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クリーマで醤油、育てます!わくわく仕込み編【編集部のやってみようシリーズ】

クリーマで醤油、育てます!わくわく仕込み編【編集部のやってみようシリーズ】

こんにちは。クリーマ編集部の川越です。

 

Creemaに出品されている手作りの作品の数々。大切に作られたものを身につけたり、口にしたり、日々丁寧なモノ作りに触れてきたりしたクリーマのスタッフが、今度は「自分で手作りしてみたい」「育ててみたい」「やってみたい」という思いで実践する【編集部のやってみようシリーズ】がこの度スタートしました。

今回、編集部がやってみるのは...

編集部のスタッフが一様に興味を惹かれ、今回選んだのはなんと...「醤油」! 

この冬のクリーマクラフトパーティであるスタッフが今しぼりさんの「育てる醤油」セットを購入してお家で育てていることがきっかけとなり、「会社でもやってみよう!」となったのでした。

今や世界でもよく知られる発酵食品として楽しまれているお醤油。そんな日本を代表する調味料を、自分の手で作れるなんて。

今しぼりさんの説明文をよく読むと、実は昔は味噌も醤油も各家庭で作られ、その家ごとの味があったそう。育てる環境や時期によって醤油の味や香りも変わり、「手前味噌」ならぬ「手前醤油」が作れる、とのこと。しかもひと夏を越えることで一段と醤油の深みが増すようで、はじめるなら夏前の今しかない!

 

自家製醤油で何を食べようか、やっぱりお寿司? 卵かけご飯? やっぱりシンプルにお豆腐かな? 作り始める前からムクムクと想像が広がります。

「育てる醤油」セットは3日ほどで到着。出来上がったお醤油を絞る「卓上しぼり器」付きのフルセットを選びました。編集部メンバーみんなで、いよいよ開封!

セットの中身はこんな感じ。「お醤油を作る」というと鍋で大豆を煮込んだり、大きな容器に入れて発酵させたり、といったイメージですが、このセットはすでに今しぼりさんが仕込んでくださった醤油用の麹が入っているので、こんなコンパクトなサイズで届いたその日にお醤油作りがはじめられます。

右側の瓶が麹が入った "育てる用" 容器。左側の瓶は、発酵して出来上がったお醤油を絞るときに "しぼり器" です。

左上には木製の蓋が。麹は夏場によく発酵し、炭酸ガスが発生するので、ガスが抜けて麹が呼吸ができるようにするため、木の蓋になっているそう。呼吸をする、なんてまるで生き物のようです。まさに、お醤油を「育てる」んだ、と実感します。

左から、しぼり袋入りのしぼり器、塩入りの醤油麹が入った容器、木の蓋、卓上しぼり器。しぼり器を使う日が待ち遠しく感じます。あとは麹に注ぐ湯冷まし(30度以下)を用意するだけですぐに始められます。

クリーマ特製、手作りの自家製醤油をつくってみよう!

醤油キットを使ってじっくり、ゆっくり発酵させて自家製醤油をいざ作ってみます。

1.  ビンに醤油麹を入れます。

(今しぼりさんの麹には、劣化を防ぐために塩115gが混ぜてあるんだそう。)

麹は砂糖醤油のような甘じょっぱい香り。

2. 湯冷ましを300cc、ビンに注ぎます。塩素の抜けているものが良く、麹菌は60度以上のお湯で死んでしまうので、水道水の場合は人肌以下の湯冷ましを使うように注意しましょう。

3. スプーンなどで、塩を溶かすようによくかき混ぜます。

湯冷ましを入れると醤油の香りがより一層ふわっと漂ってきました。

かき混ぜていくと、麹が湯冷ましを吸収してだんだん重たくなってきました。

4. 木製など、麹が呼吸できるような蓋をかぶせて下準備の完成。はじめの一週間は麹に混ぜた塩を溶かすためにできるだけ毎日。その後は1ヶ月は週に1回。それ以降は月に1〜2回程度かき混ぜて自分の味に育てていきます。

夏の直射日光や冷房が直接当たる場所は避けて置きます。室内の温かいところに置くとよく熟成し、ガラス越しの光の当たる窓際もおすすめなんだそう。

手前味噌ならぬ「手前醤油」。一年もの二年ものと、醤油の味の変化も楽しみ!

ビンに麹と湯冷ましを入れて、あとは様子を見ながら混ぜていくだけなんてとっても簡単。手軽にはじめられて、自分で作るという手間もしっかり味わうことができます。毎日麹をかき混ぜていたら醤油にも愛着が湧いてくるのかなと、楽しみになってきました。

 

夏を越すと醤油のいい香りがしてくるんだそう。私たちの醤油は一体どんな味に仕上がるのでしょうか。編集部メンバーも「砂糖とか、ごま油とかを混ぜたらどうかな?」とすでにアレンジレシピを考えていました。絞る時期や環境によっても味が変わるそうなので、手作り醤油の完成に胸を膨らませてワクワク。出来上がりが待ち遠しいです。

半年くらいから醤油になってくるそうなのですが、麹が発酵を続けることでワインやウイスキーのように〜年ものと、時間をかけるほどコクや味がさらに深まり、一年もの、二年ものと味の変化が生まれていくんだそう。

 

まずは半年間、ここからはクリーマオフィスの一角で、じっくり経過観察しながらスタッフみんなで大切に育てていきたいと思います。完成したら記事でもご紹介するので、ぜひお楽しみに!

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