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広めることより、広め方。ハンドメイドインジャパンフェス2018開催に向けて (クリーマCEOブログ)

Creema をスタートして、7年が過ぎました。

 

国内外さまざまな活動をしてきましたが、その中でも最も大きかった挑戦の一つ。それが「ハンドメイドインジャパンフェス(以下 HMJ)」の開催です。

 

社員6人のインターネットベンチャーが自己資金で東京ビッグサイトを借り、1,500組もの作家さんを巻き込んだイベントを行う。失敗したら、信頼も、資金も、大切なサービスも人たちも、会社もろとも全てが吹っ飛ぶ。

 

そんな覚悟を背にスタートした HMJ は、言わずもがな、僕たちにとって本当に大切なイベントです。

 

ものづくりを愛する多くの皆さまにご支持いただき、初年度 2,000 名だったHMJ の参加クリエイ ターさんは、3年目には5,000名を超えました。来場者さまに至っては 55,000人を超える規模にまでなりました。

 

国内のハンドメイド・クラフト関連イベントにおいて規模/注目度とも最も高いイベントの一つになったという自負があるし、微力ながらに、日本のクリエイターやクラフトシーンの発展にも貢献できているんじゃないかと思っています。

 

一方で。

 

過去最大の規模で開催したHMJ2016~HMJ2017の2回を通して、僕たちのなかに少しずつ疑問が芽生えてきたことも事実でした。本当に、このまま規模の拡大をつづけていくことが HMJの目指すべき姿なのか。

 

HMJを楽しみに来場くださる皆さん、出展クリエイターさん、そして日本のクラフトシーンにとって、これがベストな“広めかた”なんだろうか。HMJ2017の閉幕から、ずっとそんなことを考えていま した。

 

広めることより、広めかた。

 

あるラッパーが、HipHop カルチャーへの思いを綴ったフリースタイルのくだりですが、まさに僕も同じことをずっと考えながら、Creema やハンドメイドインジャパンフェスの運営に取り組んでいます。

 

よくある流行のダンスミュージックみたいに、ブームと陳腐化をひたすら繰り返すようなシーンにしたくないし、させてはならない。広めることはもちろん大切だけど、丁寧に、本質を大切にみんなで 育てていかなければ、シーンはカルチャーとして確立されない。過去に音楽シーンと向き合った時間 がある人間として、そんな考え方が根っこにあります。

 

僕たちが大切にしたいこと。HMJにかける思いは、2013年から一文字もリライトされることなく、このページに綴っています。

https://hmj-fes.jp/about

 

”HandMadeInJapan”という言葉に込めた思いと向き合い、参加いただける皆さんの笑顔やハッピ ーをイメージした結果として、ハンドメイドインジャパンフェスの開催形態を見なおす決断をしました。

 

会場規模・出展数・来場数とも年々拡大をつづけているHMJですが、ここで一度、あえて会場規模を2015年開催時(HMJ2015)の程度にまでもどしたいと思います。

 

*これに伴い、昨年2日間合計で4,500ブースだったマーケットを2,700ブースとし、HMJ2013 〜2015の開催時と同様に、出展は公募エントリー制(選考)とさせて頂くこととなります。

 

ご参加いただける来場者さんやクリエイターさんのハッピーの総数が最大になるように。 「クリエイターの祭典」と呼ぶにふさわしい、日本のクラフトシーンを発信する圧倒的なイベントになるために。

 

賛否両論あるかと思いますが、少なくとも経済的メリットは度外視した挑戦となりますので、ご理解いただけると幸いです。

 

僕は、「成⻑の本質は、覚悟をもって捨てること」だと考えています。

 

目の前にぶらさががる人参はもちろんのこと、積み上げてきた経験、プライド、常識、時には大切にしてきた夢や恋心だって。覚悟して何かを捨てて、本気で行動する人には、必ず新しい未来が待っている。

 

だから、考えぬいた結論として、表面的メリットをあえて捨てて踏みだすHMJの挑戦が、いい未来につながらないはずがない。本質を大切に、覚悟をもって行動すれば、未来はきっとより良いものになる。

 

そう僕たちは確信しています。

 

今年の「ハンドメイドインジャパンフェス 2018」は、過去最高の2日間になるでしょう。 ご期待ください。

 

7 月、東京ビッグサイトでお会いしましょう。

 

 


株式会社クリーマ CEO/クリエイティブディレクター

丸林 耕太郎(HandMade In Japan Fesʼ 実行委員⻑)

 

 

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