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〈お出かけノート〉第13回TIS公募受賞作品展に行ってきました

こんにちは。クリーマの宮崎です。今日は、「第13回TIS公募受賞作品展」に行ってきました。


「すべて、一枚の紙の上で生まれた」ということに驚きます。めくるめく、イラストレーションの世界に引き込まれました。


東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)が主催する「TIS公募」は、新たな才能の発掘とイラストレーションの普及を目指し、オリジナル作品およびイラストレーション原画作品を公募するコンテストです。

今年で13回目となるTIS公募。その受賞作品展が、10月8日から22日まで、Gallery5610にて開催されています。

表参道駅から1本道を入り、てくてく歩くと、趣のあるギャラリーが見えてきました。

赤茶色のレンガに、とても気になるサインとポスターが...。

可愛らしいパンのお出むかえ

「パン!」と、思わず声を上げてしまったのは、道行く人々もたびたび目をとめる、とても可愛らしいパンのサイン。

今回の公募展のメインビジュアルは、今回の「TIS公募」で金賞を受賞された彦坂木版工房さんが手がけられています。

彦坂木版工房さんの、コッペパン、クリームパン、バタール、カンパーニュ小が出むかえてくれました。

ギャラリーに展示されているのは、入賞・入選作品47点。それぞれの描き手の世界が広がっています。

見たことのない風景に触れ、どこかにこんな世界もあるのかなと想像してみたり。何気ない街角の風景に、いつかの自分の思い出を重ねてみたり。心が温かくなっては切なくなってと、数十分の間に、私の内側は忙しく動きっぱなしでした。

同じ一枚の真っ白な紙から生まれた作品。そのパワーに圧倒されました。

 

クリーマから4人で伺いましたが、その中に、彦坂木版工房さんの木版教室に通っているメンバーも。

「コッペパンの作品をよく見ると、うっすらと木目が見えるんですよ」という話を聞くと、木版で優しく刷り上げている風景が浮かんでくるよう。

間近でじっくり見ることで、気づくこと、感じることもたくさんありました。

入選作の中には、クリーマで活動するクリエイター波田佳子さんの作品も展示されています。

また、浅田次郎著「鉄道員(ぽっぽや)」や、酒井順子著「負け犬の遠吠え」などの名著をはじめ、数々のイラストレーションを手がけられた井筒啓之さんも審査員のお一人でいらっしゃいました。

 

1点1点の作品表現、イラストレーションに込められた思いを想像するだけでも、まるで知らない世界を旅するような気持ちになります。

日常の中で出会った、豊かな時間でした。

「第13回TIS公募受賞作品展」開催情報

・2015年10月8日(木)~10月22日(木)

・Gallery 5610

 東京都港区南青山5-6-10 5610番館

 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B3出口より3分

・11:00 ~ 18:00(金曜日は19:00まで)

・日曜祝日休廊

・入場無料

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