BLOG
一生モノの鞄が欲しい!Creemaスタッフ人生初のフルオーダーメイドレポート
こんにちは。クリーマの名古屋です。
市販品ではなかなか再現できない、自分のこだわりを詰め込むことができるのが「オーダーメイド」。自分だけの、世界で一つしかない良質なアイテムを愛用し、何か聞かれたときに語れるようにすることは、もしかすると良い男の条件かもしれない…と思っていました。でも、なんとなく難しそう、敷居が高そうではあります。
一方で。
私が7年間愛用してきたショルダーバッグの角に、ついに穴が空きました。パソコンを持ち運びすぎたせいです。一応、仕事でファッションにも関わるいっぱしの社会人ですので、穴があいたバッグを背負い続けるのもどうかと思いつつ、どうしてもしっくり来るものに出会えませんでした。この使い勝手の良いところを残しながら、革の質感が語れる一生モノの鞄が欲しい…せっかくだから、Creemaでオーダーメイドしてみよう!と、KALEIDOSCOPEさんにレザーバッグのフルオーダーをすることに。
人生初のオーダーメイドの様子を、リアルにお届けします。
一生モノの鞄が欲しい!オーダーメイドのきっかけ
社会人1年目にボーナスで購入し、7年間、苦楽をともにしてきたショルダーバッグ。角に穴が空くほど使い込み、愛着はあるものの、さすがにそろそろ変えないとまずそう。そもそもショルダーでなくてもリュックもいいかも?など、迷走しながら、オンラインオフライン問わずいろいろなお店を探し、実際にいくつかバッグを買いました。
しかし「これだ!」というものに出会えず、結局、あしたのジョーなんじゃないかというくらい満身創痍のショルダーバッグを使い続けていました。この機能と思い出を残しつつ、一生使える鞄が欲しい!と考え、Creemaでオーダーメイドのショルダーバッグを注文することにしました。
革の質感にこだわりたかったので、頭の中で理想の革をイメージしながら、ランキングや作品検索でオーダーを受け付けてくれそうな作家さんを探しました。
そんな中で出会ったKALEIDOSCOPEさんは、定番作品の鞄の革の質感がイメージに近かったこと、プロフィールページから革に対する造詣の深さを感じたこと、販売済みの作品にオーダー事例が数多くあり、こちらが初めてでも安心してお願いできそうなことなどが、依頼する決め手になりました。
いざオーダーメイド開始。依頼内容をまとめます
こちらの記事でもご紹介したように、オーダーメイドの時はできるだけ希望を整理して伝えるとスムーズ。私も、今使っているバッグの特徴や、残して欲しい機能、理想としている革の質感などを箇条書きにして伝えました。
早速、KALEIDOSCOPEさんからお返事が。
良いなと思っていた革がショルダーバッグにするには少し固いことを教えていただき、そのイメージに近くかつショルダーバッグに適した柔らかさの革を新たに提案してもらえることになりました。
待つこと数日。新たに2種類の革を見つけてくれました。それぞれの革の特徴や、バッグに仕立てた時にどうなりそうかまでイメージした丁寧な説明は、ものづくりに携わる作家さんならでは。この時点での見積もりも取ってもらい、最初に希望したものと同じ栃木レザーで、より柔らかい革を選びました。
さらにやり取りを重ね、サイズの確認、裏地の有無や色、ポケットの位置などを検討します。特に前のバッグから残したかったのが、「バッグ外側のファスナーポケット」と「ショルダー紐の幅・長さ」。ファスナーポケットには、イヤホンや充電器、コンタクトの予備、お守りなどを入れており、それがそのまま入れられるようにしたかったんです。また、ショルダー紐の幅・長さは、体に馴染んだバッグと同じにしてもらいました。
そしてオーダーメイドだからこそ遊べる裏地の色は、ちょっと派手めの「ワインレッド」に!
オーダーメイドは作り出すと変更・キャンセルが難しくなるので、丁寧な打ち合わせが重要です。今のバッグのポケットをどのくらいの頻度で使っているのかなど、実際に使うシーンを想定した具体的な質問をいただけたおかげで、迷いなく決めていくことができました。
内容が固まったら、いよいよ購入手続き。
使う革に、バッグのサイズ、ポケットの数など細かい仕様が固まったら、いよいよ購入手続き。作家さんより専用の作品ページが出品されるので、購入、お支払いを行います。このスケッチも素敵で、期待感が高まります。
制作は支払い後にスタート!
ついに作品と対面!理想以上の仕上がりに満面の笑み。
購入後、待つこと一週間。待ちに待ったバッグがついに到着!ワクワクしながら開封します。
革の色艶は想像以上。バッグの形がシンプルなだけに、革の質感がストレートに感じられます。KALEIDOSCOPEさんに教えてもらったように少し固めの革ですが、使い込んで馴染んでくるのがとても楽しみです。
バッグ外側のポケットも、使いやすい位置に。裏地のワインレッドも、革の色や質感とマッチしていてバッチリです。
ショルダーの幅も、慣れ親しんだバッグと同じに。今日から毎日体にかけて、くったり味わいが増してくるのが楽しみです。
この、MacBookAirがすぽっと入る感じ、最高でした。「自分にばっちりフィットしてるもの」がきたときは、やっぱり嬉しいですねえ。
自分だけの一点物を手にする喜び。オーダーメイドで味わって
バッグを開けた瞬間の嬉しさは、今までお買いもので感じたことのない種類ものでした。これは、自分が携わるサービスだから…という贔屓目抜きに、本当に良いものと出会ったときに感じるものだと思います。
オーダーメイドは細かいやり取り必要になるだろうから、そのやり取りが面倒かもしれないなと思っていました。けれど、やはり自分のこだわりが反映されたものができあがっていくというわくわく感もあり、作家さんからの返信を待つのが楽しみになっていました。
依頼する内容をしっかり整理するなど気をつけるべきことを抑えれば、オーダーメイドは意外と簡単です。そのプロセスも、出来上がったものも、非常に満足度が高いオーダーメイド。ぜひ皆さんも、一年頑張ったご褒美や、新しい年に新調するもの、オーダーメイドでこだわってみてはいかがでしょうか?
(KALEIDOSCOPEさんプロフィール)
https://www.creema.jp/c/kaleido
「日々の暮らしに寄り添い 共に育つ革製品」
をテーマに、ものづくりに取り組んでいます。
永くお使い頂けるよう
「飽きのこないシンプルで機能的なデザイン」
「経年変化により、さらに味わいの増す素材」
を厳選し、 手作業による丁寧な仕立てを心がけています。