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第4回「Creema Craft Caravan in 豊岡」開催レポート

第4回「Creema Craft Caravan in 豊岡」開催レポート

こんにちは。イベントディレクターの針生(はりう)です。

9月22日(土)・23(日)に、兵庫県豊岡市にて第4回目となる「Creema Craft Caravan in 豊岡」を開催いたしました。準備から当日までの半年間を思い返すと、一緒にイベントを作り上げた、地元を盛り上げる地域活性化グループ「すいっち」の皆さんや市役所の皆さんのやさしい笑顔ばかりが頭に浮かびます。街と一体になって作り上げた2日間をレポートさせていただきます。

イベント前日

私たちスタッフは、イベント前日に豊岡に入り、地元の皆さんと一緒に会場設営の準備をスタートしました。そんな時、「すいっち」の代表を務める渋谷さんが「当日はみんな、着物でお客さんを迎えたいと思うの。針生ちゃんもどう?」とお声かけいただきました。恐れ多い気持ちもありましたが、クリーマスタッフ唯一の女性だった私は、着物でのお出迎えに参加させていただくことに。普段なかなか着る機会のない着物は、どう組み合わせると素敵なのか想像がつかず、渋谷さんに選んでいただきました。

みんなに囲まれて、まるで私も「すいっち」のメンバーになった気分に!

装飾のおはなし

会場となる「出石永楽館」で初めて打ち合わせをした時、「この歴史ある建物ならではの空気感と、生命力を感じるようなグリーン(植物)を調和させたら素敵な化学反応が起きるんじゃないか」そう思った私は、街で一番人気と聞いたお花屋さんをご紹介いただき、相談してみることにしました。私のふわっとしたイメージをカタチにしてくださったのが、「えびすや」さんでした。

 

準備段階から当日まで、何度も打ち合わせや電話・メールのやりとりを重ね、お互いにイメージを共有し合いながら、ギリギリまで考え抜きました。完成した会場を見たとき、ハッとして言葉が出ないほど素晴らしい空間になっていました。

そして迎えた当日

当日はオープン前から、大勢の方々がお越しくださり会場の前には長蛇の列ができました。まだ始まってもいないのに嬉しくて、すいっちのメンバーや市役所の方々と喜んでしまいました(笑)。オープンと同時に会場内は熱気と笑顔でいっぱいに。

クリーマクラフトキャラバンで繋がる輪

クリーマクラフトキャラバンの開催を重ねていくうちに、「楽しかった!」とリピート出展してくださる作家さんもちらほら。木製ランプシェード作家「ナカオランプ」さんもそんな方です。尾道に続き、今回の豊岡にもご参加いただきました。会場の雰囲気にもぴったりマッチした作品たちは、ひときわ存在感を放っていました。

ブースのまわりは常に人が溢れ、購入して帰る方の姿も多く見かけました。

そしてさらにそれを上回るほど驚きだったのが、布ものクリエイター「そらのき」さん。昨年開催した「Creema Craft Caravan in 尾道」に参加して、街の魅力に引き込まれ、なんと尾道に移住をされたそうです!私も尾道の魅力にすっかりはまってしまった一人だったので、そんな話で大変盛り上がり!

(左:そらのきさん、右:画家-むらいさきさん)

尾道開催の際には来場者として遊びにいらしてくださった、むらいさきさん。今回は出展者として参加くださいました!

画家:むらいさきさん

もちろん、初出展の作家さんも大勢いらっしゃいます。「日々hymy」さんは今回が初のイベント参加。ずらりと並んだ作品はどれも素敵で、見ていてどれも欲しくなってしまいました。

革小物・bagクリエイター:日々hymyさん

その他にも、アクセサリーをはじめとするファッションアイテムからインテリア、フードまで。お越しになった方々は思い思いに作り手の皆さんとの会話やお買いものを楽しんでいらっしゃるようでした。

旅刺繍作家:旅と日常と eeyoさん

「クリーマクラフトキャラバン」が街の新たな魅力に気づくきっかけとなり、その街を大好きになる方がどんどん増えていくと嬉しいな、と改めて思いました。クリーマスタッフと街の皆さんや出展作家さんはもちろん、出展作家さんと街の皆さん、作家さん同士、そしてお越しいただく皆さん全てが「クリーマクラフトキャラバン」を通して繋がり、少しずつですが輪が広がっていくことを目指したいと思います。

豊岡で人気のお店が勢ぞろい

今回は、豊岡の美味しい素敵なお店を「すいっち」さんにピックアップいただき、出展いただきました。一通りマーケットを楽しんだら、ごはんを食べながら休憩。私たちもランチタイムにいただきました!

TANIGAKIさん

TANIGAKIさん

「TANIGAKI FES」を開催するなど、ショップオリジナルのイベントも展開する地元の有名店。この日に販売していたカレーもとっても美味しかったです。

food&coffee+wine:EATさん

food&coffee+wine:EATさん

但馬(豊岡市を含む兵庫県北部エリア)の食材をふんだんに使ったランチメニューは格別です。カメラを向けると、とっても素敵な笑顔で応えてくださいました。美味しいものは人と人の心を通わせてくれますね。

EATさんは、コーヒー豆も販売されていたので思わず購入。自宅で美味しいコーヒーを楽しみながら、豊岡での思い出に浸っています。

中打ち上げでの一コマ

イベント初日が終わった後には、毎回「中打ち上げ」を実施しています。作家さんや地元の方々、クリーマスタッフが一緒に楽しむひと時です。但馬の食材を使った美味しい料理が振舞われました。

中打ち上げの際、お世話になった市役所の大岸さんから「本当に良かった。針生ちゃんありがとう。今回一緒にできて良かったよ。」と言われ、私は涙がポロポロと止まりませんでした。そんなやさしい言葉をかけてくれるなんて大岸さん、ずるい…と思いながらも、豊岡の皆さんにあたたかく迎え入れていただき、喜んでいただけるんて、本当に嬉しかったです。こうやって全国各地から集まった人と人が心で繋がり、一緒に喜びあえるなんて。そんなことが出来るなんて本望だなと思いました。

このような機会を頂けた市役所の皆さん、すいっちの皆さん、ありがとうございました!!

皆さんに「また必ず豊岡に戻って来てね!」と言われて、涙が出るほど嬉しくて、未だに豊岡ロスです。この豊岡でイベントを行い、そして街のみんなと一緒に作り上げることができて、本当に良かったなと心から思いました。クリーマクラフトキャラバンで、またこの街に戻ってきたいと思います。

2018年、最後のクリーマクラフトキャラバンは10/27(土)・28(日)桐生で開催

いよいよ今年は最後の開催地となる「Creema Craft Caravan in 桐生」が、10/27(土)・28(日)に開催されます!群馬県桐生市は、ノコギリ屋根の織物工場や古民家をリノベーションし オリジナルデザインのファッションショップや カフェがオープンするなど、注目を集める街です。江戸時代から残る「有鄰館」を舞台に繰り広げるクラフトマーケットを、ぜひお楽しみください。 

>>「Creema Craft Caravan in 桐生」の楽しみ方はこちら

次回は、福島開催のレポートです。どうぞお楽しみに!

おまけ

イベントが終わった翌日、お世話になったお店に足を運びました。店内はCHALKBOYさんの素敵なチョークアートで彩られ、なんといってもごはんが美味しい!豊岡に行ったら、必ずまた立ち寄りたいお店です。

イベントが終わって1週間後。豊岡では地元の皆さんで打ち上げをしたそうです。その時に、私がお送りさせていただいた手紙を読んでくださっている動画が届きました。私も豊岡に飛んで行きたい気持ちになりました。また豊岡の皆さんにお会いできることを楽しみに、次の旅先「桐生」へ行ってきます!

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