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冬に咲く、真っ赤な情熱の花。ポインセチアの花言葉とおすすめ作品6選
12月に入り、クリスマスが近づいてきたと同時に目にする機会が増えるのが、ポインセチア。
緑のクリスマスツリーに鮮やかに映える赤色が眩しい、あの花にも花言葉があるんですよ。
季節の花を、その花言葉と共に紹介する連載。10月の金木犀に続いて、今月はポインセチアの花言葉をご紹介します。
12月9日の誕生花。ポインセチア
ちなみに、 12月9日の誕生花でもあるポインセチア。その魅力を花言葉とともに、スタッフ選りすぐりの作品と併せてご紹介します。
【目次】
1.ポインセチアの花言葉
2. 意外と知らない。ポインセチアの“花”
3. なぜポインセチアはクリスマスに飾られるの?
4. おすすめ作品6選
ポインセチアの花言葉
「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖なる祈り」「清純」
花言葉まで、ロマンチックなクリスマスの雰囲気にぴったり。その真っ赤な色から、情熱的な意味も込められています。
赤だけじゃない。色ごとに違う花言葉
ポインセチア=赤色のイメージが強いお花ですが、白やピンク色のポインセチアも存在するんです。
本来は赤いポインセチアだけでしたが、品種改良によって毎年新しい品種も増えているそう。
そして色ごとに花言葉も異なります。
白いポインセチア
「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」
ピンクのポインセチア
「思いやり」「清純」「純潔」
意外と知らない。ポインセチアの“花”
ポインセチアの真っ赤な部分、実は花びらではなく葉なんです。
花だと思われがちな真っ赤な部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉で、花は苞の中心にある小さなつぼみのような部分のこと。苞の中央に集まっている小さな緑色の部分が、花なんです。
とても小さいので、観賞用には向きませんが、花だと思われがちな部分が葉っぱだったなんて……
私も初めて知りましたが、意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか。
なぜポインセチアはクリスマスに飾られるの?
当たり前のように、クリスマス=ポインセチアのイメージが浮かびますが、よくよく考えてみると何故なのでしょうか。
その理由についてはいくつかあると言われていますが、そこにはポインセチアの色と開花時期が関係していました。
赤・緑・白のクリスマスカラー
クリスマスカラーといえば、赤・緑・白を思い浮かべる方が多いと思いますが、その3色にはこのような意味が込められているんです。
赤・・・「キリストの流した血の色」
緑・・・「永遠の命や愛」
白・・・「純潔」
そして、ポインセチアは、クリスマスカラーの3色を持ち合わせています。
赤・・・花(苞)
緑・・・葉
白・・・樹液
17世紀、メキシコに住み着いたフランシスコ修道会が見つけたポインセチアは、3色を持ち合わせていることから縁起の良い植物だと言われ、「ノーチェ・ブエナ(聖夜※クリスマスの意味)」と呼ばれるようになりました。
初めは、キリスト誕生祭の行列で使用され、徐々に【クリスマス=ポインセチアの飾り】とされ世界中に広まっていったそうです。
開花時期はクリスマスシーズン
また、ポインセチアの開花時期も10~3月とクリスマスシーズンが入っているので、開花時期も、そして3色入った縁起の良い花の色も含め、クリスマスにふさわしい花だと言えます。
ポインセチアの歴史は300年以上前まで遡っていたとは……クリスマスがいかに伝統として長く愛され続けてきた行事であるかが伺えますね。
ポインセチアモチーフのおすすめ作品6選
ここからは、Creemaで出会える、ポインセチアモチーフの作品を厳選してご紹介します。ポインセチアの魅力が詰まった作品たちは、お部屋のインテリアや贈り物にもぴったりなものばかりですよ。
まずご紹介するのは、フラワーデザイナーSEASONさんのポインセチアのガラス器アレンジ。今年特に人気が高まり、出品も増えている「マジカルウォーター(人工水)」が使用された作品です。
場所を選ばず置けるので、気軽に花を楽しむことができますよ。鮮やかなポインセチアを飾れば、一気にお部屋がクリスマスの雰囲気に包まれます。
マジカルウォーターについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。▼
続いてご紹介するのは、GrandGrueさんの作品。
ポインセチアやボールなどレッド系の色合いで作られており、ベルベットのリボンが高級感を引き立てます。。アーティフィシャルフラワーで作られ、とても丈夫なので玄関外にも飾ることができますよ。
こちらのスワッグの他にも、多くのリース・スワッグをご出品されている作家さんですので、きっとあなたのお部屋にぴったりな作品と出会えるはず……!
スワッグの飾り方・楽しみ方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。▼
続いてご紹介するのは、ステンドグラス作家Studio Glass-Ivyさんが作る、ポインセチアのサンキャッチャー。
ポインセチアの葉の部分には、波打ったような表情や、葉脈のような細かな線を持った表情など、パッチワークのように様々なガラスが組み合わせられています。
窓辺に吊るせば、光を受けて細かな凹凸がきらめき、お家に気持ちよく光が差し込んできそうです。
なかなか外出がしづらい今日この頃、窓辺でサンキャッチャーを眺めて過ごしませんか?
サンキャッチャーの魅力はこちらの記事で詳しくご紹介しています。▼
最後にご紹介するのは、刺繍したくるみボタンでアクセサリーを手掛けるhanaruri*さんの作品。ポインセチアをイメージし、ぷっくりと刺繍されています。
この季節だからこそ着けたい、あたたかみ溢れるピアス(イヤリング)です。
刺繍のアクセサリーはこちらの特集でもご紹介しています。▼
ワイヤーを使い自然の花の動きを繊細に表現するfleurageさんの、ポインセチアをモチーフにしたアクセサリー。澄んだ冬空を思わせるような透明感が目を惹きます。
苞(ほう)を限界までかさねているため、横から見ると本物のお花のような立体感を見ることもできますよ。
ポインセチアの花言葉を知って、大人なクリスマスを。
この時期が見頃の真っ赤なポインセチアは、花言葉までクリスマスにぴったり。暮らしに取り入れればクリスマス当日までの街中のように、お家でもワクワクして過ごせそうです。
▲華大路 プチキャンローズさんのクリスマスリース。ご自宅はもちろん、店舗の飾りつけにもおすすめしたい素敵なリースです。
クリスマスプレゼントにも、お部屋のインテリアにも魅力的なポインセチア。子供っぽくなりすぎないのも魅力の一つですよね。今年は、ちょっと大人なクリスマスを楽しみませんか?
夏頃から本格的にスタートした、花言葉の連載も今年はここまで。次回の花もお楽しみに!
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