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2022年は寅年!寅年にまつわるエピソードとお正月に飾りたいインテリア作品
年末年始の時期になると気になるのが、今年の干支。2022年は寅年ということで、Creemaにも2022年におうちに飾りたくなる、ユニークな寅モチーフの作品が数多く出品されています。
寅の姿が勇ましい作品から、可愛らしいデザインの作品まで……おうちで過ごすことの多いお正月に、ぜひ縁起の良い寅年の作品を探してみましょう。今回は、寅の持つ意味合いやエピソード、寅年にぴったりのインテリア作品をご紹介します!
古くから寅(虎)が象徴してきたもの
十二支の中では3番目にあたる「寅」。
寅は慣用句で「一日にして千里を行き、千里を帰る」といわれるほどの強靭な生命力を持っており、厄災を払い、家運隆盛を導くといわれています。外敵をぐぐっと見据える強い視線から、魔除けの意味合いで描かれることもあったそう。
そうした力強さを感じさせてくれる寅ですが、仔に深い愛情を注ぐことでも知られており、「親子の絆」の象徴としても親しまれているそうです。
また、「決断力」と「才知」の象徴として、古くから縁起物としても人気がある動物です。
十二支は寅ではなく、獅子だった?
十二支を考案した中国では、元々、寅のポジションは獅子であったとする言い伝えも残っています。
これは、昔に獅子が悪事を働き、神様が獅子を十二支の動物から外したいと考えた……とするエピソードから。獅子を十二支から外すと動物が一匹少なくなってしまうため、獅子の代わりに、害を及ぼす獣たちを退治すると言われる寅を十二支に入れたのだそう。
寅は古くから、その威厳ある姿から厄払いの象徴でもあったことがわかりますね。
強運を持つ?!2022年生まれは「五黄の寅」
干支を元にした占いでは、寅年生まれの人は前向きで強い信念を持ち、何事にもリーダーシップを持って取り組むパワフルな人が多いと言われています。
また、社交的でサービス精神も旺盛なことから、周りの人々に頼られ、その場を盛り上げるムードメーカー的な一面も……?!
あくまで占いではありますが、威厳があり仔の面倒をよく見る寅の性質が反映されていて、面白いですね。
また、2022年は、36年に1度の周期で巡ってくる「五黄の寅」にあたる年でもあります。「九星」という中国の古くからの信仰と十二支を組み合わせた呼び方です。
九星の中の「五黄土星」は、生まれながらにしてリーダー気質を持ちシップが強く、強運の持ち主なのだそう。さらに寅年の重なる年、つまり五黄の寅の年に生まれた人は、非常に強い運勢を持つとも言われています。
お正月に飾りたい!寅年の干支飾り12選
干支の作品を飾ると、新しい年の訪れを感じて新鮮な気分になりますよね。縁起物としても人気の寅モチーフは、ぜひ長い期間飾りたいもの。他にはない、ユニークで魅力的な寅の干支飾りをご紹介します!
あしたば硝子工房さんの、ちょこんとならんだ姿が可愛い、寅の親子のガラスインテリア。身体の模様は、白・茶・黒のガラスのパウダーを透明のガラスの中に閉じ込めて繊細に作られたとのこと。おっとりとした表情と、丸みのある姿に癒されますね。
羊毛フェルト作家 ぎんぺー堂さんの、手のひらサイズの寅のぬいぐるみ。ちょこんとお座りした姿が愛らしく、瞳は6色の毛糸を混ぜて仕上げており、とても繊細な色合い。眺めれば眺めるほど、キュートな表情のとりこになってしまいそう。
廃材や間伐材を原料とする "木粉粘土" を主に使用した置物などを手掛けることほぎさんの寅飾り。2023年の干支「卯」も一緒になっているのがユニークです。「兎」はその穏やかさから家内安全、跳躍力から飛躍や向上を表すと言われており、寅とダブルで飾ればダブルでおめでたいはず! 来年のお正月まで活躍してくれること間違いなしです。
九谷焼の窯元 kokuzougamaさんの、椿と唐草が描かれた縁起のいい置物。一つひとつ職人が手作業で絵付けをしています。むんっと結ばれた寅の口元や表情も愛らしく、ほどよくかたちがデフォルメされているのも独創的です。
高知県の木工作家 木工房ゆうむさん手掛ける、ブナの木を切り抜き手磨きして作られた干支飾り。小ぶりで、木製のナチュラルな存在感のため、場所を選ばずにさりげなく飾ることができますよ。
こちらは、ガラス作家 鈴木俊也/TOSHIYA SUZUKIさんの白虎の置物。リアルな造形で迫力があります。フォルムはもちろん、勇ましい表情も精巧に作り込まれています。付属の黒塗り台と金屏風と共に飾れば、さらに凛々しい雰囲気に。
ひよこ窯さんが手掛ける陶器の寅の置物。黄色ではなくホワイトタイガーで、表面はほっこりと温かみのある質感です。頭の上には、ひょっこりとオカメインコの姿ものぞきます。愛嬌溢れるお顔からは、どこか猫のような可愛らしさも感じます。
カマクラ張子さんの、タコを抱えた寅の置物。タコ=多幸で、幸せがたくさん訪れる縁起物といわれています。名入れも相談できるので、受験生や就活を控えた方への贈り物としてもいかがでしょうか。
アートフラクタルさんの、寅と和の縁起物で彩られた華やかな干支だるま。小ぶりながらもパワーを感じる作品です。中華圏で虎の姿をした神様である『虎爺 (フーイエ )』がモデルとなっており、力強い視線で新年を頼もしく見守ってくれそうです。
kumakoroさんの、ちょっぴり困り眉なのが可愛い親子寅。後ろには、小さいながらもきちんと尻尾もついていますよ。鏡餅と組み合わせたり、お気に入りのぬいぐるみと並べてみたり……色々な飾り方が楽しめそうです。
縁起物としても◎寅年モチーフの作品を迎えよう
たくましさと優しさの両方を持つ、寅。寅年の作品を飾れば、新年も心強い気持ちで過ごすことができそうですね。
来年は寅年の中でも、「壬寅(みずのえとら)」と呼ばれている年で、「冬が厳しいほどに、春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる」という意味を持ち、例年以上に希望を感じさせてくれるような年になるかも。
来年がより良い方向に進むことを願って、おうちに寅の作品をお迎えしてみてはいかがでしょうか?