お財布の使い始めに。2024年の最強開運日「一粒万倍日」＆「天赦日」が重なるのはいつ？

何か新しいことを始めたい！ 気分を一新して持ちものを新調したい！ そんな方にぜひ知って欲しい日があります。それは、「一粒万倍日」。なかでもこの一粒万倍日と天赦日が重なる希少な日は最強開運日とも呼ばれ、新しいことを始めたり、お財布を使い始めたりするのに良い日だといわれています。

この記事では、2024年の一粒万倍日に加え、天赦日が重なる日をご紹介。縁起が良いと呼ばれるその理由や由来についても解説します。一粒万倍日と天赦日が重なるとどのように運気が良いのか、知ってみるととさらにこの機会に何か始めたくなるはずです。

一粒万倍日は「いちりゅうまんばいび」や「いちりゅうまんばいにち」と読み、暦の上で「何事を始めるのにも良い」とされている吉日です。

"一粒" とはお米のことで、「わずかな一粒の籾（もみ）が、何万倍にも実る稲穂になる、大きく成長する」という由来からこの名前が付いているそう。かつては、農家や商人たちの間で好まれていた吉日で、農家なら種まき、商人なら開店にぴったりな日とされ、その価値観が時代を経て市井の人々に広まり、今ではポピュラーな吉日として知られるようになりました。

「一粒万倍日」は月に数度めぐってくる吉日で、「天赦日（てんしゃにち・天が万物を赦す日とされていて、結婚などの慶事、引っ越しや開業など、新たなことを始めるのに最も良い大吉日）」や、「寅の日（金運招来日としても知られ、特に金運とゆかりの深い吉日）」、「天恩日（すべての人が天の恩恵を受けて福が訪れる日）」など、ほかの吉日と重なると、さらなるラッキーデーに！

この日に良い買いものをしたり新しいことを始めたりすると、より良い結果に結びつくそうです。

十二支をあらわす「寅の日」も、虎の体毛が金色であることから金運が良い日とされ、この日と一粒万倍日が重なる日もお財布の使い始めにおすすめの日取りです。

天赦日は、日本の暦の中でも一番運が良い、最上の大開運日です。年に数回しか訪れないことから貴重な日とされています。

天赦日の意味は「神さまが天に昇り、すべてを許す日」。そんな年数回の貴重な天赦日が、さらに一粒万倍日と重なることで、新しいことを始めたり使い始めたりするのに最適は幸運日となります。

2024年で一粒万倍日と天赦日が重なるのは４日だけ。１月１日（月・祝）、３月15日（金）、７月29日（月）、12月26日（木）です。

新しいものを買ったり、新しいことをはじめると、何万倍にもなってかえってくる、成果に結びつくと言われる一粒万倍日。具体的には、どんなものを新調するのにいいのでしょうか。

今回、下記4つの切り口からおすすめの作品をご紹介します。

使いやすいベーシックな色はもちろん、ゴールドやイエローをはじめ、明るめの色も金運が高まるとか。お財布であれば、アクセントとして華やかな色に挑戦してみてもいいかもしれません。

また、お財布の形に注目してみるのもポイント。お札が折れにくい長財布や、お金が入る口が大きく、使ったお金が「カエル（帰る）」というような意味合いから、縁起が良いとされるがま口財布（がま＝カエル）もおすすめです。

充分な収納力がありつつも、すっきりとした見た目のmicさんのがま口長財布。カードは16枚分入ります。フリーポケットが3箇所あるので、仕切りながらたくさん持ち歩きたい方におすすめです。

小銭入れは仕切り付きなので、硬貨を種類別に仕分けることができるのも嬉しいポイント。

TOMATOTAMOT/トマトタモット​さんのコンパクトウォレットは、お金やカードが程よく収納できる二つ折り。ラウンド式のコインケースには仕切りがあり、カードなどと分けて収納することができます。カードポケットは8つあるので、普段使いのカードを入れるのに十分です。

ご夫婦二人でデザインから型起こし、そして縫製までを手掛けるTHREE PACKSさんの、上質なイタリア製の革「ミネルバボックス」を使ったコンパクトなミニ財布。ちょっぴりかわいいポーチのようなつい惹かれてしまうコロンとした見た目にこだわってつくられています。

牛革をエナメル加工したものに薔薇の型押しをした、美しいシルバーピンクのSqueeze スクイーズさんの作品。

中の裏地は、黄色の部分がお札入れになっていて、両側に2箇所、カード入れが6枚ずつ付いていて、カードが合計12枚入ります。見えない裏地に金運を招くといわれるラッキーカラーが使われているのも嬉しいポイント。

ワンスナップだけで、小銭もお札も取り出せるcaduc カデュックさんの長財布。無駄のない美しい所作で、スマートにお会計が終わるのが魅力です。厚みも重さも、一般的な女性のお財布の半分！ 小さなバッグの中でも、ゆとりが生まれます。

こちらはRECHTECKさんの「天溝押口」という特別ながま口を使ったお財布。押し開けるスムースな開け心地がクセになるがま口です。段差に親指を置き、背面から押口（突起した金属部分）を押すことでいい音がして開きます。仕切りを兼ねたコインライナーを境にカードとお札を分けて入れることができます。

新しいことに挑戦するなら、まずは材料が一揃いになっているハンドメイドキットで始めるのもおすすめです。一粒万倍日だからこそ、本格的に取り組め、新しい自分に出会えるような作品を選びました。

金継ぎとは、器の割れや欠けを漆でつなぎ、金粉や銀粉などで美しく装飾する日本古来の修繕技法。お家時間が増えた今、うつわを使う機会が増え、自分たちの生活をじっくり見つめる方が多くなり、金継ぎに注目が集まっています。

engraceさんの金継ぎセットは、自宅で動画と手順書を見ながら体験できる金継ぎアクセサリーキットです。このキットは現代版の簡易金継ぎの技法を用いてつくる金継ぎアクセサリーなので、漆の木の樹液で作る本漆とは異なり、塗料のような合成うるしと金粉（真鍮粉やパール粉）を使います。

かぶれにくく早く乾く乾くので、手軽に始められるのが気軽で嬉しいポイントです。

フェルト作家エミヨさんの、羊毛フェルトのウサギ人形が1体作れるキットです。土台部分は最初から成形されているので、初心者さんも安心です。表情や手の位置などは、自分らしくアレンジしても◎

ぜひ、自分らしい表情のウサギさんを作ってみてください。

毛糸を通したニードルを使って、イラストを描くようにステッチをする技術「パンチニードル」。こちらもお家時間が増えたコロナ禍以後、注目を集めています。

L.A.Vidaさんの、ハンバーガートートバッグ手作りキットでは、可愛らしいハンバーガーの図柄を、まるで塗り絵を塗るような感覚でトートバッグに入れられます。パンチニードル刺繍はラグマットなどにも使われる手法で、もこもこと立体的で重厚感があるのがポイント。見た目と手触りの両方を楽しんでみてくださいね。

一粒万倍日は、仕事と向き合うのにもぴったりな日とされています。ご縁や能力が、大きな結果に結びつくことを願って、バッグやスーツを新調してみたり。新年度目前の今の季節にもぴったり。

特におすすめなのが、仕事の相棒となるバッグを新調すること。永く使える上質なバッグに新調すれば、気分もぱりっと前向きに、ますます仕事が捗るかも。

上品さとカジュアルさを兼ね備えた、通勤にもお出かけにも使えるHAYNI.さんの大容量な2WAYリュック。

一番厚い「RS24A」の帆布を、さらに2枚合わせにすることで、自立可能かつしっかり高級感のある張りを実現。いろいろなものを入れても美しい形のまま持てるリュックなのが嬉しいポイント。

A4サイズの書類や雑誌が入る十分な大きさで、つい毎日使ってしまいそうなタフさと使いやすさです。

ほどよくソフト感のある、イタリア製の皮革が使われたchouchou masakoさんの作品は、軽量ながら高級感があり、深い艶が魅力的。両サイドに流れるように飛び出したファスナーがデザインのアクセントにもなり、開口部が大きいので機能性もばっちり。

撥水性もあるので、急な雨に降られてしまっても安心です。気持ちの余裕をもって仕事に向かえる、まさに大人のための上質バッグです。

Amarantineファッションさんのバックパックは、ミニマルなデザインで、素材のよさが際立ちます。1枚ずつ手で染めて、天日で乾かすといった工程を繰り返して仕上げた、ナチュラルな風合いが魅力。経年変化も楽しめそうな作品で、毎日の通勤も楽しくなりそうですね。

表側に1000デニールのコーデュラナイロンを使用し、内側はしっかりとしていて撥水加工された国産帆布を使用した非常にしっかりとしたMp mojoさんのタウンリュック。コーデュラナイロンは軽量で摩擦、引き裂き、擦り切れに強い丈夫でしなやかな素材。汚れにくく、埃類も付きにくいのでお手入れがとても楽です。

一粒万倍日は、引越し・新生活を始めるのにも最適です。食卓を彩り、食の楽しみを広げてくれるうつわは、いくつあっても困らないもの。運気のいい日に見つけたお気に入りの器は、「口福」を何万倍にもしてくれるはずです。

食べること、飲むこと、家族や友人と食卓を囲むこと…… 日常のささいな喜びがずっと続くように、願いを込めて器をそろえてみませんか。

ZUIKOU / 瑞光窯さんの、曲線的なフォルムによる美しい佇まいが特長のボウル。1人分の煮物やサラダが盛り付けるのに最適なサイズで、重なりも良いので収納に困ることもありません。職人が一つひとつ、丁寧な手仕事で仕上げています。

砂糖菓子のような淡いミントグリーンが可憐なstudio MYKさんの角鉢プレート。

クロスした白いラインがお皿全体の雰囲気をきりっと引き締め、甘いだけではなく大人らしさもある雰囲気に。朝食にちょっとしたパンを載せてみたり、ディナーで本格的に使ってみたり…… 使い道はさまざまです。

漆職人のウルシハジメマシタさんの、可愛らしい三毛猫の漆のお箸です。漆を7回も塗り重ねて作られたお箸は、長い間愛用することができ、贈りものにもおすすめ。せわしない日々の中、可愛らしく微笑む猫たちと目が合えば、心がほっと癒されそうですね。

1919年創業、伝統的工芸品の瀬戸染付焼をモダンなデザインでお届けする眞 窯さん。まぁるいフォルムのボディに、ゆらゆらとウエーブが描かれた染付のお茶碗です。飽きのこないデザインで、食卓が爽やかになります。お茶碗以外に、浅い鉢としても使えます。

「一粒万倍日」は、迎えたものを永く使えるように、そして、使い手の暮らしにたくさんの幸福を呼び込んでくれるようにと、願いを込めてお買い物をするのにぴったりの1日。

何かを改めたい、頑張りたいときに、一粒万倍日のお買いものは、背中をそっと押してくれるきっかけになるはず。いつか思い出したときに「そういえば、あのとき……」と、迎えた日のことを思い出しやすいのも、吉日のお買いものならではの楽しさかもしれません。

新しく買うなら、始めるなら、「一粒万倍日」。新しい作品や新しいこととの出会いは、新しい自分との出会いのきっかけになるかもしれません。