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シワが目立たない服、あります!シワを減らすヒントとおすすめ服10選
家や会社での座り仕事でとにかく気になるのが、立ち上がったときにくっきりとついた服のシワ。
私も、在宅勤務が増えた今、家の中では外にも着ていけるような着心地の良いワンピースで過ごすことが増えたのですが、外出のために立ち上がるとしっかりプレスされたシワが……。灯りの下でみると意外と目立つので、慌てて着替えたことも数知れず。
家と近所とで共通して着る服(=ワンマイルウェア)が必要になった今こそ、シワになりにくいものの選び方や、シワの簡単な取り方を知れば、もっと快適にファッションを楽しめるはず! そして、久々に人と会う機会でも、きちんとした印象で再会することができるはずです。
そこで今回は、お気に入りのデザインをずっときれいに楽しむために、4つのシワ対策テクニックと、シワが目立ちにくいファッションアイテムをご紹介します!
【目次】
・対策1 シワになりにくい素材を知る
・対策2 うっかりできた着用シワの簡単対処法
・対策3 洗濯の一工夫で洗いシワは防げる
・厳選! シワが気にならない洋服10選
対策1 シワになりにくい素材を知る
服のシワは大きく分けて、着用時の摩擦や圧力によってできる着用シワと、洗濯の結果できる洗濯シワの2種類です。
どちらの場合も、シワのできやすさを左右する大きなポイントは、ずばり素材。似たデザインでも、素材の違いでシワのできやすさは大きく変わってきます。
一般的に合成繊維(化学繊維)で出来た服は元のかたちに戻ろうとする力が強いため、シワができにくく、またシワができた際にも取りやすいと言われています。
天然繊維でもウールのようにシワになりにくい素材や、リネンのように従来シワができやすいと思われていた素材でも、最近は特殊技術によってシワができにくく加工されているものも増えています。
「シワになりにくい服を、簡単に判別したい!」というときは、服の表示ラベルをチェックしてみましょう。比較的シワができにくい素材は下記のとおり。
★シワができにくい素材
・ポリエステル …とにかく加工しやすい生地!様々なデザインを楽しめます。速乾性も◎
・ポリウレタン …他の素材と混ぜて配合され(5%前後)、ゴムのように伸縮性を出す。
・ナイロン …丈夫さが魅力。アウターなど、型崩れが気になるアイテムにおすすめ。
・ウール …秋冬はしっかり保温してくれ、吸湿性もあるので汗をかいても安心です。
対策2 うっかりできた着用シワの簡単対処法
日常的に曲げ伸ばしをするひじやひざ、長時間座ったり背もたれに寄り掛かった際の背中・お尻のあたりには、着用シワができやすくなります。
特にこれからのシーズン、薄手の上着を羽織りながらパソコン作業を続けていると、ひじのあたりがクシャクシャになってしまうことも……。
うっかり出来てしまった着用シワは、下記の手順で意外と簡単に目立たなくすることができます。アイロンが使えない!すぐに直したい!というときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
★アイロン無しでもできるシワの取り方のヒント
1、ハンカチに水を含ませ、シワを伸ばしたい部分に当て軽く湿らす。霧吹きや、ファブリックスプレーで代用しても大丈夫です。
お湯を沸かせる環境であれば、お湯で湿らすとなお効果的です。くれぐれも火傷にはご注意を!
2、シワの部分を手で伸ばす。
3、下記いずれかの方法で、服が乾くまで待ちましょう。
- ドライヤーを使ってシワを伸ばしながら乾かす
- ヘアアイロンを低温で当ててシワを伸ばす(アイロン可の素材の場合)
- 浴室でシャワーを流し、蒸気で満ちた浴室にシワを手で伸ばしてから干す
基本は、濡らす・伸ばす・乾かすの3工程。
シワが出来る際もそうですが、水分と熱によって服の繊維は変形します。まるごと洗濯をする前に、上記の方法を試してみてはいかがでしょうか?
蒸しタオルを軽く当てておくだけでも、目立たなくすることができますよ。
対策3 洗濯の一工夫で洗いシワは防げる
せっかく洗濯してきれいになったのに、シワだらけ……。洗濯機から取り出したときに、がっくりとくる瞬間も(私にとっては)日常茶飯事です。
シワを伸ばして干すのがいいとは知っていても、そもそも洗濯機から出した時点でシワだらけだと、干すのにも時間がかかってしまいます。
最近ではシワのつきにくい洗剤なども売っていますが、洗濯時のシワをなくすのは、実は至難の業。服が水を吸って繊維がほどけた状態で他の洗濯物と摩擦されることによって、汚れが落ちる代わりにシワの原因となってしまうからです。
洗濯シワを減らすための重要ポイントは下記のとおり。少し意識を変えるだけで家事の時短にも繋がるので、ぜひ試してみてください。
★洗濯シワを減らす5つのヒント
・服は丸めたままではなく、広げてから洗濯機へ。袖まくりもきちんと伸ばさないとそのままシワになります。
・一度の洗濯量は、適正量を守って。少ないと絡まり、多いと摩擦の原因に。
・大事な服は、サイズに合った洗濯ネットで摩擦を防ぎましょう。小さすぎると逆効果なので要注意。
・脱水は短めに。絞れば絞るほど、シワが強力に残ります!
・脱水後は放置せず、なるべく速やかにシワを伸ばしながら干しましょう。
厳選! シワが気にならない洋服10選
シワができにくい方法をご紹介しましたが、やっぱり一番いいのは、シワが気にならない服を手に入れること。
ご紹介したシワになりにくい素材以外にも、特殊加工した天然素材を使用した作品や、華やかな総柄でシワそのものが目立ちにくい服もおすすめです。
残暑でまだ屋内で座って過ごすことが増えそうな今こそ、ぜひシワを気にせずヘビロテできる服を見つけてみませんか?
質や縫製にこだわったファッションアイテムを手掛けるlittlegenneさんの、秋らしいカラー&柄のボウタイブラウス。てろっとして優し気な風合いの生地を使っています。シワになりにくいだけでなく、パウダリーで肌触りもよいので、寒い季節には一枚上に羽織って、シーズンレスで着まわすことができます。生地の風合いを生かした高い縫製技術も光る作品です!
ハレの日のドレスや、上質でレディライクなファッションアイテムを手掛けるFleur Antoineさん。薄手でオールシーズン使いやすいロングカーディガンは、シワができにくいポリエステルがメイン素材なので、ヘビロテしても安心。
大人可愛いチャコールグレーはどんな服にもあわせやすいので、外出先の気温が心配なときにかばんに入れて持ち歩くのもおすすめです。
ファッションブランド AZ-U ELEGANCEさんのサルエルパンツは、動きやすい・大きなポケット・シワになりにくい素材と、快適さ満点! ヒップ周りには余裕があり履きやすく、くるぶし辺りできゅっと止まるデザインなので、楽ちんだけどきれいめに見えるシルエット。ワンマイルウェアとしてもうってつけの一着です。
my name is Kinokoさんの、着丈やかたち、袖丈をカスタマイズできるワンピース。オプションでベルトを購入すれば、ウエストマークして着ることもできます。
シワがつきやすい素材として知られるリネンですが、こちらは特殊加工された生地を使用しているため、シワを気にせずに柔らかい肌触りで着ることができます。前を開けて羽織としても使えるため、1着あれば季節の変わり目にも着まわせる万能アイテムです。
なんだかんだで9月いっぱいまで残暑が続くのが、ここ数年のお天気。SWiMMY Clothingさんのブラウスは、ニュアンスカラーで秋冬らしさを出しながらも、すっきりしたノースリーブで暑さ対策もばっちり。甘すぎず使いやすいギャザーと後ろ長めのシルエットで、着回し力も抜群です。コットン100%の肌触りと、適度な薄さとハリで、シワのなりにくさを両立した作品です。
tenoshigotoさんの、スカートとレギンスが一体となったデザインボトムス。これ一着でレイヤードスタイルが楽しめ、同じ生地だからコーディネートにまとまりが出て引き締まります。春夏は日差し除けとして、秋冬は寒さ対策のアイテムとして大活躍してくれそうです。
バリ島でコットンの服を手掛けるisicaさん。「暮らしを愉しむ大人の女性の為の服、日々に寄り添う着心地の良い服」をコンセプトに制作されています。前からみるとすっきりとしたAラインに、後ろはウエスト切り替えのプリーツとなったボリューミーで着心地のいいデザインです。
秋に欲しくなる、チェックアイテム。今年の秋のワンピースを、早めに準備してみるのはいかがでしょうか。
mako&rokoさんのミモレ丈ワンピースは、シワ・型崩れしにくい綿麻素材。シックな色合いで、これからの季節にぴったり。ウエスト切り替え&ふくらはぎ丈なので、すらっとスタイルアップできるデザインです。着丈の変更もできるので、自分サイズで着られるのも嬉しいですね。
年齢を問わず、輝く女性を綺麗に見せてくれるデザインの服を制作するmake_aiさん。たっぷりの贅沢なビーズステッチ刺繍やレースが贅沢にあしらわれたワンピースです。しわになりにくいレーヨン混のリネン生地が使用されています。
ほどよい存在感で、パンツやスカートとの重ね着も◎リラクシーに着られる、とっておきのワンピースです。
生地にこだわった、女性らしい服を手掛けるMauve pinkさんのサスペンダーパンツ。シワにならず、かつ洗濯に強い生地のパンツは日常づかいにうってつけ。生地そのものにストレッチ性もあるので、動きやすさもあって安心です。サスペンダーパンツはトップスとの組み合わせで印象が変わるので、いろんなコーディネートを楽しんでみてください。
家でも外でも、シワを気にせずおしゃれを楽しもう
多くの人の生活の中で移動時間が減ったと言われる今、長時間同じ姿勢でいることが多くなりがち。
「どうせシワになるから」「どうせ見えないし……」とおしゃれをあきらめなくても、少しの工夫で、コンディションよく服を着続けることができます。
生活様式の変化に伴い、着る服が変わってきたという方も多いはず。
新しい服を選ぶ際に、着心地にプラスして、着た時の気分をあげてくれる「シワのなりにくさ」というのも、選ぶポイントに加えてみてはいかがでしょうか?