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ずっと一緒にいたいから。おうちで「ぬいぐるみ」をお手入れしよう
ふわふわとした手触りと、愛くるしい表情。眺めたり、ぎゅっと抱きしめたり、そばに置いておくだけでも癒されるぬいぐるみは、幼い頃から大切にしているという方も多いのではないでしょうか。
毎日の生活にそっと寄り添ってくれるぬいぐるみ。長く一緒にいればいるほど、気づけば色がくすんでいたり手触りが変わってきた……なんてことも。
ずっと大切にしたいからこそ、定期的なお手入れが必要です。
今回は、ぬいぐるみの洗い方と、日頃からできる簡単お手入れ方法、そしてCreemaで見つかるおすすめのぬいぐるみたちをご紹介します。家族のような存在のぬいぐるみだからこそ、正しくケアをして永く大切にしてあげてくださいね。
ぬいぐるみを洗うときのポイント
1.洗濯できるかどうか確認
ぬいぐるみを洗う前に、タグの洗濯表示マークや作品紹介文を確認し、洗濯しても良いかどうかをチェックしましょう。確認するポイントは、下記の通り。
※判断が難しい場合は、作家さんにご連絡してみてくださいね。
★洗えるぬいぐるみ
・中綿がポリエステルまたはパイルでできている
・家庭でも洗濯できるサイズ
★洗えないぬいぐるみ
・色落ちするもの
・電池式、機械が入っているもの
・アンティーク調のもの
・革や接着剤を使ったもの
2.付属品は外してから洗う
洗濯の途中で失くしてしまったり壊してしまったりするのを防ぐため、洋服やリボンなどの付属品はできるだけ取り外してあげましょう。
3.洗う前にブラッシングする
洋服用のブラシでブラッシングし、ホコリや毛玉をしっかり取りのぞいてあげましょう。
ブラシがお手元にない場合は、固めの歯ブラシでも◎
ぬいぐるみはとても繊細なもの。強くブラッシングすると糸がほつれたり傷んでしまうこともあります。
力まかせにブラッシングせず、「生きている」と思って優しく優しくブラッシングしてあげてくださいね。
ぬいぐるみの洗濯方法
ぬいぐるみは、2~3ヶ月に1回のペースで洗濯してあげるのが理想です。小さなお子さまがいるご家庭では、衛生面の観点からも月に1回はぬいぐるみを洗ってあげたいところ。
もし難しい場合は、定期的に天日干しすることで綺麗に保ってあげることができますよ。
手洗いの場合
手洗いはぬいぐるみに合わせながら洗う力を調節できるので型崩れしにくく、大切なぬいぐるみも安心して洗うことができます。
★用意するもの
・洗面器などの容器(浴槽も可)
・おしゃれ着用中性洗剤
・柔軟剤(お好みで)
・タオル
※洗剤は「中性洗剤」を使用
毛玉を防いだり、伸びやヨレなどのダメージを予防してくれます。
1.容器にぬるま湯と洗剤を入れる
ぬいぐるみがちょうど入る容器(またはシンクや浴槽)に、ぬるま湯を溜め、洗剤を投入しよく混ぜます。洗剤の量は、ぬいぐるみの大きさを見ながら、キャップのメモリを使って量りましょう。
2.押し洗い
ゴシゴシこすってしまうと毛玉になるおそれや傷みの原因となるため、やさしく押し洗いをします。
5分くらいが目安ですが、汚れが落ちるまでゆっくり洗いましょう。
3.すすぎ
洗剤残りは変色の原因に。泡が出なくなるまでしっかりとすすぎます。
4.柔軟剤でふんわりさせる
静電気を防いで肌触りをふんわりとさせたい方は、柔軟剤を使うのもおすすめ。容器に水と柔軟剤を入れ、ぬいぐるみを20~30分浸けておきます。
5.脱水
手で軽くぬいぐるみをしぼり、タオルで軽く水気を切ります。ネットに入れたぬいぐるみを洗濯機に入れ、脱水機能で5~10秒ほど脱水します。
拭き洗いの場合
水洗いができないぬいぐるみは、拭き洗いできれいにしましょう。
今回は、ぬいぐるみを愛するCreemaスタッフから大切なぬいぐるみをお借りし、実際に拭き洗いでお手入れをさせていただきました!
★用意するもの
・洗面器などの容器
・おしゃれ着用中性洗剤
・タオル(3枚)
1.容器に水と洗剤を入れる
水を入れた洗面器におしゃれ着用中性洗剤を溶かして濃度が薄い洗浄液を作ります。
※洗剤の量は、衣類を手洗いするときの半分くらいです。
2.洗浄液に浸したタオルで拭く
洗浄液に浸したタオルを固く絞り、ぬいぐるみ全体を優しく拭きます。
3.洗剤を拭き取る
きれいな水で洗ったタオルを固く絞り、洗剤を拭き取ります。2回程度繰り返しましょう。
4.水分を拭き取る
乾いたタオルで水分を拭き取ります。
ぬいぐるみの干し方
きれいに汚れを落とせたら、次はしっかりと形を整えて干してあげましょう。誤った干し方をすると中まで乾かずカビの原因になったり、ぬいぐるみが傷んでしまうことも。中までしっかりと乾くよう辛抱強く乾かすのがポイント。
1.ブラッシングする
洗って乱れた毛並みをブラッシングをして整えてあげます。水分が取りやすくなり、乾いた時にフワフワの毛並みになりますよ。
2.陰干しする
ぬいぐるみは直射日光が苦手。長時間日光に当たると変色してしまうこともあります。風通しの良い日陰に干すようにしましょう。
★干し方のコツ
通常の洗濯物と同じように洗濯バサミで干してしまうと、あとが残ってしまったり型崩れの原因に。平干しするか、洗濯ネットに入れて干すようにすると◎
・平干しする
平らな場所に置いて干す方法。偏りなく全体を乾かすことができますよ。
・洗濯ネットに入れる
洗濯ネットに入れ、ネットをつまんで干す方法。生地を傷めずに乾かすことができます。
完成!
日頃から出来る簡単お手入れ
家族のように大切なぬいぐるみだからこそ、いたわりの気持ちを込めて定期的にお手入れしてあげることが大切。日頃から簡単にできるお手入れ方法をご紹介します。
・ブラッシングする
洋服用のブラシでブラッシングすることで表面のホコリを落とせます。洗えるものも洗えないものも、普段からこまめにブラッシングしてあげましょう。
・天日干しする
天気がいい日は天日干しをしましょう。変色を防ぐため陰干しにしてください。
・掃除機をかける
大きめのぬいぐみであれば、ぬいぐるみに掃除機をかけてホコリを吸い取る方法もあります。細いノズルに取り替えるとホコリを吸い取りやすくなりますよ。
Creemaで見つかるぬいぐるみ・編みぐるみ7選
Creemaには、作家さんのこだわり溢れる個性豊かなぬいぐるみや編みぐるみがいっぱい。心をほぐしてくれる毎日の相棒をぜひ見つけてみてくださいね。
何とも言えない「無」の表情が特徴的なネコ。その名もネコムニョスさんです。思うように外出できない毎日が続く中、「何かを無性にモフりたい!」というオムニベリーさんの思いから誕生したネコムニョスは、見た目の通りフワフワもふもふの触り心地。柔らかな手触りとユーモラスな表情が、きっと心を和ませてくれますよ。
動物モチーフをメインに、風合いのよい素材を使ったぬいぐるみを制作されているmofu mofuさんのぬいぐるみ。ポンポンのついた帽子をかぶっておめかししています。ほどよい大きさと優しい手触りで、一緒にソファーやベットでごろごろするのも楽しそう。見る角度によっていろいろな表情をみせてくれるので、「今どんなことを考えているのかな?」なんて想像しながら眺めてみてくださいね。
春に咲くお花のような淡いピンクベージュに、草花の新芽のようなグリーンの瞳。暖かな季節にお迎えしたい、marui nekoさんの編みぐるみ。名前は「ほのかちゃん」です。春の暖かな日差しをイメージしたフワフワな手触りと、元気いっぱいの生き生きとした表情が魅力的なほのかちゃん。他にも「ミケ田さん」や「キナ子ちゃん」といった仲間たちがたくさんいるので、揃えて飾ってあげるのも素敵です。
ぬくぐるみ工房さんのぬいぐるみは、生地はもちろん縫い糸や中のわた、目や鼻などの刺繍糸に至るまで全てオーガニックコットンにこだわって作られており、小さなお子さまがいる家庭でも安心。生地はタオル地に使われるパイル地を使用しており、肌触りもとても気持ちが良いのが特徴です。注意事項を守りながら丁寧に洗っていただければ、洗濯機で洗うことができるのも嬉しいポイント。出産祝いの品としてもおすすめです。
まるでピスタチオの妖精…?のような、たなかなつこ【くま五郎商店】さんのくまぐるみ。寒い冬が終わり、ようやく暖かなお布団から顔を出したご様子。抱っこしてみると、ほんのり優しい石鹸の香りが漂います。見て、触って、香りをかいで……たくさんの癒しをくれるくまぐるみです。
fuwamofu_maisanさんのぬいぐるみは、オーストラリアに住むクオッカワラビーをモチーフにしているそう。名前は「わさびくん」です。ふっくら丸いフォルムと優しい表情が愛らしく、小さなお花がよく似合います。腕の中に抱いた時にちょうどいい大きさなので、疲れた時や寂しい時はそっと抱きしめて癒されてみてくださいね。
トモタworkさんの「はずかしがりっこ」は、その名の通り恥ずかしがり屋さんのぬいぐるみ。恥ずかしがりやのため自分から前に出ることは少ないですが、いつもちょっと下がったところからそばにいる人を応援してくれます。
世界にひとつの、大切な相棒。ぬいぐるみをお手入れしよう
いつもそばに寄り添い、優しく見守ってくれるぬいぐるみ。思い出の詰まったぬいぐるみは、たとえ同じデザインでも替えのきかない、世界にひとつだけの相棒です。
大切だからこそ、ずっと元気で長持ちしてほしいですよね。
ぬいぐるみと向き合いながら、ほんの少し時間をかけて「お手入れ」をする時間は、きっと自分の心も癒してくれるはず。お家にあるもので簡単にお手入れができるので、ぜひ試してみてくださいね。
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