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「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2019)」のPV公開中!伝えきれなかったエピソードやウラ話をご紹介します

「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2019)」のPV公開中!伝えきれなかったエピソードやウラ話をご紹介します

こんにちは。クリーマ編集部の川越です。

 

2018年も終わりに近づき2019年ももうすぐそこ。年始はお家でゆっくりしたいものですが、年が明けたら「ハンドメイドイジャパンフェス冬(2019)(HMJ)」がやってきます!

 

夏のHMJに引き続き、初の冬開催となる今回も3,000名を超えるクリエイターが1月12(土)・13日(日)に東京ビックサイトに集結します。そんな中、先日HMJ冬(2019)のPVが完成しました。

クリエイターの祭典|ハンドメイドインジャパンフェス冬(2019) in 東京ビッグサイト[ PV ]

今回もHMJに向けて作品を絶賛制作中のクリエイターさまにPVに出演いただきました。その中で映像ではお伝えしきれなかった作品へのこだわりや制作秘話、知ったらきっと行きたくなる・会いたくなるエピソードをご紹介します。

「削ってはじめて出会える木目の美しさと面白さ」腕時計作家:Nakariwatch JPさん

【出展日:両日 ブースNo.I-49】

「木」と一言にいっても色々な種類があり、その種類ごとに見せる表情の違いに魅了されたことから木を使った時計の制作を始めたというNakariwatch JPさん。

木は旦那さんの生まれ故郷でもあるタイでプロダクトデザインの勉強をしていたころから使っていた馴染みのある素材だったそう。そんな時に自分たちが「ほしい!」と思えるデザインの腕時計がなかったことから、自分が「持ちたい」と思える腕時計作りをはじめたんだそうです。

木の持つ魅力を引き出すためと考えぬかれたデザインは必要最低限でシンプルに。一枚の木から丸い形に削って作られた文字盤の特徴的な木目は、削ってみてはじめて出会えるもの。特にチェリーやケヤキは様々な模様が面白いとのことです。

時計一つを作るのにいくつの工程があるのですか?と尋ねると「58。細かいのも含めると100以上かな」と即答してくださったNAKARI WATCH JPさん。工程数を把握していることからも伺えるように奥さんによると旦那さんはずっと腕時計のことを考えているのだそう。デザインやサイトに載せる写真のこと、「パッケージのサイズがあと1㎜大きかったらぴったりなのに」「次のイベントではどんな重機にしよう」など頭の中は時計のことでいっぱいでした。

HMJでベルト部分を「硬め」と「柔らかめ」からお客様に選んでいただくと、柔らかめを選ぶ方が多いのですがここだけの話、私たちがおすすめしたいのは硬めなんです。使っていくうちに経年変化で丁度いい柔らかさになり、使う楽しみも生まれますよ。
サイトで見たのをきっかけにイベントに来たけれど、実際に手にとってみたら「やっぱりこっちの方がいい!」と気持ちが変わる方もいらっしゃるので、ぜひ会場に足を運んでお気に入りの一点を見つけていただけたらと思います。私たちもそうですが、作り手さんの中にはシャイな方も多いのでその際には話しかけていただけたらとても嬉しいです!

「グラフィックと刺繍を縫い合わせる」デザイナー:NŪTOさん

【出展日:1日目 ブースNo.B-286】

グラフィックデザイナーという経歴をもつNŪTOさん。その経験を活かし、温かみや柔らかさがあり、ふんわりしているというイメージの強い刺繍を、刺繍の温かみは残しつつももっとデザイン性のある作品を作りたいという思いから形になったアクセサリーです。

パキッとした色合いや、幾何学な模様などデザインにはグラッフィックらしさを重視。こだわりは手間を惜しまない丁寧さです。6本でひと束になっている刺繍糸を6本から2本や3本に分けて細かく重ねて縫うことにより、よりキメの細かい出来栄えになるのだそうです。

刺繍糸を分けることにより、縫う回数は何倍にも増え手間もかかりますが、時間をかけた分だけ触った時にも凹凸感がなくなり「どこまでが刺繍?」「これ布かな?」と思うほどの仕上がりに。何十分も集中して黙々と縫い続けていらっしゃいました。

当日はふさふさした素材を使ったピアスやイヤリング、雪のようなふんわりした冬らしいモチーフのアクセサリーをご用意できたらと思います。デザインも一つ一つ異なり、同じ作品であっても糸の縫い方などに個性が生まれるので、その手作りの温もりも感じていただけたら嬉しいです。

「季節の果物とハーブの新しい味わい方を」渋川飯塚ファームさん

【出展日:両日 ブースNo.K-29】

食材の自然の美味しさを存分に引き出したジャムやシロップなどを作る渋川飯塚ファームさん。

もっとも重要で難しいポイントが煮上げの見極め。レシピやタイマーで時間管理をして全く同じように作ってもその時の天気や温度、果物の状態によって同じジャムができることはありません。そこを人の目や長年の経験で培ったヘラを持つ手の感覚で確認することによって毎回ベストな状態のジャムにできているんだそうです。

渋川飯塚ファームさんのジャムはそれぞれの果物に合わせたハーブを加えているのが一番の特徴。美味しいのはもちろんのこと、「果物の味わいにハーブの力をプラスして、新しいジャムを楽しんでもらいたい」との思いから生まれました。この写真のいちごジャムにはローズヒップとハイビスカスをブレンドしています。

群馬県産の果物にこだわり、直接農家さんと取引した顔の見える果物を使っています。季節のフルーツに合わせてジャムを作るので、その時々によって違った味が楽しめるのが特徴です。1月は体を中から温めてくれるジンジャーと、風邪やインフルエンザ予防に効果のあるエキナセアをブレンドした柚子ジャムを発売します。ジャムとしてはもちろん、寒いこの季節はお湯にといてホットドリンクとしてもおすすめなのでぜひ味わってみてください。

「他にはないような機能性・美しさ・特別感を詰め込んで」かばん作家:THREE PACKSさん

【出展日:両日 ブースNo.J-80】

カジュアルな印象のある帆布を使い、他にはないような特別感があるカバンを作ってみたいという思いから生まれたTHREE PACKSさんのミニトート。「革だと思っていた!」そんなふうに思う方も多いほど上品さを感じる帆布のバッグです。大切にしているのは「機能性」「美しさ」「特別感」の3つ。

製法は実際の使い勝手を重視。縫った生地をひっくり返して完成させる一般的な作りのバッグとは違い、縫う前に生地を全て折りたたむヘリ返しという作業をしてから縫うことで、ディティールや直線の美しさが生まれているんです。クッション材も最後にスポンとカバンの中に入れます。たくさんの工程に隠された機械では作れないような特別な作り方がTHREE PACKSさんが大切にしている3つのコンセプトを支えていました。

「手を抜いたら抜いただけ作品への愛着が薄れてしまいますが、手を掛けた作品ほどお客様からの反応をいただいたときの喜びも大きくなります。」丁寧にパーツを仕上げる奥さまと、それを我が子のように組み立てる旦那さま。そんな2人の手間暇と小さな思いの積み重ねが詰まっていました。

約320gとティッシュボックスケース2個分よりも軽いのに加え、底板も入っているので荷物をたくさん入れても型崩れも起こりにくいこと、持ち手部分に革も巻いていることで持ち心地もよくしっかり手に馴染むことなど、他にもこだわって作っている部分がたくさんあるのでぜひ会場でお手に取って実感していただきたいです。

PVに登場する作品は他にも!

作家さんの作業場へ伺ったのに加え、今回は作品をお借りしてCreema本社でも撮影しました。その撮影風景も少しだけお見せいたします。

陶芸家:藤乃井焼 ちふる窯さん【出展日:両日 ブースNo.I-22】

ランプマンを生み出す人:cb worksさん【出展日:両日 ブースNo.I-43】

画家:さかいまゆこさん【出展日:両日 ブースNo.G-10】

木工作家:Murakamiwoodworksさん【出展日 両日:ブースNo.H-59.58】

思いは夏より熱く。作り手の思いに触れると愛着も楽しみも2倍に

今回はPVに出演いただいた4組の作り手さんをご紹介しました。作品のことを伺うと、どの作家さんもあれもこれもと色んな思いが溢れて、ご自身の作品をどれだけ大切にしているか、ものづくりにどれだけ真剣に向き合っているかが伝わってくるようでした。

 

そして、Creemaにはそんな思いを持った作り手さんが大勢いらっしゃいます。こんなにたくさんの愛情を注がれた作品たちに出会える、それがHMJです。「かわいい」「すごい」と作品に惹かれるのはもちろんのこと、そこに乗った作り手さんの思いもぜひ一緒に受け取っていただけたら嬉しいです。

 

1つ聞くと2つ3つと返ってくる。それだけ皆さんにお伝えしたい思い、こだわりがあるんです。会場に足を運んでいただいた際にはぜひ、作り手さんとお話ししてみてください。知ったら誰かに話したくなるような、語れるお買いもの体験をお楽しみいただきたいです。

 

出展者一覧も公開していますので、「行くよ!」という方はもちろん、まだ迷っているという方も、お気に入りの作品や作り手さんを探してみてはいかがでしょうか。1月12日(土)13日(日)は東京ビッグサイトでお会いしましょう!

1月12日(土)・13日(日)開催「ハンドメイドインジャパンフェス冬(2019)」の楽しみ方を大公開!

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