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アーティフィシャルフラワーとは?ドライフラワー・プリザーブドフラワーとの違いについて
リースやフラワーアレンジメント、コサージュにヘッドドレスなど、華やかな場面で使うアイテムに欠かせない「アーティフィシャルフラワー(アートフラワー)」。
プリザーブドフラワー、ドライフラワーとの違いやそれぞれの使用に適した場面を知りたい、アーティフィシャルフラワーの魅力やメリットを詳しく知りたいという方に、この記事ではアーティフィシャルフラワーとはどんな魅力があるのか、詳しくお伝えします。
実はアーティフィシャルフラワーは、年々技術が高まり、いまや世界中でその技術が評価され国内外で注目されているアイテム。Creemaでみつかるおすすめ作品もたくさんご紹介します。
アーティフィシャルフラワー(アートフラワー)とは? その魅力とメリット
アーティフィシャルフラワーとは、まるで本物の生花のように、そして本物以上にその美しさを楽しめるように造られた造花のこと。リアルに生花を表現しただけでなく、生花にはない美しさを表現することが可能なこと、その美しさをより長く楽しめる耐久性があり給水の必要がないことが最大のメリットといえます。
近年は年々その製法のクオリティーも向上しており、触ってみないと造花とは呼べないほど本物のようなアーティフィシャルフラワーもたくさん見られるようになってきました。特に日本のアーティフィシャルフラワーは生花にはない高い芸術性や創造性、美しさや耐久性があり、世界的にも高い評価を受けているそう。
生花の美しさをリアルに再現しながらも、生花よりも耐久性があり給水の必要がないため、近年はコサージュなどのアクセサリー、インテリアとしても使用されています。茎を自由に曲げられるのでアレンジの幅も広く、長く飾れることから、結婚式などの華やかなシーンでも人気を集めているんです。
アーティフィシャルフラワーにお手入れは必要?
生花とは違い、給水の必要がないアーティフィシャルフラワー。人工素材で作られているので毎日のお手入れの必要はありませんが、より美しく長く楽しむための注意点をお伝えします。
1)花や葉の表面、隙間に溜まったほこりを軽くはらう
2)直射日光、強い照明を避けた場所に置く(紫外線による変色を防ぐため)
3)油には弱いため、キッチンの近くに置く際は注意
本物のお花のような魅力を持ちながらも、長く楽しめる耐久性が魅力のアーティフィシャルフラワーは、汚れや日光による退色に注意すれば、ほとんどお手入れ要らず。
お花は水やりが大変、すぐ枯れてしまう、という点が気になってお花に手を出せずにいた方には非常に嬉しいメリットなのではないでしょうか。
プリザーブドフラワーと、アーティフィシャルフラワーとの違い
プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特殊な液に沈めて脱水・脱色した後、染料を吸わせることで好みの色へと仕上げ、長期保存が可能な加工を施したものを指します。
耐久性の面ではアーティフィシャルフラワーほどではありませんが、生花を使っているため花本来の柔らかさを持ち、みずみずしい印象が特徴です。染色が可能なので生花とは異なる色合いを楽しむこともでき、1年以上長期保存ができることも魅力の一つです。
長く楽しみたいけれど生花を使ったものにこだわりたいという方や、柔らかい質感を楽しみたいシーンにおすすめの素材です。染料を使っているため、濃い色のものは色移りに注意してご使用くださいね。
【プリザーブドフラワー】
原料:生花
製法:特殊な液に沈めて脱水・脱色し、染色
特徴:生花とは異なる色合い・花本来の柔らかさ
保存期間:1年以上(耐久性は弱いので注意)
ドライフラワーと、アーティフィシャルフラワーとの違い
ドライフラワーとは、生花や本物の葉を材料とし、それを乾燥させて水分を抜いたもの。作り方や製法はいくつかあります。(詳しくは、ドライフラワーの簡単な作り方を紹介したこちらの記事をご参照ください。)
生花やアーティフィシャルフラワーとは違う、アンティークのような褪せた色合いと、水分の抜けた固めの質感が特徴です。ラベンダーなどのハーブを使ったドライフラワーは、その香りも楽しめます。
保存期間は半年~1年と言われていますが、樹脂コーティングしたりハーバリウムにしたりと、加工次第では長く楽しむことも可能。シャビーシックな雰囲気、大人っぽい雰囲気でお花を楽しみたい方におすすめの素材です。
【ドライフラワー】
原料:生花
製法:乾燥させて水分を抜く
特徴:アンティークのような色合い・固めの質感
保存期間:半年~1年
アーティフィシャルフラワーを選ぶメリット
アーティフィシャルフラワーは主にポリエステルやポリエチレンといった素材で作られており、耐久性に優れているのが特徴です。また、安心して長く使えること以外にもさまざまなメリットがあります。
・生花と比べて、長期間楽しむことができる
・給水の必要がない
・生花やプリザーブドやドライフラワーより強く、耐久性に優れている
・本物と見間違えるほどのクオリティー
・花から茎まで多様な花材が開発されつつあり、芸術性が高い
・茎を自由に曲げられるのでアレンジの幅が広い
アーティフィシャルフラワーを選ぶのにおすすめのシーン
◎ 枯れない安心感。自宅のグリーンにアーティフィシャルを
お花やグリーン、観葉植物に興味があるけれど、忙しくてお世話に時間がかけられないという方にはアーティフィシャルのグリーンやフラワーがおすすめ。近年のアーティフィシャルのクオリティーは目を見張るほど本物に近いものも。
ぜひアーティフィシャルで植物に癒される空間を気軽に手に入れてください。
◎ お見舞いのお花として最適
枯れてしまったり、花粉が出てしまったりする衛生面の理由で、生花はお見舞いに持っていけない場合があります。そんなときでもアーティフィシャルフラワーなら大丈夫。香りや花粉がなく、水替えの必要もないため安心してお見舞いの気持ちを表せます。
◎ ブーケやヘッドドレスなど、ウェディングシーンに
写真の前撮りから本番の日まで、枯れる心配のないアーティフィシャルフラワーのウェディングブーケも好評を集めています。思い出として結婚式が終わったあとも美しいまま残せるのも魅力。
最近では海外ウェディングに持っていける点でも人気なようです。
◎ 食卓やキッチン、ダイニングのお花として
花粉が飛び散ってしまうことが心配な食卓やキッチンでも、気軽に飾れるのがアーティフィシャルフラワー。特に花粉が多いポピーやユリ、チューリップなどのお花でも気軽にテーブルフラワーやキッチンフラワーとして飾ることができますよ。
◎ 写真撮影やディスプレイの演出に、季節の花を先取り
季節の飾り付けや、お誕生日のディスプレイ、写真撮影などの際、季節のお花を先取りして手に入れようとしても本物のお花は見つからないことが多いもの。アーティフィシャルフラワーなら、簡単に季節を先取りできるだけでなく、曲げたり加工を施したり、アレンジの幅も広いので、ぜひ活用したいものです。
四季折々のお花や葉などをミックスしたアレンジができるのもアーティフィシャルフラワーだからこそです。
アーティフィシャルフラワーのデメリット
長く楽しむことができ、さまざまなアレンジが効くアーティフィシャルフラワーですが、生花ではないため香りや新鮮な色味など自然本来の魅力に欠けるといったデメリットも。
しかしながら、飾るだけでなくアクセサリーやブローチとして身につけることができたり、安心してプレゼントできる点が何よりもアーティフィシャルフラワーの魅力です。
長く使える。Creemaでみつけたアーティフィシャルフラワーの作品10選
「送料無料」パンプキン スワッグリース 秋リース アーティフィシャルフラワー かぼちゃ
恐竜アレンジ 多肉植物 Creema限定 ポイント11倍
コスモスとダリアの秋リース
実りの秋リース✤アーティフィシャルフラワー
ポピーのグラスウォーターアレンジ☆水換え・お手入れ不要☆マジカルウォーター
【 ショートボブやボブのお呼ばれヘア 】ドライフラワー風アーティフィシャルフラワー(ガーベラ)のヘッドパーツD
4枚組パネル K-324 (アーティフィシャルフラワー)
グレージュ/ぎゅぎゅっとブーケのピアス
清涼感溢れるレモンリース
ミモザと桜の花瓶付きアレンジ ずっと楽しめるアーティフィシャルフラワー
生花だけじゃない! アーティフィシャルフラワーでもっと自由にお花の魅力を楽しもう
お花を楽しむ、と聞くとどうしても生花をイメージしてしまいますが、ライフスタイルによっては毎日のお手入れや給水が難しいことも。そんな人も、アーティシャルフラワーやプリザーブドフラワー、ドライフラワーであれば、気軽に「お花のある生活」を楽しむことができます。
長く使いたいアクセサリーなのか、インテリアとして質感を重視したいのか。今回の記事が、目的に応じてお花を選ぶ際の参考となれば幸いです。