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〈クリーマのワークショップ第11回〉季節を楽しむ和菓子作り。横浜和菓子 磯子風月堂さんをお招きしました

〈クリーマのワークショップ第11回〉季節を楽しむ和菓子作り。横浜和菓子 磯子風月堂さんをお招きしました

こんにちは、クリーマの柴田です。

クリーマでは6年前から、様々なクリエイターの皆さんをお招きして、スタッフがものづくりを体験する「クリーマのワークショップ」を開催してきました。レザーアイテムや真鍮のブックマーカー、リース、苔のテラリウム作りなど…定期的に開催していましたが、コロナ禍で止むを得ず断念。

 

2021年の10月末はちょうど感染状況が落ち着いていたこともあり、2年ぶりに初めてオンラインとオフラインでの同時開催となりました。今回は、その様子をご紹介したいと思います。

キットがあれば自宅で一人でも楽しめるので、ぜひご覧いただき皆さんもチャレンジしてみていただければと思います!

講師は、横浜和菓子 磯子風月堂の職人:石原さん

今回講師を担当してくださったのは、横浜和菓子 磯子風月堂の職人:石原さん。数少ない女性の和菓子職人さんです。

季節の上生菓子が評判とのことですが、最近は自宅でできる「和菓子の手作りキット」も大人気!夏はスイカ、秋はハロウィン、クリスマスにお正月、母の日に向けたカーネーションまで、様々な種類の手作りキットが販売されています。

「和菓子を作るなんて難しそう…」と思われるかもしれませんが、初心者さんでもキットがあれば大丈夫。今回はプロの和菓子職人に直接教えてもらいながら、思い思いに和菓子作りを楽しみました。

まずは、和菓子の「練り切り」って?

スタッフの中には、練り切りを「知らない」「食べたことがない」という20代メンバーもちらほら。まずは、そんな「和菓子の練り切りって?」を石原さんに教えていただきました。

(写真左:クリーマスタッフ高(こう)、右:講師の石原さん)

今回の参加者は約50名。オフィスで参加するメンバーもいれば、自宅で参加するメンバーもいます。オフィスからオンラインで繋ぎ、レクチャーいただきました。

練り切りとは…和菓子の一種で、練り切りあん(白あん)を主原料とする生菓子。練り切りの正しい名前は「練り切りあん」といい、一般的には略称で「練り切り」と呼ばれています。白あんに砂糖、山芋などのつなぎの食材を加えて調整し、色素で色をつけ、主に季節の植物や風物を象った細工をして仕上げます。
華やかな見た目としっとりとした口当たり、上品な甘さが特徴で、古くからおもてなしの場に用いられている上生菓子です。

(こちらは当日に使った資料の一部)

練り切りを作ってみよう!

レクチャーの後は、石原先生に実際に作ってもらい、コツを教えていただきます。

作り方を理解できたら、早速それぞれの練り切り作りがスタート!

キットには一通り必要なものが揃っているので安心です。このように色付けされた練り切りあんに説明書がついているので、あとは布巾とラップを用意すれば準備は万端。

もちろんみんな、しっかり手洗いをして。まずは練り切りあんをこねて、形作っていきます。

あんが乾いてしまわないように、そして手にべとついてしまわないように気をつけながら作っていきます。色の異なるあんを混ぜることで、自分好みの色合いを作ることも可能。自由にアレンジできるのも楽しいです。

セットで付いてくる竹串やプラスチック板で切り込みを入れることで、ジャック・オ・ランタン(かぼちゃ)の目や口が完成!

決まりはないので、竹串と他の色のあんを使って目や口を入れたり、バラエティ豊かなジャック・オ・ランタンが続々と完成していきます。

おばけの顔も、みんなの個性が出ています!

どれも可愛くて、思わずくすっと。

ポイントはあんが乾かないようなるべくスピーディーに仕上げること。途中で悩んだりわからなくなっても、先生がアドバイスしてくれるので安心です!

個性豊かなハロウィンの練りきりが完成!

自宅からオンライン参加したスタッフが完成写真を送ってくれました!

完成度の高さにびっくり…

写真を撮影する背景を作り込んでいるところもさすがです。

同じ材料を使い、同じ先生から教わって作ってもこんなに個性がでるところが面白いですね。

ワークショップを終えて

思い思いの練り切りを完成させた今回のワークショップ。普段はあまり和菓子を食べていないというスタッフもいましたが、こうやって作り方を教わり、自分で作ってみることでぐっと身近に感じることができました。

繊細で奥深い、和菓子の世界をちょっとだけ覗けた時間となりました。オフラインとオンラインの同時開催というイレギュラーな状況でも、丁寧に教え、アドバイスしてくださった横浜和菓子 磯子風月堂の石原さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

 

なかなか皆で集まることは難しいですが、オンラインを活用しながらこれからも継続して実施していきたいなと思います。

今回の新たな発見は、練り切りは日本茶はもちろん紅茶やコーヒーとも相性がいいということです。和菓子というとちょっと特別なときに食べるイメージでしたが、見た目も可愛く、やさしい甘さが、自宅でホッと一息つくおやつタイムにぴったりです。

 

これからの季節におすすめな「お花見用」の手作りキットも発売されていますので、皆さんもぜひお家で楽しんでみてはいかがでしょうか?

おうちで和菓子・和菓子屋さんの作成キット 桜花と桜だんご

Creema公式YouTubeチャンネルでは、「手鞠菊」ができるまでを動画で公開しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

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素材のこと、作ること...肌で体験することでもっと深く理解したい。そんな思いから、Creemaで活躍している作家さんをお招きして、定期的に社内ワークショップを行っています。

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