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陶器が長持ち!家で出来る簡単お手入れ&特別な食卓を彩る器をご紹介

2020.08.27
陶器が長持ち!家で出来る簡単お手入れ&特別な食卓を彩る器をご紹介

食卓には欠かせない、器(うつわ)。ガラス、木、割れにくいプラスチックなど、様々な素材のものがありますが、古くから使われてきたのが「陶器」です。
陶器の食器はどんな料理とも相性がよく、食材の美しさを引き立たせてくれます。一方で、洗うときやしまうときには注意が必要で、日常使いには敷居の高さを感じている人も多いのではないでしょうか?

 

陶器の日常使いを助けてくれる方法の一つは「お手入れ」。自宅で簡単にできるお手入れで、大切な器を長く使うことができます。陶器の温かみのある見た目は、忙しい日々の中に、ほっと一息つく時間をもたらします。また、来客がある日や、特別なイベントの時にとっておきの料理を載せるのにもぴったりです。

 

ひとつあるだけでも、日常により豊かさや温かさをプラスしてくれる陶器。今回はそんな陶器の魅力と、お手入れ方法、そして磁器との違いや選び方のポイントまで解説いたします!

Creemaでみつかる、こだわりの器もご紹介するので、ぜひ食卓のおともを見つけてみてくださいね。

【目次】

1.陶器と磁器の違いって?陶磁器の特徴と魅力

2.「目止め」をすれば長持ち。陶器を買ったら最初にしたいこと

3.使う前に知っておきたい。陶器を使う時の大事なポイント

4.においやシミがついてしまった時の対処法

5.魅力溢れる陶器をCreemaで見つけてみませんか?Creemaおすすめ作品10選

陶器と磁器の違いって?陶磁器の特徴と魅力

陶磁器は陶器・磁器・炻器(せっき)・土器の4種類に分類でき、せっ器や土器以外のほとんどの陶磁器には、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)というガラス質の膜が掛かっています。釉薬によって陶磁器の素地に水や汚れが染み込むことを防ぎ、丈夫で扱いやすくしたり、さまざまな色や質感などを表現したりできます。

 

「縄文土器」として知られているように、日本でも昔から陶磁器は使用されていました。カトラリーを使う西洋では、食事中、器はテーブルにおいたままですが、日本ではお茶碗等を片手にもって箸を使って食事をする文化があるため、器を手にした時の重さや感覚・手触りにこだわるようになったと言われています。

 

現在でも全国各地でそれぞれが独自の発展をつげて陶磁器が作られています。岡山県の備前焼、栃木県の益子焼、岐阜県の美濃焼、佐賀県の有田焼など聞いたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。

日本各地の焼き物の特徴について、詳しくまとめられた読みものもあるのでぜひご覧ください。

それでは、陶器・磁器・炻器(せっき)・土器の4種類について、それぞれの特徴をみていきましょう!

▶陶器

原料:陶土(粘土)

焼成温度:1100~1300℃

特徴:磁器よりも柔らかく水を吸収する。料理や飲み物が冷めにくく、あたたかみのある印象

見分け方:鈍い音がする。光を通さない

例)益子焼、萩焼、やちむんなど

▶磁器

原料:陶石という岩石を細かく砕いたもの

焼成温度:1250~1400℃

特徴:表面がツルツルしていてガラス質のような滑らかさ。洗練されている印象

見分け方:叩くと金属のような音がする。光を通す

例)波佐見焼、九谷焼、有田焼など

▶炻器

原料:鉄分の多い粘土を用いたり、岩塩で施釉したりするものなどがある

焼成温度:1200~1300℃

特徴:陶器と磁器の中間の性質を持ち、丈夫で耐水性がある

見分け方:叩くと磁器のような音がするが、光を通さない

例)備前焼、萬古焼、信楽焼など

▶土器

原料:主原料は土

焼成温度:800℃

特徴:吸水性が高く、強度が乏しい。やきものの中では一番原始的

見分け方:叩くと鈍い音がする

焼き物(陶磁器)は、以前は一部のファンにしか使われない傾向がありましたが、生活を楽しむ道具として注目されてきています。作り手だけでなく、使い手が育てることができるという点に魅力を感じる人が増えてきているようです。もともと陶磁器は「使う」ことを目的として生まれたので、普段の生活の中でどんどん使ってみるのが大切です。

 

特に陶器は吸水性があり、使うほどに色や形の味わい、風合いが変わってくるのが見所。素材感や土の温かさを感じることができるという点も多くの人を惹き付ける理由なのかもしれません。

「目止め」をすれば長持ち。陶器を買ったら最初にしたいこと

せっかく陶器を買ったなら、長く大切に使いたいですよね。陶器を長持ちさせたいと思ったら、まずは陶器を使う前に「目止め」をするのが大切です。

 

陶器には目に見えない小さな凹凸がたくさんあり、そこに食材が入り込むことで変色や臭い移りが起こります。目止めはそれを防ぐために表面をコーティングすること。シミやひび割れの予防にもなります。

 

目止めに必要なものは、米の研ぎ汁です。米のでんぷん質が陶器の凹凸に入り込み、穴を塞ぐ役割を果たしてくれます。米の研ぎ汁がない場合は、小麦粉や片栗粉でも代用できます。

「目止め」は次のような手順で行っていきます。

1.大きめの鍋に、米のとぎ汁を器が完全に浸るくらいまで入れ、弱火で15~20分ほど煮沸します

2.煮沸が終わったら、鍋ごと自然に冷めるまで放置します

3.冷めたら水洗いして乾かせば完了です

目止めの手順を踏むだけで、陶器はとても長持ちするようになります。陶器を買ったら、まずは使う前に目止めをして、長く愛用する準備を整えましょう!

使う前に知っておきたい。陶器を使う時の大事なポイント

▶高台チェックも見逃せない

陶器を購入したら、高台(器の底の部分)をチェックするのも大事なポイント。高台にざらつきがあるとテーブルを傷つける、重ねた時に皿を痛めるなどの原因になってしまいます。ざらつきが気になるときは、目の細かいサンドペーパーでこすったり、ほかの陶器の高台と擦り合わせることで、ざらつきを目立たなくすることができます。

▶使う前のちょっとひと手間

料理を盛りつけする前に、あたたかい食べ物を盛り付けるときにはぬるま湯を、冷たい料理を盛り付けるときには、冷たい水に陶器をくぐらせてください。温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たいまま、温度感を損なわずに美味しく食べることができます。さらに、表面の水分のおかげで醤油や油分、においなどがしみにくくなるので、シミやにおいの悩みも解決することができます。水を含んだ布巾でさっと皿を拭くだけでも、シミやにおい対策になります。

▶陶器の洗い方

基本は、やわらかいスポンジで、食器用洗剤をつけて洗いよく流します。洗わずに時間を置きすぎると匂いが器に染み込んでしまうので、なるべく早く洗いましょう。洗った後は、しっかり乾燥させることが大切です。乾燥をさせないとにおいやカビの原因になってしまいます。

▶電子レンジはNG。温度変化に注意

陶器は非常に温度変化に弱く、電子レンジに入れてしまうとひび割れの原因になってしまいます。一度入れて変化が無くても、繰り返しレンジを使用することで傷みも早くなってしまいます。中には電子レンジ使用可能の陶器もありますが、熱いままの陶器を冷たい濡れタオルのようなもので掴むと、急激な温度変化によって割れてしまうことがあるので注意しましょう。

においやシミがついてしまった時の対処法

目止めをしたり、料理を盛り付ける前に水分を染み込ませていても、どうしても陶器に、においがついてしまうことがあります。においは染み込むように陶器についてしまうので、洗剤で丁寧に洗っても落ちにくいのが難点……。そんなときの対処法をご紹介します。

 

おすすめなのは、レモンを使って取る方法

レモンを絞った水に器を入れてゆっくりと煮沸させるのを2、3度繰り返してみると、レモンの酸の力でにおいがすっきり。

においが強く、それでも取れない場合は、重曹を使います。水1リットルあたり大さじ4杯ほどの重曹を水に溶かし、陶器をそこに半日以上浸け、丁寧に洗い流します。完全に乾燥させてもまだにおいが取れない場合は、重曹処理をもう2、3度行います。酢大さじ一杯を重曹に加えてみるのも良いそうです。

また、陶器にシミが付いてしまった時には、気づいたらなるべく早く漂白剤に浸ける方法がおすすめです。ただ陶器は吸水性が高いので数十分程度で取り出して、漂白剤が染み込んでしまわないよう丁寧にすすぎましょう。

メラミンスポンジでこすったり、塩を馴染ませるようにして表面を洗う方法もあります。ただ、硬いスポンジやクレンザーなどを使うと表面が傷つき、さらにシミが付きやすくなってしまうので注意しましょう。

魅力溢れる陶器をCreemaで見つけてみませんか?Creemaおすすめ作品10選

陶器は一点として完全に同じ作品は生まれず、使う人によって色々な風合いが出るのも魅力のうち。

食卓をぐっと華やかにしてくれるので、これからの「実りの秋」に備え、お気に入りの陶器を探してみませんか?

【予約】「Lプレート・ラベンダー」 大皿 ボタニカルシリーズ 植物 陶器 陶磁器 デザート皿 ワンプレート

ラベンダーをそのままあしらったデザインが素敵なこちらの陶器はJun clayさんの作品。植物の生命力、美しさ、エネルギーが表現されています。控えめながらも目を惹く存在感があるので、色々なお料理やシーンに合わせやすく使いやすいです。おもてなしの気持ちを伝えるプレートとしてもぴったりですね。

刷毛目楕円皿/黒・焼き〆陶器(レンジ、オーブン、食洗機対応)

料理を美味しくみせる器 天城宏山窯さんが作られたこちらの作品は、流れるように描いた刷毛目の模様が、パッと目を惹くデザイン。こちらの器はやや大ぶりなので、果物やお惣菜の盛り合わせだけでなく、お刺身やお寿司を豪快に載せてもしっかり収まり、料理がもっと美味しそうに見えるのが嬉しいですね。

青いモダンな飯茶碗

こちらは、地元の兵庫県の土を釉薬にし、毎日使える落ち着いた色合いの陶器を作るtourakugamaさんの作品です。しっかりした青色が美しく、高台を高くしているので手に持ちやすくなっています。ご飯がたっぷり入るサイズ感なので、男性にも嬉しい一品です。

飯碗 水色 縦ストライプ スリップウェア ホワイト&ライトブルー お茶碗

AOBA POTTERYさんの飯碗は、ひとつひとつのたて線が微妙に揺れているのがデザインのポイント。口縁部分には鉄の釉薬をあしらっていて、この味わい深い茶色が、ホワイト&ライトブルーにいいアクセントになっています。少し広がった口縁部分としっかりとした高台で持ちやすく毎食のお供にぴったりな器です。

陶器 プレート「蒼」

macotoさんの、透き通る青空のような「蒼」シリーズ作品のひとつです。マットな質感で、エメラルドのようなグリーンとトルコブルーの合わさった蒼色は、何を盛り合わせも食材や料理をより美味しそうに引き立ててくれます。デザートをのせるのにもぴったり。

【陶器+磁器角皿】 s84 煮物 焼きそば 盛り皿 取り皿 おしゃれ 素敵 かわいい 美味しい 祝い 結婚祝い 誕生日

お茶碗は持っているけれど、焼き魚やサラダにぴったりな器も欲しいと思っている方におすすめなのがこちらの作品。また壱陶房さんの作品で、磁器土のシャープさと陶器の温かさが絶妙にマッチしています。底面がフラットで使いやすく軽くて丈夫なので、食卓でも安心して使用できますね。

粉引絵唐津四方皿5客組み(作品番号K-035)

こちらは森の丘陶房さんの唐津焼です。粗い土に白化粧土を掛け素焼し、描かれた柄は唐津に古く伝わるものをアレンジしています。白ベースなのでどんな料理にも合いやすいのも嬉しいポイント。魯山人の「器は料理の着物である」という言葉のもとに生まれる森の丘陶房さんの作品は、料理の深みを更に引き出してくれそうです。

陶器のスパイスケース 二層 専用スプーン2本付き 蓋あり / Spice Case 2 Layers + 2 Spoon

料理をしていると散らかりがちなキッチンにぴったりなスパイスケースは、意外と見つからないですよね。こちらのhotori mementoさんのスパイスケースは、ころんとした可愛らしいシルエットでキッチンに馴染みやすい作品となっています。二層式なので必要に応じて更に重ねることができ、塩、胡椒、シナモン、各種ハーブ類などをおしゃれに収納できる優れものです。一つ売りのものもあるので、上手く使ってキッチン空間を充実させたいですね!

【受注生産】星空のマグカップ トルコマット釉 南来琉 簡易不織布ラッピング無料 陶器

こちらは綺麗なトルコブルーが印象的な南来琉さんのマグカップです。ふちの黒い部分には、絵本の挿絵のような夜空をイメージした模様が入っていて、優しい雰囲気に仕上がっています。大きめなのでコーヒーやスープを飲む時にぴったり。内側は白マット釉、外側はトルコマット釉で焼き上がっていて細部までこだわりが詰まっています。こちらは星空シリーズのひとつなので、ぜひ他の作品もご覧ください。

子供のための陶器のマグカップ kcb-2

小さなお子様にもメラミンやプラスチックではない、温もりあるしっかりとした食器を使ってもらいたい、という思いから生まれたmolle épineさんの小さなマグカップです。小さな手に優しく馴染む手触りのマットな質感、握りやすいハンドル、安定感のあるフォルムが特徴で、ちょうど4、5歳のお子様の一口、二口サイズだそう。淡いブルーが優しい風合いを醸し出しています。

陶器を取り入れて、食卓の景色をもっと豊かに温かく

陶器は、同じデザインでも焼き目や色の出方によってかならずしも全く同じ作品でないところに、自然の造形と近い味わいや深みがあります。

使い続けるにつれて手にも馴染みやすくなると言われており、まさに食卓にはぴったりの器です。

 

陶土を使った作品は、器だけにとどまりません。Creemaには、洋風のマグカップや、陶土独特の風合いを生かしたアクセサリーまで勢ぞろい。どれもあたたかみに溢れ、これからの季節の心もほっこりと癒してくれそうです。

ぜひ、お気に入りを見つけてみてくださいね。

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