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入学式・卒業式のコサージュの選び方。色や種類、付け方、注意点は?

スーツやジャケットの胸元を華やかに飾ってくれるコサージュは、春の一大イベントである卒業式・入学式につけるアクセサリーの定番です。
もちろん子どもが主役の式典ですが、親にとっても節目となり、子どもの門出や新たなスタートを見守る大切な日。服装やアクセサリーだって、式典にふさわしくフォーマルで、かつおしゃれなものをこだわって選びたいですよね。
そこで悩むのが、卒業式や入学式には「何色のコサージュがいいのか」「どんな素材、種類のコサージュがいいのか」、そして「向きや位置などの正しい付け方」ではないでしょうか。
今回は、そんな卒業式や入学式につけるコサージュをつけるときに知っておきたいポイントと選び方、Creemaでおすすめのコサージュを色や種類別にご紹介します。
目次
● 卒業式・入学式にコサージュは必要?つけないこともできる?
● 卒業式・入学式におすすめのコサージュの選び方。同じ服装でも、つけるコサージュは変えるのが◎
① コサージュの色で選ぶ
− 卒業式|服装の色味とおすすめのコサージュの色
− 入学式|服装の色味とおすすめのコサージュの色
② コサージュの素材と種類で選ぶ|フォーマルシーンにもOKな素材と種類は?
◎ シルクフラワー(アーティフィシャルフラワー)のコサージュ
◎ プリザーブドフラワーのコサージュ
◎ オーガンジーやシフォン、サテンの布花コサージュ
◎ パールのコサージュ
● コサージュはどこにつける?正しい位置と付け方・コサージュの向き
● 卒業式・入学式におすすめのコサージュ10選
卒業式・入学式にコサージュは必要?つけないこともできる?
卒業式や入学式など、ハレの日につけることが多いコサージュですが、必ずしもつけないとマナー違反になってしまうということはありません。
子どもの門出の日である卒業式や入学式にコサージュをつけることが多いのは、コサージュが "式典に華を添え、お祝いの気持ちを装いでも伝える" という意味があるから。
一般的に式典などのセミフォーマルなシーンには、落ち着いた色合いのジャケットやスーツ、ワンピースを着用することが多いもの。コサージュをつけるだけで一気に華やぎ、記念写真を撮るときも色合いが春らしくなるというメリットもあります。
まだ小さな兄弟を抱っこで連れて行くから繊細なコサージュは引っ張られてしまいそう、コサージュはなんとなく苦手…… という人もいるはず。そういった場合は、コサージュの代わりにネックレスやブローチをつければ、華やかな印象になります。
コサージュ以外の卒業式・入学式アクセサリーマナーと選び方については下記記事で詳しくおすすめをご紹介していますので、コサージュ以外のアクセサリーで式典の装いをおしゃれに飾りたい人は参考にしてみてください。
卒業式・入学式におすすめのコサージュの選び方。同じ服装でも、つけるコサージュは変えるのが◎
一般的に、卒園式や卒業式のスーツは濃い色、入園式や入学式には淡い色が良いとされています。
その理由は、卒業式は別れという意味や卒業証書授与という目的を持った厳粛な式典であり、一方入学式は新しい出会いの意味を持った式典であるからだそう。
スーツを卒業式と入学式で使い分ける場合、コサージュも服装に合わせて色を変えるのがベストです。
ただ最近では、卒業式と入学式で同じスーツやジャケットを着回すことも増えてきました。
服装は同じもので卒業式・入学式の式典に参加する場合は、コサージュのお花の種類や色味を変えるのがおすすめです。コサージュで雰囲気の変化をつけることで、その場に合った装いをすることができますよ。
① コサージュの色で選ぶ
■ 卒業式|服装の色味とおすすめのコサージュの色
3月のまだ桜も蕾のころに行われることが多い卒業式では、濃い紺色、黒、グレーなどのスーツやジャケットを着用することが多いようです。仲良しの友だちやお世話になった先生とお別れになる最後の日に行われる式典なので、子どもたちとの門出を祝いつつも、シックで大人っぽい服装やコサージュを選ぶのがおすすめです。
そんな卒業式につけるコサージュでおすすめの色は、ベージュ系、薄いピンク、サーモンピンク、オフホワイト、白、薄い紫色、薄い水色など。ピンク系は入学式にも定番の春カラーですが、変化をつけるなら紫や水色も爽やかでおしゃれです。そのほか、パールが主役のブローチなどもコサージュ代わりにおすすめです。
■ 入学式|服装の色味とおすすめのコサージュの色
桜も咲いてきて少し暖かくなってきた春らしい4月に開催される入学式は、卒業式よりもさらに春らしく、明るい装いで参加するのがベスト。スーツやジャケットは薄いグレーや薄いピンク、白、オフホワイト、淡いパステルカラーなどだと春らしくて素敵ですが、もちろん卒業式と同じスーツでも大丈夫です。
そんな入学式コサージュにつけるコサージュでおすすめの色は、桜色、サーモンピンク、シルバー、レモンイエロー、オレンジなど。ピンク系やイエロー系だと一気に春らしく華やかな印象に仕上がります。入学式は子どもの新しい生活のスタートへのお祝いの気持ちも込めて、明るい色を選んでください。
【これはNG】卒業式・入学式に注意したいコサージュの色合い
派手すぎる濃い赤や黒、ビビットカラーやネオンカラーなどの色合いは避けた方が良いでしょう。
あくまで主役は子どもたちである春の式典。大人の参加者は、式典に華を添える薄めの色合いや淡い色合いが最適です。
② コサージュの素材と種類で選ぶ|フォーマルシーンにもOKな素材と種類は?
コサージュには "身につけることで喜びを相手に伝える" という意味もあります。ここでは、卒業式や入学式など、セミフォーマルな場にもふさわしいコサージュの素材や種類をご紹介します。
【これはNG】卒業式・入学式に注意したいコサージュのデザインや素材
フェルトやコットン、リネンなど、カジュアルな生地でできたコサージュは、卒業式や入学式などのセミフォーマルなシーンには向きません。また、ラメがたくさんついていたり、光沢感が強すぎるコサージュは通常夜間のパーティーなどにつけていくもの。昼間に行われる式典にはつけていかないのがベストです。
◎ シルクフラワー(アーティフィシャルフラワー)のコサージュ
シルクフラワーとは、「シルクのように美しい」というところから名付けられた、生花にはない美しさを兼ね備えた造花の総称で、アーティフィシャルフラワーとも呼びます。お花に合わせてさまざまな素材や色が使われ、本物の花以上にバリエーション豊かな美しさがたのしめるのが特徴です。
シルクフラワーのコサージュは、プリザーブドフラワーや生花のコサージュに比べて表現できるお花の種類や色が豊富に揃っているので、コサージュを探すならぜひ選んでいただきたい種類のひとつ。
また、シルクフラワーは比較的丈夫で長持ちするので、まだ抱っこをしないといけない小さい子どもがいるお母さんにもおすすめです。
◎ プリザーブドフラワーのコサージュ
長く生花の美しさを楽しめるように、本物の花を薬品で加工したものがプリザーブドフラワーです。
生花を加工したものなので、とても繊細ですが、本物のお花ならではの美しさが特徴です。
◎ オーガンジーやシフォン、サテンの布花コサージュ
ふわっと透け感のあるオーガンジーや、シフォン、サテン生地でつくられた布花のコサージュは、華やかな入学式の服装にぴったり。ピンクベージュやオフホワイトなど、優しい色合いと質感なので、スーツや服ともしっくり馴染み合わせやすいのが特徴です。
◎ パールのコサージュ
パールは卒業式や入学式につけられる唯一の宝石です。パールのネックレスやイヤリングをつける方も多いはず。
コサージュもパールがあしらわれたものを選べば統一感がでて、より上品な印象に。
長く使いたい場合は、アーティフィシャルフラワーやオーガンジーなどの布花と組み合わせられたものを選ぶと美しさそのままに愛用できます。
コサージュはどこにつける?正しい位置と付け方・コサージュの向き
コサージュをつける位置
コサージュをつける正しい位置は、自分から見て左側(心臓側)が良いとされています。左側でも、お花の位置は下すぎないように注意。襟元や、胸よりも上の鎖骨の真下(くぼんでいるあたり)につけると、美しく上品にみせてくれるのでおすすめです。
胸元につけてしまうと、見る人の目線より下になってしまい、明るい印象になりづらくなってしまうので注意しましょう。
コサージュをつける向き
茎がついているコサージュの場合、茎の向きで迷うこともあるかもしれません。
一般的には茎は下・お花が上向きになることが多いですが、生花でできたコサージュの場合は反対につけることが正しいことも。
Creemaで購入できるコサージュであれば作品写真を参考に、迷ったら取引メッセージでクリエイターに確認して、あらかじめ確認しておくことがおすすめです。
コサージュが傾いたりグラつく場合の対処方法
お洋服の生地に穴を開けるのを躊躇してしまい、コサージュのピンを指すときに少ししか生地をすくわない人も多いかもしれません。でも、これはコサージュがお辞儀をしてうつむいてしまう原因になるのはもちろん、反対に洋服の生地にも強い力が加わってしまうので避けたい付け方です。
https://www.creema.jp/blog/657/detail
正しい付け方は、ピンの幅を活用してしっかり生地をすくうことがポイントです。そうすることで、しっかりとコサージュが服に密着し、生地にも負担がかかりにくくなります。
また、お洋服の生地が薄くどうしてもコサージュがぐらついてしまう場合は、裏に厚めの生地で当て布をすると安定します。目立ちづらい色のフェルトやキルト生地などを四角く切ったものを使うのがおすすめです。
詳しくは下記記事でも推奨の着用方法をご案内しているので、チェックしてみてください。
卒業式・入学式におすすめのコサージュ10選
親子でお揃いのコサージュを身につけたり、花束のようなブーケデザインのコサージュを選んだり、つまみ細工の和風のデザインを選んだり。「コサージュ」ひとつとってもさまざまな雰囲気とデザインのものがCreemaではみつかります。
ここからは編集部おすすめのコサージュをご紹介します。
ミモザ&チューリップのコサージュ お子さま用も♪入学式・入園式、フォーマルやセレモニーに
春の訪れとともにやってくる新たな門出を明るく元気に迎えてくれます。
【コサージュ・ブローチ】上品で清楚なバラと2連 パール
卒業式・入学式以外にも、発表会やお祝いごとなどで幅広く活躍してくれそうなデザイン。
桜コサージュ2way つまみ細工 *卒業式 入学式
すずらんの花束コサージュ
セミフォーマルな装いにはもちろん、春のバッグにつけても可愛いお花のコサージュです。
ローズガーデンpale blue【コサージュ】プリザーブド&ドライフラワー ボックス付
カップ咲きのオールドローズにかすみ草や紫陽花のプリザーブドフラワー、ドライフラワーが合わせてあります。サテンのリボンが上品に揺れるのがポイント。
ケース付き ミモザのコサージュ light blue -Artificial flower-
ピンとクリップが付いているので、ヘアクリップにしたり、バックに付けたりと、いろいろな使い方が楽しめます。
バラとクリスマスローズのコサージュ
差し色に使われている白い紫陽花とパールが華やかさを加えてくれています。
親子コサージュセット ラナンキュラスとパールボールブーケ(ホワイトラベンダー・ケース入)
男性や男の子のブートニアとしても使えるデザインです。
プリザーブドフラワーコサージュ(オレンジ)
こちらは爽やかで淡いオレンジ色がおしゃれなプリザーブドフラワーのコサージュ。全体的に統一感のある色合いに仕上げられており、ユーカリがアクセセントになっていることでナチュラルな雰囲気に仕上がります。
大人晴れの日桜コサージュ ケース付き
桜は枝を少し見せて自然な雰囲気に。シルバーのレースリボンでふんわり束ねられています。
大切な思い出に、華のあるコサージュを
今回は、卒業式・入学式それぞれでおすすめのコサージュの色や、セミフォーマルなシーンでおすすめのコサージュの素材や種類、そしてコサージュの正しい付け方をご紹介しました。
春の門出を祝う卒業式や入学式の服装に、華を添えてくれるコサージュ。子どもの入学式や卒業式は、子どもにとっても、親にとっても大切な一生の思い出になるはずです。ぜひ素敵で自分らしいコサージュを見つけて、思い出に残る卒業式・入学式にしてください。