145)【下段真ん中】、縦型刃で、奥まった場所や突起物の切断に便利なエンドニッパ 115mm(EN-115)【下段右】。写真の3色は直売限定色。各品番×3色=計18種類。

PORTEさん:私は、ソフトタッチシリーズが凄く使いやすかったです。つまみ部分の調整に使うのですが、形がちょうど良くて感動しました。こちらはがま口の締まりが緩い時、または固い時に使います。プライヤーの丸い部分ががま口のつまみにぴったりはまり、とても力が入れやすかったです。

2段階の口開調節で、小さな物から大きな物まで掴めるソフトタッチ コンビ(PH-165)。ホビー&工作用・車両整備・楽器整備・釣り具整備などさまざまな用途で使えます。本体はメッキ品の約10倍と言われる、サビに強いカチオン電着塗装がされており、お手入れも簡単そう。

ハンドメイド初心者さんにもおすすめなのがソフトタッチシリーズ。工具は金属製の為、掴んだ際に対象物を傷つけてしまいます。ソフトタッチシリーズは先端が樹脂になっているので、対象物を傷つけず作業が出来ますよ。先ほどご紹介したソフトタッチプチやソフトタッチコンビの他にも、先細先端樹脂、バネ内蔵で連続作業が簡単なソフトタッチスリム【左から2番目】があります。ソフトタッチスリムは曲がったワイヤーをしごいて真っ直ぐに伸ばすことも可能です。各品番、交換用樹脂パーツの販売もあります。

BLESS LEATHERさん:今まで先端が平らなプライヤーを使ったことが無かったので、今回試してみました。カバンに付けるマグネットボタンは、マグネットの裏の爪を折り曲げて固定します。今までは先端が丸いプライヤーを使っていたのですが、少し捻じれた仕上がりになってしまうことがありました。五十嵐プライヤーのフラットペンチ(FF-115)を使えば、綺麗に折り曲げることが出来るのが衝撃的でしたね。

 

あとは、ピンセットの左右の作りが違うのが面白いなと思いました。これがまた凄く扱いやすくて。今までピンセットを使ったことがなかったのですが、細かい金具を試しに取ってみた時に、力の逃げ方、しなる使い心地がもの凄く良く作られているなと感じました。

先端はまるで針先のような細さが特徴のIPS Crart ピンセット。本体が細長いので、狭い場所や奥まった場所で使いやすいストレートロング (TW-SS)【左から一番目】。本体部分がカーブしているので、掴むものが見やすく、手のひらを台につけながら作業ができるアングル(TW-07)【左から二番目】。本体部分がシェイプしてあり、掴むものがより見やすいストレートシェイプ( TW-05)【左から三番目】。極小の部品を掴むのに最適なストレート(TW-03)【左から四番目】。先端は平らで薄く、掴むものに傷を付けないフラット(TW-2A)【左から五番目】。先端が丸く、微妙なアングル形状なのでスムーズに作業ができるペーパークラフト・押し花用(TW-PF)【左から六番目】。

先端の精度とソフトで繊細なタッチにこだわったビーズアクセサリー用ピンセット(TW-BS)。ピンセットの先端が網目模様になっており、どんなに小さなビーズでも確実にキャッチしてくれます。ビーズ穴の掃除をする際、目打ちの代わりのツールとしても最適です。

――ここまで皆さまの道具への想いをお伺いしてきました。様々なこだわりあふれる作品を制作される中で「道具」とはずばりどんな存在でしょうか?

MONOTONE TOKYOさん:五十嵐プライヤーの道具を通して、自分が思っている指の動きが、プライヤーの先に届いているなというのを実感しました。フリーハンドで行う細かい作業が多いので、指先の延長としてプライヤーが使えるというのはすごく嬉しかったです。なので私にとって道具は、私の指先ですね。そのくらい繊細で、素晴らしいものでした。

 

jittersquatさん:持っていない道具を買うというのは、新しい作品や、新しい自分の能力への投資だと思います。1つできることが増えたら、新しいことにチャレンジしていく……その繰り返しで、人は多才になっていくんだと思います。


新しいものを買う時は、何か新しいことが出来るんじゃないかと思って、いつもわくわくしながら購入しています。なので常に道具は新しいものを試して、自分に合わなかったらあっさり諦めて、1つにこだわらないようにしています。

 

PORTEさん:私にとって道具は、ずっと探し続けるものですね。良い服やバッグを身に着けた時にテンションが上がるように、良い工具を使うと作品作りのテンションも上がります。質の良い道具を使えばそのまま作品にも出ると思いますので、これからも探し続けていくものだと思います。

 

BLESS LEATHERさん:道具というのは思い通りに作品を作る上で、制作に欠かせない大事な存在だと思っています。皆さんのお話と被ってしまうのですが、本当にこの言葉につきると思っていますね。

 

五十嵐プライヤー 内山さん:メーカーとして、どんな姿勢で道具(工具)を作っているか、お話させてもらいます。クリーマさんから、「MADE IN JAPAN」にこだわる理由を尋ねられたことがありました。その答えを一言でいえば、日本のものづくりや弊社のものづくりに誇りを持っているからです。
最近は、便利になるにつれてものも情報も、必要以上に多く溢れている時代だなと強く感じています。工具においても同様で、外国製のものが日本にどんどん入ってくるようになりましたし、安価でも似たような形のものが見られるようになって来ました。

 

そうした状況で、「“本物”って何だろう?」と常に当社では考えています。本物とは、時代の流れが目まぐるしく変わる中でも、時代に置いていかれることなく必ず継承されていくもの、「確固たる存在」であると私は思います。

昔は今と違い、ものは少なかったけれど、当たり前のようにこだわって作られたものと触れ合う機会が多かったはずなのです。
今ではものが溢れている分、その中で自然と安価なものや、自分の手に届く範囲のものを探してしまい、本物の魅力と出会うことも減っているのかもしれません。当社はこれからも、こだわりを持ってプライヤーを作り続けることで、日本のものづくりの発展に貢献していきたいです。こだわりをもってものづくりをするクリエイターの支えになれるような、世の中にまだ出ていないような工具を今後も開発していきたいです。

対談を終えて

私自身、今回のお話をいただくまでプライヤーについてほとんど知りませんでした。
今回作家さんや五十嵐プライヤーさんのお話を聞き「道具にこだわること」は「自分自身を大切にすること」でもあるのかなと感じました。Creemaの中で、こだわりや志を持って制作されているそれぞれの「本物」の作品を見ていて、こういった強く優しい方たちが評価される世の中であればいいなと本当に思います。
またそんな作家さまを支えているのは、作家さんに寄り添った工具を製作されている五十嵐プライヤーさんのような会社だと強く感じました。


いざハンドメイドやものづくりを始めようと思っても何を基準に道具を選んだらいいのか分からない方も多くいらっしゃると思います。
そんな時は、作り手に寄り添った、こだわりの道具で最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
また、制作中に直面する悩みも、きっと道具が解決してくれるはずです。
自分に合う道具に出会ったとき、道具があなたの新たな力を見出してくれるのかもしれません。


株式会社五十嵐プライヤー様、そしてご参加いただきました作家の皆様、この度は本当にありがとうございました!

 

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※本記事は、株式会社五十嵐プライヤーより委託を受け、株式会社クリーマが制作しております。

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