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マナーを踏まえておしゃれに。卒業式・入学式アクセサリーマナーと選び方。コサージュ、パール以外も

卒業式・入学式は、親にとっても特別な日。フォーマルなセレモニーだからこそ、子どもの門出を祝う卒業式や入学式につけていくアクセサリーは、正しいマナーを知ったうえで選びたいもの。
この記事では、卒業式・入学式などの式典に出席する際の正しいアクセサリーの選び方やマナーを分かりやすく解説します。マナーを踏まえながらもおしゃれにハレの日の装いをコーディネートするヒントが見つかるはずです。
「コサージュは必要?」「パール以外でおすすめのアクセサリーは?」「ダイヤのアクセサリーは?」など、よくある疑問や心配ごとに対してもQ&A方式でお答えします。
目次
● 卒業式や入学式につけるアクセサリーの基本マナーと注意点・NG例
− 卒業式・入学式のドレスコードは、昼の準礼装「セミフォーマル」で
− 主役は子どもであるということ
− 思い出に残るからこそ、"私たち" らしいアクセサリーを選んで
● 卒業式・入学式のアクセサリーマナーに関するQ&A
Q1. 卒業式・入学式にコサージュは必要?代わりになるアクセサリーは?
Q2. 卒業式・入学式のネックレスはパール以外でも良い?
Q3. 卒業式・入学式にアクセサリーなしは大丈夫?
Q4. 卒業式・入学式にゴールドのアクセサリーはOK?
Q5. 卒業式・入学式にダイヤのアクセサリーを選んでも良い?
Q6. コサージュとアクセサリーは一緒につけて良い?
Q7. 卒業式・入学式に婚約指輪や腕時計をつけても良い?
● 卒業式・入学式のアクセサリーの選び方を種類別に解説
− 卒業式・入学式アクセサリーの定番はパール
− お祝いの気持ちをあらわすコサージュ・ブローチ
− 卒業式・入学式につけるネックレスのマナー
− 卒業式・入学式につける指輪/リングのマナー
− 卒業式・入学式につけるピアス/イヤリングのマナー
卒業式や入学式につけるアクセサリーの基本マナーと注意点・NG例
◎ 卒業式・入学式のドレスコードは、昼の準礼装「セミフォーマル」で
卒業式や入学式は、昼間に行われる式典なので、昼の準礼装である「セミフォーマル」な装いやアクセサリーでのぞむのがマナー。「セミフォーマル」とは、セレモニーなどの席で着用するドレスやスーツなどを指し、夜の礼装のような煌びやかな派手さは抑えて、フォーマルで上品な装いを意識するのが良いでしょう。
卒業式や入学式のアクセサリーでNGなものは、過度に光沢感があるものや過度に大ぶりなアクセサリー。こういった派手なデザインは式典では避けるのがおすすめです。
反対にアクセサリーのなかでも卒業式や入学式などの式典におすすめなのが、パールのアクセサリー。パールは光りすぎず、上品にセミフォーマルなコーディネートに華を添えてくれます。
◎ 主役は子どもであるということ
卒業式・入学式は、子どもの節目を祝う式典です。あくまで主役は子どもたち。参列する大人の装いは過度に派手で目立つ服装は避け、きちんと感や上品さのある装いで、お祝いの気持ちを表しましょう。
単に無難で地味な服装をするのではなく、コサージュやアクセサリーで装いに華を添えることは、祝福の気持ちを装いであらわすことにもつながります。
◎ 思い出に残るからこそ、"私たち" らしいアクセサリーを選んで
卒業式や入学式は、子どもにとっても親や大人にとっても特別で大切な日。子どもにとってはその先の長い人生のなかでも節目の思い出となる日になるはずです。
たとえば、小学校の入学式なら子どもとお揃いのコサージュやヘアアクセサリーをつけて親子で参列する、卒業式なら子どもが好きな色や花のコサージュを選んでみる、などその親子らしいアクセサリー選びをすれば、さらに思い出に残るものになるでしょう。
マナーを守るだけでなく、正しいマナーを知ったうえで、ぜひ自分たちらしいおしゃれをして、思い出に残る装いで門出の日を迎えてくださいね。
卒業式・入学式のアクセサリーマナーに関するQ&A
【Q1.】 卒業式・入学式にコサージュは必要? 代わりになるアクセサリーは?
卒業式・入学式でコサージュをつけないといけないという決まりではありません。まだ小さな兄弟を抱っこで連れて行くから繊細なコサージュは引っ張られてしまいそう、コサージュはなんとなく苦手…… という人もいるはず。そういった場合は、コサージュの代わりにネックレスやブローチをつければ、華やかな印象になります。
【Q2.】 卒業式・入学式のネックレスはパール以外でも良い?
もちろん卒業式・入学式につけるネックレスも、パールでないといけないという決まりはありません。たとえば、シンプルで小ぶりなゴールドやシルバーのネックレスや、桜をモチーフにした春らしいアクセサリーもおすすめ。
また、同じパールでも淡水パールやバロックパールなど、異なる種類のパールを選ぶと印象も変わります。いわゆるフォーマルなパールネックレス以外が良いという人は、いろいろなパールの種類やデザインで検討してみるのもおすすめです。
こんなデザインのパールネックレスならフォーマルにはもちろん普段の装いにもカジュアルに合わせられて、ひとつ持っていると重宝します。
【Q3.】 卒業式・入学式にアクセサリーなしは大丈夫?
「小さな赤ちゃんも同席するから、引っ張られたりする心配のあるアクセサリーは避けたい」、「ネックレスは肩が凝ってしまう」、「イヤリングは痛い」など、アクセサリーが苦手な方もいるはず。必ずしも卒業式・入学式の装いでアクセサリーをつけないといけないというわけではないので、アクセサリーをつけない選択も可能です。
せっかくのお祝いの席なので、たとえばその代わりに首元が華やかなセットアップやスーツを選ぶ、小さめのブローチを胸元につけるなど、装いを華やかにする工夫もするとベストです◎
【Q4.】 卒業式・入学式にゴールドのアクセサリーはOK?
派手で光沢感が強すぎるゴールドの大ぶりアクセサリーは避けた方が良いですが、華やかな印象のあるゴールドカラーは卒業式や入学式のアクセサリー選びでもぜひ取り入れたい色味のアクセサリーです。
特に、パール×ゴールドのアクセサリーは、日本人の肌にも馴染みやすいことが多く、フォーマルなスーツやワンピースとも相性が良いアクセサリーです。派手になりすぎるのが心配な方は、ゴールドのなかでも色味が控えめの10K(10金)やピンクゴールドなどを選ぶのがおすすめです。
【Q5.】 卒業式・入学式にダイヤのアクセサリーを選んでも良い?
光り輝くダイヤモンドやビジューのアクセサリーは、一般的には夜のパーティーで身につけるもの、というイメージが強いかもしれません。ただ最近ではパールと組み合わせられた控えめでシンプルなダイヤのアクセサリーや、一粒ピアスなどを身につけるママも多く見かけるようになりました。
卒業式や入学式の装いにも適した小さめのダイヤやビジューのアクセサリー、コサージュもたくさんみつけられるので、垢抜けた式典の装いをしたい方にはおすすめです。
【Q6.】 コサージュとアクセサリーは一緒につけて良い?
もちろんコサージュとネックレスなどのアクセサリーを一緒につけるコーディネートもおすすめです。一緒につけても統一感があるように、色味や素材を合わせたり、サイズ感に注意して選ぶとおしゃれです。
Creemaではコサージュやフォーマルブローチと、ネックレスやピアスなどがセットになった作品も多く出品されているので、簡単におしゃれなアクセサリーコーディネートを決めることもできます。ぜひのぞいてみてください。
【Q7.】 卒業式・入学式に婚約指輪や腕時計をつけても良い?
卒業式や入学式などの式典には、婚約指輪や腕時計をつけて参列してもOKです。腕時計はカジュアルすぎず、セミフォーマルな装いでも違和感のないものを選びましょう。
卒業式・入学式のアクセサリーの選び方を種類別に解説
■ 卒業式・入学式アクセサリーの定番はパール
卒業式・入学式の式典で身につけるのにおすすめのアクセサリーといえば、やっぱりパールのアクセサリーです。パールアクセサリーのなかでも、「ホワイトパール」をはじめとした淡い色合いのパールがおすすめ。最近では「淡水パール」や、「バロックパール」、「アコヤ真珠」など雰囲気もさまざまなものがありますので、自分の好みに合わせて選んでみてください。
パールのネックレスでは、一粒ネックレスや一連ネックレスのほか、お祝いの席なので "重ねる" という意味もあらわせる二連や三連ネックレスもおすすめです。
■ お祝いの気持ちをあらわすコサージュ・ブローチ
卒業式・入学式の定番のアクセサリーといえばコサージュ。胸に花を飾ることは、お祝いの気持ちをあらわすという意味があります。親子でお揃いのコサージュを身につけたり、花束のようなブーケデザインのコサージュを選んだり、つまみ細工の和風のデザインを選んだり。「コサージュ」ひとつとってもさまざまな雰囲気とデザインのものがCreemaではみつかります。
お花のコサージュはなんとなく苦手、という方におすすめなのが、コサージュと同じくジャケットの襟などにつけるブローチ。パールのブローチはもちろん、ほのかなツヤのある刺繍のブローチや、アンティークボタンのブローチなど、ジャケットやフォーマルワンピースと相性が良いものがたくさんみつかります。カジュアルになりすぎない上品さのある素材を選べば、フォーマルな席にもぴったりです。
■ 卒業式・入学式につけるネックレスのマナー
卒業式・入学式につけるネックレスは、定番のパールはもちろん、一粒タイプのものであればダイヤモンドなどの宝石もおすすめ。コサージュと一緒につけるなら、一連で短めのパールネックレスや、シンプルなダイヤモンドのネックレスと合わせると、コサージュを引き立ててくれそうです。コサージュをつけない場合は、少し長めのネックレスや2連、3連のパールネックレスをつければ、華やかさをプラスできます。
■ 卒業式・入学式につける指輪/リングのマナー
卒業式・入学式につける指輪やリングは、結婚指輪や婚約指輪だけにとどめておくのが良いでしょう。ネックレスにピアス、コサージュやヘアアクセサリーと、身につけるアクセサリーがいつもよりも多くなる式典の装い。手元は上品かつシンプルな印象になるようにするのがおすすめです。
ちょっと物足りない、という人は、式典の装いに合わせて大人っぽくシンプルなネイルなどをするのも良いかもしれませんね。
■ 卒業式・入学式につけるピアス/イヤリングのマナー
フォーマルな席では、髪をアップスタイルにする方もいると思います。ピアスやイヤリングを耳元にプラスするとより顔まわりが華やかな印象に。
派手になりすぎないよう、耳たぶに沿う一粒タイプや小ぶりでシンプルなデザインを選ぶのがおすすめ。素材はパールや宝石など、一緒につけるアクセサリーに揃えるとまとまり良く見えます。
卒業式や入学式に選ぶアクセサリーのマナーまとめ
卒業式・入学式などの式典で選ぶアクセサリーは、セミフォーマルのマナーに沿って、派手すぎず光沢感があるものを避けつつ、お祝いの気持ちをあらわしてスーツなどの装いに華を添えるパールのネックレスやコサージュ、ブローチなどを選ぶのが良いでしょう。パール以外のゴールドやダイヤ、ビジューのアクセサリーでも、派手すぎなければ問題ありません。
子どもにとっても親にとっても特別な門出の日。お祝いの気持ちを込めた素敵な装いで、思い出に残るセレモニーにしてください。