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\おうちで旅気分!/おみやげやCreema〜世界編〜
なかなか気軽に旅行にいけない日々が続きます。いつか行ってみたい憧れの土地、慣れ親しんだ懐かしいあの土地へ、作品で旅気分を味わってみませんか?
おみやげやCreemaと題して、その土地ならではのおみやげをモチーフにした作品をご紹介します。
先週の日本編に引き続き、今週は世界旅行に行った気分になれるような、世界編を公開しました。
読みものではいくつかの地域をピックアップしておみやげについて紹介しますが、特集では全国のおみやげを紹介しており、見ごたえのあるラインナップとなっています!ぜひ特集も併せてお楽しみくださいね。
知っているようで実は知らない、あの有名なおみやげの由来やエピソードも?おみやげやさんで、どれを買おうか悩むような気分で、どうぞお楽しみください。
【目次】
マトリョーシカ 〜ロシア〜
バブーシュ 〜モロッコ〜
台湾花布 〜台湾〜
ダーラナホース 〜スウェーデン〜
フラダンス 〜ハワイ〜
モアイ 〜イースター島〜
マトリョーシカ 〜ロシア〜
まずご紹介するのはロシアを代表する民芸品、マトリョーシカ。Creemaでも出品が増え始め、入れ子状に入っていく可愛らしい姿に魅了されたファンも多いのではないでしょうか。
こちらは水色の頭巾をかぶったsmileboxさんのマトリョーシカです。水色の頭巾をよく見ると、青空に虹がかかり、並木道が見え、前掛け部分には赤ずきんに、狼。一見エプロンの柄のように見えていたものでも、じっと眺めているといろいろな物語が連想されます。
大きな2つ、赤ずきんと狼を並べれば童話『赤ずきん』、残りの小さな3つを並べれば『三匹の子豚』と、並べ方次第でもいろいろな物語世界を楽しめますよ。
ー名前の由来
では、ここからはそんなマトリョーシカの歴史についてご紹介します。そもそも「マトリョーシカ」という名前の由来は、ロシアの女性の名前としてよくあるマトリョーナ(Matryona)から誕生しました。そしてマトリョーシカの「シカ」は日本語で言う名前の下につける「ちゃん」と同じ意味です。
そんなマトリョーシカが誕生したのは、100年ほど前。人形から、また人形、さらに人形……とたくさんの人形が出てくることから、安産、子宝のお守りとも言われています。
ー起源は日本にあった!?
マトリョーシカ誕生のルーツは箱根の名産品のひとつである「七福神の入れ子人形」だと言われています。
きっかけは19世紀末。箱根にあるロシア正教の保養所で過ごしていたロシア人が、日本のお土産として箱根の入れ子人形をロシアに持ち帰ったとされています。
ー願いが叶う?こんな言い伝えも。
入れ子状のマトリョーシカですが、ロシアでは一番小さいサイズの人形が「希望」と呼ばれているそうです。その「希望」に願いこめ、息を吹き込んでから閉じると、願いが叶うという言い伝えがあります。マトリョーシカをお迎えした際には、そっと願いを込めてそばに置いてみてはいかがでしょうか。
バブーシュ 〜モロッコ〜
モロッコの伝統的な履物であり、民族衣装の1つとも言われているバブーシュ。モロッコの家庭では家の中でも、外でも履かれている履き物です。こちらは、ハナトイロさんの室内履き用バブーシュ。オフホワイトで優しい色味の中に、スパンコールが上品にきらめく、落ち着いたデザイン。季節問わず履けるお色味です。
ー名前の由来、特徴
バブーシュの名前は、ペルシャ語で「足を覆うもの」と言う意味。その特徴は、一般的なスリッパと比べると丸いつま先部分と、ぺったんこなかかと部分。かかとを立ち上げることなくそのまま履くことができます。そして、履いているだけで気分が上がるようなカラフルな色のものが多いのも特徴です。スパンコールやビーズなどが刺繍された華やかなデザインも素敵ですよね。
ーデザインだけでなく、履き心地も◎
デザインの可愛さだけでなく、実は履き心地も良いのがバブーシュの魅力。革製ですが蒸れにくいので、これから暑くなる季節にもぴったり。ベタベタせずさらっとしたはき心地でストレスフリーに履くことができますよ。
また、夏のみならず冬場にもおすすめ。断熱性があり足先の冷えを守ってくれるので、一年中履き続けるのにぴったりな靴です。
履き続けことで革が足に馴染んできますので、自分の足のサイズに合うようにフィットしていきます。なので、サイズはぴったりのものや、一回り小さいサイズを購入されるとバブーシュ特有のフィット感が生かされるのでオススメですよ。
日本ではスリッパ、ルームシューズとして履く方が多いと思いますが、おうちで履くなら、スパンコールや色柄もぜひお好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。おうちだからこそ華やかなデザインをチョイスして楽しめば、気分も上がりそう。お好みの一足を探してみてくださいね。
台湾花布 〜台湾〜
続いてご紹介するのは台湾花布。Good Taiwanさんのころんとした形が可愛らしい、台湾花布の猫型バッグです。チャイナドレスの布地、台湾製絹織物と花柄引き立つ台湾花布を組み合わせて作られています。目を惹くお色味ですが、着物にも、ドレスにも合う上品な作品です。そしてGood Taiwanさんの作品は、すべて柄の出方に個性が現れる一点もの。ぜひこの機会に他の作品もご覧になってみてくださいね。
ー描かれているのは、日本ゆかりの草花たち
台湾の伝統的な布である台湾花布。赤やピンク、水色など鮮やかな色をベースに、大きな牡丹の花が描かれた布地です。色鮮やかな背景に大きな花が描かれ目を惹きますが、それと同時にレトロでどこか懐かしさを感じるデザイン。毎日のコーデに物足りなさを感じた時や、気分を上げたい時、異国情緒を感じるアクセントとして台湾花布のアイテムを加えてみてはいかがでしょうか。
台湾花布の代表的な花柄は、牡丹を中心に多数の花を華やかにあしらわった「牡丹四季花」と呼ばれる図案です。描かれている花は、”幸福や富の象徴”とされる牡丹を中心に、梅、菊、菖蒲など四季折々の小花が鮮やかな生地にプリントされています。日本でもゆかりのある草花が描かれているため、どこか親しみやすいのではないでしょうか。
台湾花布の特徴は、同じパターンが繰り返されるのではなく切り取る場所によって異なる模様が生まれる点です。一見似たような柄に見えても、様々な表情が楽しめます。そのため、台湾花布のバッグやポーチは、似ているようで全てが異なる一点もの。本場を訪れた際には、市場に行って実際に好みのデザインのものを吟味してみたくなりますね。
ダーラナホース 〜スウェーデン〜
装飾が施された赤や白の馬、ダーラナホース。北欧雑貨がお好きな方はご存知かもしれませんね。
こちらは、michikusa~fellowさんの春色ダーラナホース。5色の春らしいカラーのダーラナホースの中からお好きな色を選ぶことができます。お気に入りの色を1つ選ぶもよし、色違いで並べて飾っても素敵。追加でオプションを選択すれば壁に掛けて飾ったり、花器として楽しむこともできますよ。他にも、コーヒーフィルターホルダーや、母の日の贈り物にもおすすめのフラワーアレンジメントなどmichikusa~fellowさんが手掛けるダーラナホースの作品たち、ぜひチェックしてみてくださいね。
ー由来と言い伝え
ダーラナホースは、名前の通りスウェーデンのダーラナ地方で生まれた置物で「幸せを運んでくれる」という言い伝えがあります。そのため、誕生日祝いや出産祝いなどにもおすすめ。ダーラナホースが贈った相手へ幸せを運んでくれるかもしれません。
誕生したのは18世紀頃だと言われ、その背景にはスウェーデンの気候にまつわるこんなエピソードも。そもそもスウェーデンは寒く、日照時間が少ない地域です。そのため子どもたちもお家で過ごすことが多く、なかなか外で遊ぶ機会がありませんでした。そんな子どもたちのために、仕事終わりの木こりたちが材木の切れ端を使って、木彫りの馬のおもちゃを作ったのがダーラナホースの始まりだと言われています。
ダーラナホースの特徴の1つとして、馬の背中にある花や植物のツルのような模様が挙げられます。これは「クルビッツ」と呼ばれ、ダーラナ地方の伝統的な模様であり、生命力の象徴だとされています。
伝統模様が華やかで可愛らしいダーラナホース。玄関やリビングのちょっとしたスペース、デスクなどに飾れば、お部屋に幸せを運んできてくれるかもしれません。色も元々は赤がベースですが、カラフルなものも増えているので、お部屋のインテリアや雰囲気に合わせて、好きな色のものをお迎えしてみてはいかがでしょうか。
フラダンス 〜ハワイ〜
続いてご紹介するのは、観光地としても人気のハワイで有名なフラダンスです。
OYOYOさんのオリジナルキャラクターオヨヨちゃんのブローチをご紹介します!
「アロハ!夏休みでハワイに来てるよ~。
https://www.creema.jp/item/5790986/detail
ビーチでフラダンスを教えてもらったの。
夢中で一日中踊ってたら日焼けしちゃった!」
こんがり焼けた肌で、ハワイ旅行を満喫しているご様子です。
マッチ箱に入るほどの小さなサイズのブローチで、トップスやバッグなどのワンポイントに身につけやすい大きさです。お洋服にオヨヨちゃんを登場させてみてはいかがでしょうか?
ーフラダンスの「フラ」とは?
ハワイの伝統的な民族舞踊である、フラダンスですが、「フラ」の意味をご存知ですか?フラとは、ハワイ語で「踊り」の意味を持つ言葉です。そのため正式名称は「フラ(hula)」なんです。
まだ文字が無かった頃、神へ想いを伝えるための手段として使われたことが始まりだと言われており、神に捧げる儀式としての踊りとされています。ハワイとフラの関係は深く根付いており、「フラとはハワイであり、ハワイとはフラだ」という言葉も存在しているほど。フラを通して、言葉では伝えきれない想いや、後世へ受け継いでいきたい気持ちなどが表現されていました。ハンドモーションと呼ばれる、手をひらひら、ゆらゆらとする特徴的な動きで、花や海、太陽などが表現されています。
モアイ 〜イースター島〜
最後にご紹介するのは、イースター島にある大きな顔を模した石像、「モアイ」。大きな顔を持つ巨大な石像モアイが、卓上サイズのランプになりました。
作り手は、3Dプリンターでオブジェやアクセサリーを制作される323工房さん。3体並んでいますが、端の一体は少し傾いていますね。これは発見までの年月の間に倒れてしまっていた事実を反映させてあえて傾かせたという作家さんのこだわりが込められています。
ライトをつければふわっとモアイが浮かび上がり、一気に謎に包まれたモアイ独特の雰囲気が増しますね。
ー謎に包まれるモアイ
そんなモアイがあるイースター島はチリ領ですがチリからは約3700kmも離れており、二等辺三角形の形をした孤島です。瀬戸内海に浮かぶ小豆島と同じほどの大きさの島ですが、なんと1,000体ものモアイが存在していると言われています。そしてモアイの平均的な大きさは、3mを超え、重量は20トンもあるそうで、大きいものだと高さ20mを超えるものも!
なぜ作られたのか、どうやって作られたのか、どのようにして運んできたのか……世界の七不思議と呼ばれるモアイは、未だに多くの謎に包まれています……。
おみやげやCreemaで、のんびり旅気分を!
2週に渡って、気になるおみやげ、知られざる豆知識などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。おうちで過ごすゴールデンウィーク、特集で少しでも旅気分が味わえたらきっと楽しい気分になれるはず。新たな発見があれば、お買い物もより楽しくなりそうですよね。おみやげやCreemaでのんびり、旅気分をお楽しみください!
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