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母の日のメッセージや手紙に何を書く?気持ちが伝わる書き方・例文まとめ
母の日に人気のプレゼントといえば、定番のカーネーションやお花、スイーツギフト。
一方、お母さんが実際に欲しいと思っている人気のプレゼントは? ——お花、スイーツに続き、"欲しい" という声が多かったのが実は「手紙」。自分のことを考えてくれていると感じるから、というのがいちばんに挙がった大きな理由でした。
本当はお母さんって、贈られる "モノ" よりも "気持ち" の方が嬉しいのかも。
でも、身近な存在だからこそ、普段からの感謝の気持ちを文章にして伝えるのって、恥ずかしいし、難しいですよね。
そこで今回は、母の日の手紙の書き方や文例をご紹介します。Creemaのスタッフにも、自分のお母さん、義理のお母さん、そして一緒に育児を頑張る奥さんに向けて、それぞれ実際にお手紙を書いてみてもらいました。
レターセットやメッセージカードの選び方、どんなことを書くかなど、母の日の手紙のヒントがいっぱい! 今年は気持ちを「手紙」や「メッセージ」という形にして届けてみませんか?
目次
● 「手紙」は、母の日にもらって嬉しいもの第3位!
● 母の日の手紙の書き方は? 文例とポイント
1. 自分の言葉で「ありがとう」を書く
2. 日頃の具体的なエピソードを書く
3. いつまでも忘れられない思い出を書く
● 母の日の手紙、実際何を書いた? 具体例をスタッフに聞いてみました
− 自分のお母さんへ
− 義理のお母さんへ
− 妻へ
● 今年は手紙やメッセージで、気持ちを形にして贈りませんか?
「手紙」は、母の日にもらって嬉しいもの第3位!
Creemaが2022年にユーザーに行った母の日のプレゼントに関するアンケートで「今年の母の日にもらったら嬉しいプレゼントは?」と聞いたところ、なんと「手紙」が第3位という結果に。定番のお花のギフトやスイーツに次いで、お母さんの3人に1人が「手紙をもらうと嬉しい」と答えたんです。
その理由をみていくと、「自分のことを考えてくれていると感じるから」が多数。日頃から自分より家族のことに心を砕いているお母さんだからこそ、想いの大切さを感じているのかも。手紙を書いている時間は、自然と相手のことを考えるもの。誰かが自分に手紙を書いてくれる行為や時間そのものが、お母さんがいちばん欲しいプレゼントなのかもしれません。
一方で、母の日のプレゼントを贈る予定がある方に「贈りたいプレゼントは?」と聞いたところ、「手紙」と答えたのはたったの5%。やはり感謝を言葉に表現することは気恥ずかしく、なかなかハードルが高いのも事実のようです。
母の日の手紙で大切なのは、"お母さんのことを考えて書く" こと。畏った形式や挨拶はなくても大丈夫。好きなカードや便箋に、自由に思いを綴ってみましょう。
便箋を前にして「書くことが思い浮かばない」という方は、次の3つポイントを意識してみてください。
母の日の手紙の書き方は? 文例とポイント
1. 自分の言葉で「ありがとう」を書く
本やインターネットなどにある文例だけだと、どこか他人行儀になりがちです。大切なことは、自分の言葉で書くこと。
いつもの話し言葉をそのまま文字にしても大丈夫。自分の自然な言葉で「ありがとう」の気持ちを綴ってみてください。
(文例)
・お母さんも忙しいのに、美味しいご飯を欠かさず作ってくれてありがとう。毎日家に帰るのが楽しみです。
・自分が親になって初めて、お母さんの気持ちがちょっぴり分かった気がします。今までたくさん心配かけたけど、ここまで見守ってくれてありがとうございます。
・なかなか気軽に会えない日が続くけど、こまめに連絡をくれて心強く思っています。いつも気にかけてくれてありがとう。また遊びに行くね。
2. 日頃の具体的なエピソードを書く
お母さんが「自分のために書いてくれた」と感じる理由のひとつに、母と子にしかわからない、具体的なエピソードがあります。
ご飯を作ってくれることへの感謝を伝えたいなら好きなメニューを書く、心配してくれることへの感謝なら毎週電話をくれることを書くなど、小さなことでも具体的に書くと、感謝の気持ちが伝わります。
(文例)
・お母さんのご飯は全部好きだけど、部活の日にお腹ペコペコで食べるトマト煮込みのハンバーグが大好きです。また作ってください!
・この前相談したこと、アドバイスもらったようにしてみたら解決したよ!ママは私のことなんでも分かってすごいなぁ。
・帰りが遅い私を心配して、いつも迎えにきてくれてありがとう。友達の前では恥ずかしがってるけど、本当はお母さんの姿が見えるとほっとします。
3. いつまでも忘れられない思い出を書く
小さい頃にしてもらったことや言われた言葉で、ずっと心に残っていることがあるなら、それを書いてみても良いかもしれません。
お母さんが忘れていても、「そんなに昔のことを大事に覚えててくれているんだ!」と嬉しい気持ちになるはずです。
(文例)
・子どもの頃風邪をひいて高熱が出た日、お母さんが夜中に何回も様子を見に来てくれたのを時々思い出します。
・苦手だった裁縫、お母さんが上手に教えてくれたから克服できました。
・進路に悩んでいたあの頃、お母さんに言われた「あんたが選んだ道なら大丈夫。応援するよ」が忘れられません。今でも岐路に立った時、迷わず決められるのはお母さんのおかげです。
母の日の手紙、実際何を書いた? 具体例をスタッフに聞いてみました
今回は5名のスタッフが、自分のお母さん、義理のお母さん、奥さんそれぞれに宛てて、実際に母の日の手紙を書いてみました。
お手紙の中身はプライベートなことなのでお見せできませんが、どんなことを書いたのかお話を聞かせてもらいました。レターセット、メッセージカード選びや、どんなエピソードを書くか、スタッフの話をヒントにイメージを膨らませてみてくださいね。
自分のお母さんへ
コロナ禍のなかでCreemaに入社した増山は、分散出社が再開した半年ほど前から一人暮らしを始めたそう。めまぐるしい毎日のなかで改めて気づいた母の偉大さと感謝をお手紙に込めました。
メッセージカードには、Paper Villageさんのガーベラのカードを選びました。ペーパークラフトで作った立体的なガーベラが存在感のある、飾っていたくなるメッセージカードです。メッセージを書くスペースもたっぷりあるので、おしゃれなカードでたくさん書きたい方におすすめです。
母がお花が好きなので、お花のメッセージカードかレターセットを探していて、この作品が目に留まりました。お花が立体的になっているのが珍しく、華やかさもあってひと目で気に入りました。
スタッフ・増山
私は社会に出て今年で3年目になるのですが、コロナ禍でリモートワークがメインだった時は実家で仕事をしていました。コロナの流行が少し落ち着いて出社することが増えたので、半年ほど前から一人暮らしをしています。いざ一人で暮らしてみると、仕事があるなかで家のことも自分でしなければならないのが本当に大変で…… 実家で快適に過ごせていたのは、母が家のいろんな細かいことを全部やってくれてたおかげで、家がきれいなのは当たり前じゃなかったんだ、と心の底から思いました。
母は見返りを求めない、私がやりたいからやる、という人なので、見返りを求めない愛情の形があることを母から学んだこと、これからその愛情に恩返しがしたいと思っていることをお手紙に書きました。
昨年クリーマに入社した近野は、それまでずっと実家暮らしで一緒に過ごしたお母さんにお手紙を書くことにしました。
選んだレターセットは、リリック・リックさんの作品。手紙を開けると便箋に忍ばせた蝶々が飛び出す、もらった人があっと驚く仕掛け付きです。便箋は2枚入っているので、書くことがたくさんある方も安心。蝶々の羽にもメッセージを書くなど、いろいろな楽しみ方もできそうです。
蝶々が飛ぶレターセットは、社内チャットで他のメンバーがシェアしていたのを見て「使いたい!」と思い、お気に入りに入れていた作品です。ちょうど母の日が近いので、お手紙を書いてみることにしました。
スタッフ・近野
母と私は、2人で海外旅行に行ったりするくらいの仲良し。昨年クリーマに入社し上京するまで、ずっと実家暮らしで母と一緒にいたので、いろいろなことへ感謝と「また帰るね!」というメッセージを書きました。その中で私を産んでくれたことへの感謝もこの機会にと思い、「あなたから生まれたことが、今のところラッキーランキング1位です!」と書いてみました。
猫が好きなお母さんにと選んだのは、omoguさんのレターセット。便箋を入れると、封筒の窓から猫さんが現れます。便箋の猫さんはよくみると一匹だったりたくさんいたり……。封筒に入れる順番で窓から見える猫さんが変わるのも楽しく、何度も取り出して読み返したくなりそう。封筒2枚、便箋6枚のセットで、たっぷり書きたい方におすすめです。
母が猫好きなので猫のモチーフでいろいろ探すなかで、仕掛けがとてもユニークで可愛らしくて、封筒に入れると猫があらわれるのにキュンとして決めました!
スタッフ・針生
私がクリーマに入社した2013年は、まだクリーマの社員が6人くらいのときで、この会社に入るかどうかものすごく悩んだんです。
その時に母が背中を押してくれて、入社して8年が経ちましたが、大好きな人たちが集まる大好きなこの会社で働けていて本当によかったなと思っているので、
あの時背中を押してくれてありがとう、の感謝を伝えたいなと思っています。
義理のお母さんへ
スタッフ佐野は、何かあるごとに遠方から駆けつけて助けてくれる義理のお母さんに、感謝を込めてお手紙を書くことに。
選んだメッセージカードは、お花に埋もれるセキセイインコが可愛いlaviolalunaさんの作品。カラフルで可愛らしいイラストのカードは、贈る相手を選びません。レターセットなどに比べるとちょっと小さめなので、手紙を書き慣れない方にも挑戦しやすいはず。
最近実母から小包が届いたのですが、添えられていた手紙が嬉しくて、やっぱり手書きの手紙っていいなぁと思っていました。
スタッフ・佐野
チームではお誕生日に寄せ書きを贈るなど、直筆メッセージを書く事がありますが、家族は身近すぎて基本的にはスマホでやり取りをしているので、あえて手書きメッセージを書いてみようと思いました。
メッセージカードは以前から版画作品が気になっていた作家さんのものです。義母がお家の玄関にお花を飾っていたりするので、きっとお花が好きだろうなと思い選んでみました。普段から明るくて可愛らしい人で、カードをみて「かわいいね〜〜!」と言ってくれるシーンが思い浮かびます。
引っ越しなど今年お世話になりそうな事について「よろしくお願いします」と伝えつつ、明るくて優しい佐野家の太陽みたいな存在で感謝している事を書きました。普段は中々面と向かって伝えられていないことが、お手紙だと改めて書けるのはいいところだなと思います。
4歳の息子も絵が描けるようになったり、ひらがなも見よう見まねで書けるようになってきたので、お手紙に添えたいと思っています。
妻へ
メンバーから社内イチの愛妻家といわれる竹内は、2歳の娘と犬を育て家族を守ってくれている奥さんにお手紙を贈ります。
選んだのはレターセットではなく、ポスター。「動物さんと人の間柄」をテーマにしたpicnic basketさんのイラストは、心温まる家族写真のような世界観です。犬猫の種類も豊富でオーダーにも対応可能なので、動物と暮らしている方におすすめ。ポスターという飾れる形なので、裏にメッセージを書いて渡すなど、「お手紙はちょっと気恥ずかしい」という方もおしゃれにプレゼントしやすいのではないでしょうか。
我が家は僕と妻、2歳の娘、犬(シュナウザー)の3人と1匹の家族なので、シュナウザーのモチーフでなにか…… と探していて出会ったのが、こちらのポスターでした。ポスターなら贈ったあとに飾ってもらえるのもいいなと思って選びました。
スタッフ・竹内
月並みですが、自分が安心して仕事ができていることは、妻が子どもと犬の世話や、家事をしてくれているおかげだと思っています。今回は母の日の手紙ということなので、娘や犬の立場を借りて、そういった日々の感謝を書きました。
僕はこれまでも、何かの節目とか喧嘩した後とかに妻に手紙を書くことがあって、妻からもらった手紙とかメモとかも大事に取っているものがあります。
いつも言葉で伝えてることでも、手紙という形で書き出すことで改めて相手に対する自分の気持ちを整理できるし、そうすると日々の生活の中での自分の発言や行動にも自然に気持ちが現れて、結果家族がハッピーで過ごせる気がします。
「改めて手紙を書くなんて恥ずかしい」と思われるかもしれませんが、普段生活の中でしている会話や感謝を形に残すだけだと思えば、案外書けるものなのでぜひチャレンジしてみてほしいです。
特に子どもを育てているとどんどん「父」と「母」になっていかざるを得ないなかで、手紙を通して相手と自分の2人の関係を見つめることができるので、ちょっと恋人気分にもなれておすすめですよ。
今年は手紙やメッセージで、気持ちを形にして贈りませんか?
身近な人への手紙はちょっぴり照れくさいかもしれませんが、もらう側にとっては「自分のためにがんばって書いてくれた」と思うと嬉しいものです。
今年はお花やプレゼントに加えて、母の日の手紙やメッセージカードを書いてみませんか。感謝や愛情といった大切な気持ちが、きっと伝わるはずです。
※ この記事は2022年4月に公開した記事を編集して再度公開しています。