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大容量でもおしゃれに持てる。帆布リュック4種類、どれだけ荷物が入るか試してみました

大容量でもおしゃれに持てる。帆布リュック4種類、どれだけ荷物が入るか試してみました

こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。

 

普段は小さ目バッグとミニ財布で身軽に生活している人でも、上着やパソコン、ペットボトルや本など、荷物の多い日はどうしても避けられないもの。

かといってスーツケースは機動性にかけるし、ボストンだと重くて腕がつらい……そんな方におすすめしたいのが、少し荷物が多くても両肩で楽に背負えて、両手も空いて便利な、大容量のリュックサックです。

 

クリーマでは、きれいめな装いにも似合うような、おしゃれでかわいいデザインのリュックがたくさん販売されています。今回はその中で、サイズやデザインが異なる4つの帆布素材のリュックを作家さんからお借りし、実際にどのくらいの荷物が入るのか試してみました。また、身長160cmの女性スタッフ、180cmの男性スタッフが背負った感じも比較してご紹介。ご自身のライフスタイルにぴったりのリュックを探してみませんか?

今回試してみた帆布リュックは、この4つ。

今回ご紹介するリュック

今回ご紹介するリュック

〈用意した荷物〉

・ふんわり厚みのあるニットカーディガン

・中厚手のパーカー

・大判ストール

・1泊分のインナーなどを想定した巾着袋(中身はビニールの緩衝材で代用)

・長財布

・ポーチ2個

・折りたたみ傘

・13インチのノートパソコン

 

※ポーチはスタッフ愛用の作品に、普段使っている物を入れた状態で使用しました。

上)n*s styleさんの「ふたごポーチ(色違い)」

下)everlastingさんの「大人の 使いやすい大きさのポーチ(色違い)

パソコンも入って、四角い形をしっかりキープ。aoya bagsさんのリュック

最初にご紹介するのは、aoya bagsさんの四角い形が目を引くリュック。すっきりとシンプルな形で、すべての荷物がピッタリ入るサイズ感でした。

パリッと固くハリのある撥水加工された国産の帆布を使って工業ミシンでひとつひとつ仕立てられたリュックは、型崩れしにくいのが特徴です。固い素材のため、制作過程でシワができ、それが独得の表情になります。

内布は撥水コーティングされたナイロン素材で、背中側にPCや雑誌が入るオープンポケット、反対側にはファスナーポケットひとつと、スマートフォンなどが入るサイズのオープンポケットが2つついています。背中側のオープンポケットには、13インチのノートパソコンがぴったり収まります。

外側のポケットは、長財布がすっぽり収まるサイズ。メイン収納はマチ15cmの四角い空間なので、荷物を整理して入れやすく、バッグの中でも崩れにくそうです。

 

普段荷物が少ない方は、マチ8cmタイプマチ10cmタイプが、もっと荷物が多い方は、一回り大きいサイズもありますよ。

背中側にはクッションが入っているので、パソコンが背中に当たる感じが柔らかくなります。また、荷物がたくさん入るのに見た目は意外とコンパクト。身長160cmの女性が背負っても、大きすぎることはないバランス感です。

(左)身長160cm (右)身長180cm

aoya bagsのこだわりは、「シンプルであること」「どこかほんの少し変わっているデザイン」「使いやすさ」。見た目はとてもシンプル、だけどちょっと変わったデザインによって使いやすさが生まれ、使う方が楽しんでいただける帆布かばんを作りたいと思っています。

このスクエアリュックは、四角いかたちのリュックが作りたくて、使いやすさ、背負った感じ、見た目などいくつかのかたちを作り、試行錯誤を重ねて今のかたちになりました。側面に芯を入れているので、カチッとした四角いかたちが保たれ自立するのもポイントです。

aoya bagsさんより

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ポケットたくさんで小物が多くても大丈夫。Le lin(ル ラン)さんのリュック

Le lin(ル ラン)さんのリュックは、7つのポケットで小物の整理に便利そう。折り畳み傘は外ポケットに入れてみます。

 用意した荷物を全部詰めても、まだ余裕が……。急遽、大判ストールを1枚追加してみます。ぎゅうぎゅうに詰めればまだ入りそうですが、取りやすさも考えるとこのくらいがちょうどいいかもしれません。

内側には、背中側にスマートフォンなどが入るオープンポケットが2つ、反対側にファスナーポケットが1つ。外側には2つのサイドポケット、外側に1つ、そして背中側にファスナーポケットが1つあります。

背中側のポケットからは、背負ったままお財布の出し入れができて便利。また、スマートフォンのポケットは、バイブの振動に気付けるよう、財布と重ならず背中に当たる位置につくられています。

上質な倉敷帆布にバイオウォッシュ加工を施した、くったり柔らかい風合い。荷物をたくさん入れても、体に馴染んで感じます。

作品名にあるように、こちらのリュックは荷物がたくさん入る大きめサイズ。ひと回り小さく持ちたい方向けや、サイドポケットのないすっきりタイプ、男性にもおすすめの大きめサイズブラックなど、バリエーションもたくさんありますよ。

(左)身長160cm (右)身長180cm

Le lin(ル ラン)は親子3人で活動しています。両親はかばん屋さん歴35年、父が使いやすいようにと考えたかたちを、母が丁寧に縫い、私も手伝って家族みんなで仕上げています。今は帆布鞄を専門に作っています。

この「倉敷帆布の大きなリュック」は、人気のリュックを荷物が多い方にも使っていただけるよう、一回り大きくしました。裏地のオレンジは、中身が見やすい色なんですよ。

作品は皆様に感謝の気持ちを込め、ラッピングしてお届けしています。飾りに使っている帆布は、実際に使っている生地のハギレです。気に入ったお色があれば、次回の参考にしていただけると嬉しいです。

Le lin(ル ラン)さんより

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マチ19cmの大容量。パラフィン加工で少しの雨なら安心、TRUE HOUSEさんのリュック

紙袋のような形が可愛い、TRUE HOUSEさんのリュック。19cmの広いマチに、シンプルな袋の形で、用意した荷物+先程の赤いストールまでどんどん入っていきます。口を折りたたんでみると、まだ少し余裕がありそう。さらにマフラーを1枚追加してみます。マフラーとストールが合計で3枚も入ってしまいました。

ベルトのような留め具は、ボタンで簡単に付け外しできます。マフラーを入れて、口を2回折りたたむと、ちょうど無理なく閉められました。ベルト穴は2個分の余裕があるので、こちらを伸ばせばもう少し荷物を増やすこともできそうです。

背中側のファスナーからも、中の荷物を出し入れすることができ、内ポケットもこのファスナーからアクセスしやすいところにつくられています。お財布やスマートフォンなどはこのポケットに入れておけば、背負ったままでも手が届き、たくさんの荷物の中に埋もれることも無くなりそうです。

パラフィン加工された帆布は、しっとりした質感と、味わいのあるシワ感が特徴的。使い込むのが楽しみになる素材です。

大容量ですが、スッキリ直線的なかたちなので背負った印象もシャープ。一回り小さいサイズもあります。カラーバリエーションも豊富なので、普段のファッションにぴったりの色を選べますよ。

(左)身長160cm (右)身長180cm

素材に使っている、パラフィン加工された帆布は、一枚で仕立ててもしっかり自立するかばんが作れるとても丈夫な生地です。撥水性があるので雨にも強く、通勤、通学、旅行、アウトドアなど様々な場面で使えるリュックを目指しました。使い込むと持ち主に馴染んでいくので、ぜひ毎日使っていただきたいです。

TRUE HOUSEさんより

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コンパクトで機能的。機動力重視のあなたに、Hanp Bag Troccoさんのリュック

最後にご紹介するのは、Hanp Bag Troccoさんのリュック。ブランド名の「Trocco(トロッコ)」には、力強く荷物を運ぶ帆布の「丈夫さ」を伝えたいという思いが込められています。

縦長のスマートなシルエットなので、13インチのパソコンは入りません。でもこのコンパクトな中に、なんとパーカー以外のすべての荷物が入りました。ポーチも2個入るとは、驚き。パソコンを持ち歩くことがなく、荷物をスマートにまとめたい方にピッタリです。

 

このリュックには、内ポケットが3つついていますが、バッグ側面の内ポケットに長財布がジャストフィット。反対側の側面ポケットには、折り畳み傘を収納しました。

バッグ正面、ファスナー裏には、荷物の落下を防ぐマチが付いているので、バッグを立てた状態でも出し入れがしやすかったです。また、ファスナーは引き手を引かないと開かない仕組みなので、荷物をぱんぱんに詰めたせいで勝手に開いてしまう…ということもありません。上までファスナーを閉めれば、引き手は被せに隠れるので、ちょっと人混みの中でも安心して持てそうです。

強い洗いをかけたヴィンテージ加工の帆布を使っているので、ほっこり柔らかい味わいをバッグの使い始めから楽しむことができます。また、ほぼすべての部位が2重仕立てになっていて、体にしなやかにフィットしながら、頑丈で壊れにくく、安心して毎日使えそう。

 

ステッチは生地と同じ色ではなく、少し明るい色を合わせています。そのことがバッグの表情に奥行きを持たせているんだそう。柔らかく寄り添ってくれる、親しみやすい雰囲気を感じます。

縦長なシルエットは、幅広い身長の人が違和感なくかたちなんだそう。確かに、身長160cmのスタッフと180cmのスタッフ、どちらが持ってもしっくり馴染んでいます。体にフィットする設計で、背負ったスタッフもその楽さを実感していました。

 

鮮やかなイエローのほか、ブラックカーキなどデイリーに持ちやすい色や、差し色になるパープルレッドなど全10色から選べます。

(左)身長160cm (右)身長180cm

パタンナー職で培った服作りの技術と知識を活かして、丈夫な高島帆布を使い、長い時間一緒にいてもらえる普段使いのバッグを作っています。毎日使うものだからこそ、Troccoこだわりのデザインで、普段のお出かけも「特別なお出かけ」に変えることができればと願っています。中でもこの「ベリー」は、デザイン、機能のバランスがとれたTroccoの自信作です。

使っていただく方の笑顔を思い浮かべ、すべてを受注製作にて一つ一つ丁寧に縫製しています。納期が多少前後してしまうことがありますが、素敵なバッグをお届けしますので楽しみにお待ちください!

Hanp Bag Troccoさんより

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おしゃれなリュックで、身軽に旅行・帰省を楽しんで。

大きなリュックがあれば、荷物がちょっと多くなってしまっても安心。Creemaでは、それぞれの作家さんが様々なこだわりを込めたリュックがたくさん出品されています。自分が使いたいシーンや持ち歩きたい荷物にぴったりのサイズで、おしゃれに持てるリュックが見つかるはず。お気に入りのリュックに楽しい気持ちをぱんぱんに詰め込んで、身軽に出掛けてみませんか?

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