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140名の作り手が集う10日間「Creema × 東京デザインウィーク ハンドメイドマーケット」初日レポート
こんにちは。クリーマの宮崎です。
今年で30周年を迎えるTOKYO DESIGN WEEK(東京デザインウィーク/以下TDW)が、今日からいよいよスタートしました。
TDWは、デザイン、アート、音楽、ファッションの4つのジャンルから、企業、ブランド、デザイナー、学校それぞれが多彩なコンテンツを展開するイベントです。
アートに触れたり、新しい技術をいち早く体験したり、クリエイターとの交流を楽しんだりと、クリエイティブな企画が集まる10日間。
今年も、「Creema× TDW ハンドメイドマーケット」として、Creemaがクリエイターブースをプロデュースしています。今年も、作り手がオリジナル作品を展示・販売する”テント型マルシェ”が出現!
前期(10月24日〜28日)と後期(10月30日〜11月3日)の2期に分かれ、総勢140名の作り手の作品が並びます。
前日はまっさらだった広い場所に、早朝にはぴっちりと立ち並ぶ白いテント。作り手の皆さまが作品を並べていくにつれ、テントが個性たっぷりに彩られていきます。
うれしいことに、初日は、まるで夏のような快晴に恵まれました。
前期の出展クリエイターの個性あふれる作品たち
ぜひ、間近で見ていただきたいのが、手作り腕時計作家・"GaTa" watch smithさんの腕時計です。
今まで、1万本を超える時計を作り上げてこられた"GaTa" watch smithさん。素材を切り、丸め、たたいて一つ一つのパーツを作り組み合わせて形にする、まさに手作りの一品。人も一人一人の顔立ちが違うように、時計の顔立ちも全く違います。
文字盤の数字もじっくり見つめると、ひとつひとつの形が愛らしく、生き生きとして見えませんか?手作りの味わいたっぷりですよね。
華やかな色と模様に目をうばわれたのは、こぎん刺し絵糸(えいと)さんの作品です。
津軽発祥の民芸刺繍こぎん刺し、ご存知の方も多いのではないでしょうか?絵糸さんはそのままを受け継ぐというスタイルではなく、こぎん刺しの文化や伝統を大切にされながら、オリジナルデザインを考案されています。「よりカラフルに、ライトに、伝統を楽しめる品を」という思いから生まれた作品たち。
すべて、一針一針の積み重ねから生まれた、丁寧な手仕事の跡を感じます。
別世界のようなキュートな空間を作り出していたのは、巻き玉作家・satou hirokoさん。
「前日まで作っていました!」と、やさしい笑顔がとっても素敵なsatouさん。こちらの巻き玉、実は、刺繍糸を一本一本、丁寧に巻いて作られているんです。刺繍糸ならではのつやつやとした光沢感。その巻き玉が連なって、まるでお菓子のように可愛らしく、上品なアクセサリー変身するのは、魔法のようです。
今日の空のように美しい青色が魅力的な、陶芸作家・soranoutuwaさんの器。
星座のカップがずらりと並び、立ち寄る方々は自分の星座を探したり、星座の穴からもれる陽の光を楽しんだりされていました。
新作の蛍色カップは、淡い黄緑色が見とれるほどの美しさです。私も空色のカップを愛用していますが、星座を眺めていると、ほっと心がゆったりと癒されます。秋の夜、おちょこでお酒をいただくのも良い時間だな、なんて想像がふくらむばかり...。
今日は、前期の出展クリエイター4名をご紹介しました。こちらではご紹介しきれませんでしたが、個性あふれるテントの中には、あっと驚くような楽しい出会いがあふれています。
Creemaのテントは、入り口を入ってすぐの場所にあります。ぜひ会場でお楽しみくださいね。
開催情報
会期:2015年10月24日(土)~11月3日(火・祝)
前期:2015年10月24日(土)~10月28日(水)
後期:2015年10月30日(金)~11月3日(火・祝)
会場:明治神宮外苑絵画館前
時間:11:00~21:00(最終日は20:00まで)
休場日:10月29日
入場料:前売り2,500円、当日券 3,000円