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「クリーマクラフトパーティ2019」のPV公開中!伝えきれなかったエピソードやウラ話をご紹介します

「クリーマクラフトパーティ2019」のPV公開中!伝えきれなかったエピソードやウラ話をご紹介します

こんにちは。クリーマ編集部の川越です。

 

もうすぐ「クリーマクラフトパーティ2019」がやってきます。桜も咲く、今年は4月6日(土)・7日(日)の春に開催します!気持ちの良い春風と一緒に、あのクラフトパーティの生き生きとした活気をぜひ、開催地のインテックス大阪で味わいにいらしてください。

 

イベントに先駆けて、クリーマクラフトパーティ2019のPVが先日公開されました。全国3,000名の作家さまやデザイナー、マーケットやワークショップなど盛りだくさん。PVでも素敵な作家さんや作品をご紹介しています。

【PV】クリーマクラフトパーティ2019 in インテックス大阪

クリーマクラフトパーティに向け、制作に励む作家さん4組にPVへご出演いただきました。今回は1分間の映像ではお伝えしきれなかった作品のこだわりや制作秘話を、より詳しくご紹介します。ここでしか聞けないこぼれ話も、ぜひお楽しみください。

「身につけるとこんな風に見えるんだ、というギャップも楽しんで」クリエイター:CAPRISさん

【出展日:両日 ブースNo.A-59】

特徴的なデザインの中にもシンプルな使いやすさを感じるCAPRISさんのアクセサリー。普段は建築のお仕事もされているという、ものづくり一筋なお方です。

細長くカットされた真鍮を思いのままに、ねじって形にしていきます。自分が思いついたときに面白がれるかどうか、「早く作りたい!」という気持ちになって工房へ向かえるかどうかということが、作品の出来栄えや良さにも繋がっているそうです。

トントンと真鍮の表面に模様をつけていく、リズミカルな音が力強くあたりに響き渡ります。イベントに向け、普段サイトに出品している作品よりも直感的に作った一点ものもたくさんご用意いただけるとのことでしたので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

ご自身の太めのバングルを、その見た目から「きしめん」という愛称で呼んでいたCAPRISさん。「今日はきしめん作ってくるわ!と言って工房へ向かうんです」、と愛嬌たっぷりの旦那さまのエピソードを奥さまが教えてくださりました。

イベントで足を止めてくださるお客さまの中には、初めは「私に似合うかな」と不安に思われる方もいらっしゃるのですが、実際につけてみたら「意外といける!」という反応をいただくことが多くあります。身につけるとこんな風に見えるんだ、というギャップや意外性を喜んでくださる方も多いので、デザインは特徴的だけど、ちゃんと使いやすいんだということを会場でお試しいただけたらと思います。

「シンプルだからこそ素材にこだわって」富士金梅帆布鞄製作:niccaさん

【出展日:両日 ブースNo.E-11】

地元・滋賀県の富士金梅(ふじきんばい)という帆布を使ったトートバッグやショルダーを制作されているniccaさん。たまたま出会ったというこの生地は、使い勝手もよくバッグ作りを始めた頃からずっと使い続けている、思い入れのあるものなんだそうです。

横長のデザインが特徴的なトートバッグは、お客様のご要望にお応えしながら試作してたどり着いた形。お店でも一番人気の作品です。

柔らかい帆布の優しい雰囲気をそのまま活かせるよう、デザインはシンプルに。内布にも同じ帆布を使い、より丈夫に。シンプルだからこそ素材にこだわって制作していらっしゃいました。

部屋の片隅にはロールの生地がたくさん。どの場面でも使っていただけるように、と派手すぎない落ち着いた色を選ぶようにしているそうです。

最後に取っ手部分の金具をパチンと留めれば完成です。

今年の一押しは春にぴったりなマスタードカラーです。会場にもお持ちするので、ぜひお手にとって生地の柔らかさや肌触りを感じていらだけたらと思います。

「オーダーメイドシューズでお客さまを笑顔に」ハンドメイドシューズメイカー・Yusuke Omoriさん

【出展日:両日 ブースNo.D-21,22】

日常の中で履いてもらいたいという思いから靴づくりに励むYusuke Omoriさん。毎日履いてもらいたいからこそ、できるだけ軽く楽に履けるように作られていることがいちばんの特徴です。 靴作りの講師としてお仕事もされているとのことで、ご制作されている靴について分かりやすくご説明してくださり、オーダーメイドの靴作りという点からも、お話をすることを大切にしていると教えてくださいました。

お邪魔した工房はとってもおしゃれな雰囲気。まさに「ものづくりをしている」というイメージぴったりの素材や道具、靴でいっぱいでした。神戸にある工房はもちろん、イベントでもオーダーを受け付け、足のサイズを測るところからお客様の足のお悩みなどに合わせて、世界に一つ自分だけの靴を作ることができます。Yusuke Omoriさんの道具へのこだわりはこちら!

足が不自由な方のための靴作りを学ぶ専門学校で学んだ知識と経験を活かした、Yusuke Omoriさんの靴作り。革の切れ目や縫い目が関節部分へいかないようへの工夫や、解剖学に沿って理屈の通った木型を使うことなど、足と靴の関係を考え抜いたYusuke Omoriさんにしか作れない一足です。

今回私が初めて知ったのがそれぞれの靴の名前の由来。実はつま先の形に秘密があったんです。カジュアルに履ける先がコロンと丸いタイプが神戸の街の名前。トラディショナルな印象の先がとんがっているタイプが京都の街の名前。作品のコンセプトまでしっかりしていて、靴選びもさらに楽しくなります。

軽さと履き心地を実現するために、一枚革を使用。一般的な靴より軽いのに丈夫で柔らかい革を使うことで履き心地、足あたりにもこだわっています。

日常を少しでも楽しく過ごしてもらおうというコンセプトからできているので、ちょっと良い靴を履いて、気持ちを高めていただけたらなと思っています。実際にお会いできる機会ですし、履いてこその靴だと思うので試着だけでもしていただけたら、この靴の良さが伝わるのかなと思います。

「可愛いのはもちろん、使い心地も大切に」高地佐代子・tama10さん

【出展日:両日 ブースNo.H-45】

幅広いお客さまに愛用していただけるように、との思いで器作りをする高地佐代子・tama10さん。ご自身も和食器が好きなことから四季を感じる器を作りたいと陶芸をはじめ、その後お菓子をモチーフに取り入れた、高地さん独自のオリジナリティを生かした作品も作り始めました。

まずは土をこねます。ゴロンゴロンと音をたてながら土がやわらくなるまで。

器の形にしたら、底の厚みを確認しながら縁などの余分な部分を削っていきます。ヘラを入れると気持ちいいほどにヒューっと土が削り出されます。

クッキーから作ったというクッキー型を使用し、土を型にはめて取っ手部分を作ります。土を型にはめ、周りを抜き型できれいに整えます。白い土に他の色の土を混ぜ込んで、美味しそう!と思えるようなリアルな色味と質感を再現。そしてなんと、器にくっつく部分はナイフでカット。こんなにきれいに作ったのに…とちょっと切なくなるようでしたが、丸めてまた新しいクッキーになるんだそうです。

クッキーと器に使用している土の成分が異なるので、両方にサッと網目を入れて、ノリの役割となる土を塗ってしっかりとくっつけます。見た目の可愛さだけでなく絶対に取れないような工夫もされています。

面白いデザインを、というコンセプトで作品を考案していますが、使い心地も大切にしています。特にマグカップは取っ手の部分に指が通せないので、その分本体を軽量に。お客さまの中には可愛いというイメージが先行して、クッキーの部分を持つと取れてしまうのでは?割れてしまうのでは?と思っている方もいらっしゃるようなので、会場で実際にお手にとっていただき、丈夫な作りを確かめていただけたらと思います。

今年もコマ撮り撮影を行いました

クラフトパーティのPV恒例となっているコマ撮り。 動画が始まる最初の7秒ほどのシーンですが、映像の中で実はもっとも時間がかかっている部分なんです。1カットずつ作品を1mm〜2mmほど動かしながら地道に写真撮影。この日は約8時間かけて撮影をしました。

 

今回のPVの裏テーマはピクニック。背景となる生地には、レジャーシートをイメージした春っぽい模様に、作品を引き立ててくれるデザインをチョイス。 登場するアイテムがカゴバッグから出てくるという演出で、これからピクニックが始まる…!というワクワクした気持ちを感じられるものにできたらと考えました。141硝子 石井洋平さんの怪獣の形をした花瓶の口からお花が咲く、というよく見ていないと気づけないような細やかな演出も要チェックです。よーく見ると一つだけ時計の針が…!?ぜひPVをお確かめください。

撮影で使用した作品はこちら

藤カゴバッグ(紺ストライプ)toricotouさん 【7日 E-119】

tinysquareTegamiさん【両日 H-8】

花瓶怪獣 グラスザウルス #37141硝子 石井洋平さん 【両日 H-48】

チタン結晶 鎬カップ&ソーサー(赤土)平安楽堂 松岡賢司さん 【両日 H-21,22】

彩色線つなぎ紋長皿勝村顕飛さん 【両日 H-37,38】

Asymmetry riceflower bouquet かすみ草Cache Cacheさん【7日 A-8】

革の手染め財布「人魚姫 No.30(二つ折り財布)」Zakkabakkaさん【両日 E-14】

Wool Pink Tweed ショルダー&クラッチバッグseptoile セプトワールさん【両日 B-6】

グルグルグルと革紐を巻いた…A5サイズのノート(手帳)アトリエ わっかさん 【両日 D-31】

夏帽 whipbéret(ホイップベレー帽)/naturalNEKOKAMURIさん【両日:D-56】

受注製作 手書き チューリップのスマホケースむらいさきさん 【両日 J-18】

春の訪れを感じるミモザハーバリウム Mcandleさん【両日 C-16】

真鍮バングル「with」x「line」CAPRISさん【両日 A-59】

お濃い抹茶と北海道小豆のチーズケーキ菓茶みきやさん【両日 G-30】

ねこクッキー(ココナッツ)お菓子屋ニャンライズさん【両日 G-31】

下調べをしてクラフトパーティをもっと楽しもう

来月に迫ったクリーマクラフトパーティ。PVや出展者一覧でお気に入りの作品や、会ってみたい作家さんを前もって見つけておくと当日がもっと楽しみになります。1点ものの作品ばかりなのでこれが欲しい!とすでに決めている方はお早めのご来場がおすすめです。

 

今回の取材をさせていただいた4名の作家さんは、イベント当日を楽しみに作品と向き合う姿が印象的でした。「こんな風に作っているんだ」「こんなことを考えて作られているんだ」そんな背景を知っていただけることも、作り手にとって嬉しいことの一つだと教えてくださいました。中には、「イベントで作品が売れることはもちろん嬉しいけれど、来場者の方とたくさんお話ができることはもっと嬉しい」そんなふうに語ってくださった作家さんも。

 

会場には今回ご紹介したもの意外にも、心を込めて大切に作られた作品がたくさん集まりますので、まずは作品をお手にとって、ご試着して、手作りの温かみを感じていただけたらと思います。

4月6日(土)・7日(日)開催!「クラフトパーティ2019」の楽しみ方!

イベント概要

名 称 : Creema Craft Party 2019 (クリーマクラフトパーティ2019)

日 時 : 2019年4月6日(土)・7日(日) 各日 10:00~17:00

場 所 : インテックス大阪6号館C 大阪市住之江区南港北1-5-102

交通 : http://www.intex-osaka.com/jp/access/train.html

入場料 : 前売券 700円(1日券)/当日券 900円(1日券)
【購入】https://craftparty.jp/tickets

e+(イープラス)/セブンチケット/チケットぴあ/ローチケHMV/Aちけ

出展者 : 約3,000名(見込み/2日間合計)

URL : https://craftparty.jp/

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主 催 : 株式会社クリーマ

後援 : FM802、KDDI

協力 : ABC朝日放送

特別後援 : ハンドメイドインジャパンフェス

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