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ネイルチップの付け方とは?サイズ測定~付け外しの方法を解説

2019.09.20
ネイルチップの付け方とは?サイズ測定~付け外しの方法を解説

こんにちは、クリーマの竹中です。

 

私事ですが、先日結婚式を挙げまして、その際に初めてネイルチップを使用しました。普段ネイルはしないけれど、式の当日くらいは華やかなネイルで迎えたいと思ったのですが、他の準備で慌ただしい中、サロンを予約して足を運んで、オフの予約もして……というのはなかなか大変。


そこで思い浮かんだのが、手軽に付け外しできるネイルチップ。これまでも、「ジェルネイルよりも気軽に華やかなネイルを楽しめそう」と気になっていましたが、「サイズはどう測るのか?」「ネットで購入しても、形はちゃんと合うのか?」「一度付けたらどれくらい外れないのか?」そんな疑問や不安から、手を出せずにいました。

 

きっと私以外にも、同じようにネイルチップにチャレンジできずにいる方がたくさんいるはず。まだまだネイルチップ初心者な私ですが、周囲のネイル好きさんに助けてもらいながら、初心者さん向けにネイルチップの楽しみ方、サイズの測り方や、付け方・外し方を画像つきでご紹介します。

そもそもネイルチップとは?メリット・デメリットは?

ネイルチップとは、爪型の透明なチップに、ジェルやマニキュアでデザインを施したもの。専用の接着剤(グルー)や両面テープなどで爪に装着して使用する、いわゆる「付け爪」です。

プロのネイリストさんが手掛けたものも販売されていて、気軽に本格的なネイルを楽しめるという理由から、Creemaでも人気のカテゴリです。

では、そんなネイルチップにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。まずはメリットとしてよく挙げられていることをまとめてみます。

【メリット】
・1日単位で付け外しができる
・ジェルネイル等と比べて、比較的リーズナブルに本格ネイルが楽しめる
・自分で簡単に付け外しができ、サロンに通う必要がない
・自爪の悩みをカバーできる

ネイルチップの大きな特徴の一つは、自分で簡単に付け外しができるという点。ジェルネイルだと大多数がサロン通いになるのに対し、チップなら慣れてしまえば2〜3分程度で付け外しができるのだとか。

毎日アクセサリーを身に付けるような感覚でネイルチップを付けられるというのは、個人的にも嬉しいポイントです。定期的にジェルネイルをしていた頃は、ストーンなど立体感のあるデザインはどうしても生活面で邪魔になってしまうため、避けがちでした。ですがネイルチップであれば家に帰って家事をするタイミングで外してしまえるため、恐れずに華やかなデザインも選べる気がします。

自爪の上に重ねて付けるため、長さや色味などの自爪のお悩みをカバーできることも利点の一つです。自爪がなかなか伸ばせなくても、チップを付ければ気軽にロングネイルを楽しめますね。

そんな良いことづくめに聞こえるネイルチップですが、もちろんメリットもあればデメリットも。どのようなマイナス点があるのかも、見ていきましょう。

【デメリット】
・1日単位で外さなければならない(衛生上、何日も付けっぱなしにするのはNG)
・正しい付け方でないと、取れてしまうリスクがある

「1日単位で付け外しができる」ことはメリットとしてもあげていましたが、中には面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

強度についても、やはりジェルネイルと比較するとどうしても取れてしまうリスクが高まります。だからこそ、できる限りそうならないよう、サイズの合ったネイルチップを使用することや、正しい付け方で装着することが大切ですね。

総合すると、ネイルチップは「普段ネイルをしないけど、結婚式やパーティーなどの特別な日だけネイルをしたい」「忙しくて定期的にネイルサロンに通えない」「飽き性なので、日々デザインを変えながらネイルを楽しみたい」という方に特に向いていると言えるのではないでしょうか。

ネイルチップのサイズの測り方

さあ、ネイルチップを購入してみよう!と思ったときの第一関門となるのが、「どのサイズを買ったらいいか分からない」ということ。どうやってピッタリ合うネイルチップを選んだらいいのでしょうか。

ネイルチップのサイズを把握するには、メジャーを使って自分で測る方法と、「サイズ確認用チップ」をオーダーして実際に試してみるという方法がありますので、それぞれについてご説明します。

測り方その1:メジャーを使用して自分で測定する

自分でメジャーを使って測るのがベーシックな測り方です。

後述の「サイズ確認用チップ」を使用する方法と比べると正確さは少々劣りますが、自分で手軽に測れるため、ネイルチップを使用したい日まで日数がない場合はこの方法がおすすめです。

[STEP 1]柔らかいメジャーで、爪の横幅を測る

裁縫用などの柔らかいメジャーを使い、爪の横幅を測りましょう。必ず爪の幅が一番広い部分を測るように注意してください。メジャーを爪のカーブに沿って測る必要があるため、定規や固いメジャーで測るのはやめておきましょう。

柔らかいメジャーが自宅にないときは、リボンやマスキングテープを指に巻き付け、爪の横幅に合わせて印をつけて、その間を定規で測るという方法があります。

★ワンポイントアドバイス:
正しくサイズを測れているか不安な場合は+1mmほどで注文すれば、万一大きめでも装着時にやすりで調節することができます。

[STEP 2]希望の形・サイズを決めて購入する

爪の長さも測ったら、お目当ての作家さんが扱っているチップの種類の中から、希望の長さや形を決めます。自爪が長めの方は、自爪より短いチップを選んでしまわないよう、お気をつけください。

★ワンポイントアドバイス:
販売されているものより、もっと短いチップが欲しい……!という場合、作家さんによって長さ調節のオプションや相談を受け付けてくださるケースがあります。

※作家さんによるため、作品紹介文やオプションをチェックしてみてくださいね。

測り方その2:より安心!「サイズ確認用チップ」を使う

上記の方法で爪のサイズを測り、その数値をもとに注文に移ることも可能ですが、やはり爪の形は十人十色。初めてネイルチップに挑戦する際は、多くの作家さんが用意されている「サイズ確認用チップ(サンプルチップ)」をまずは試してみましょう。

サイズ確認用チップとは、デザインを施す前の透明なチップを、サイズを確認するためのサンプルとして購入できるというもの。千円以内で販売されている作家さんも多いため、できる限り試すことをお勧めします。

[STEP 1]「サイズ確認用チップ」を購入し、自分の指に合わせてみる

サンプルチップは1種類ごとに10サイズ届くため、各指の爪に合わせてみて、何番が合うか確認してみましょう。同じ指でも左右でサイズが変わることもあるので、必ずすべての指を確認するのがポイントです。

(サンプルチップを使った結果、私の爪はこのようなサイズでした。数字の振り方も作家さんごとに異なる場合があります。)

※作家さんごとに使用しているチップは異なるため、必ずお目当ての作家さんが販売されているものを購入しましょう。

[STEP 2]サイズを指定して、ネイルチップをオーダーする

測定やサイズ確認用チップによって自分のサイズが把握できたら、好きなデザインを選んで作家さんに注文をします。備考欄に「左:親指から3,7,7,8,10、右:親指から4,7,7,8,9」という風にサイズを記載するフローが一般的ですが、注文方法は作家さんによって異なるため、必ず購入前にプロフィール欄や作品紹介文を確認するようにしましょう。

粘着グミ/両面テープを使った、ネイルチップの付け方

(今回購入させていただいた、calm roomさんのネイルチップ。肌なじみのよいピンク色と透明感のあるお花モチーフが魅力的な作品です。)

ネイルチップに対する不安として、「外れやすいのではないか?」「外すときに爪は傷まないのか?」という声もあるかと思いますが、サイズや形がきちんと合っていて、気を付けるべきポイントを押さえて正しく付ければ、想像以上に丈夫な印象を受けました。

ネイルチップを付けるのには、ネイルグルー、粘着グミ、専用の両面テープのいずれかを使うことができます。粘着力の強さでいうと、一般的にはグルーが最も強く、次いで粘着グミ、両面テープの順と言われています。ただし、グルーはリムーバーで溶かす必要があり、同時にチップ自体も溶けてしまうため、くり返し使いたい方はグミかテープを使うようにしましょう。

 

Creemaでは、ネイルチップと粘着グミもしくは両面テープをセットで出品されている作家さんが多いため、今回はこの2つを使った場合の付け方をご紹介します。(粘着グミと両面テープの使い方はほぼ同様となります。)

[STEP 1] 装着前に、ネイルチップのサイズの調整を

サイズを合わせて選んだネイルチップでも、爪の形や甘皮の付き具合によって、微調整が必要な場合も。横幅やカーブ具合ができる限りぴったりになるよう、爪用のやすりを使って形を整えるようにしましょう。このひと手間を行うかどうかで、付け心地や外れにくさ、装着時の見た目が変わってきます。

どうしてもぴったり合うサイズが見つからない……という場合は、少し大きめのサイズを購入して、やすりで調節するという手段もあります。

[STEP 2] 自爪を整え、油分を落としておく

ネイルチップとの密着性を上げるため、爪を整えることも大切な下準備です。爪は短い方がネイルチップが外れにくいとされていますので、自爪を伸ばしたい!という方以外はなるべく短めに処理しておき、表面の凹凸が気になる場合はやすりで整えておきましょう。

ハンドクリームや皮脂などの油分が爪についていると、両面テープがはがれる原因となりますし、水や汚れがついたまま装着するのは、衛生上もよくありません。必ず石鹸で手をよく洗い、水気もしっかりとふき取っておきましょう。消毒用アルコールやアルコール入りウェットティッシュをお持ちの方は、そちらで爪を拭いておくとより安心です。

[STEP 3] 自爪orネイルチップに粘着グミ/両面テープを貼る

爪を整えたら、サイズの合ったグミかテープを選び、チップを装着していきます。

このとき、自爪に直接グミ・テープを貼ってからその上にネイルチップを乗せる方法と、ネイルチップの裏に貼ってから爪に貼る方法があります。両面テープの場合は、後者が一般的なようですが、粘着グミはどちらでもOKとしているものもあります。購入したテープやグミのパッケージに記載されている説明文や、作家さんがおすすめされている付け方を参考にしてみてくださいね。

共通して注意すべき点は、粘着面を指で触ってしまわないようにすることと、装着時に空気が入ってしまわないようにすることです。

[STEP 4] 自爪にチップを乗せ、しっかりと押さえる

根本から合わせるようにして爪にチップを乗せます。正しい位置に置けたら、しっかりとチップを押さえつけて空気を抜きながら、爪と密着させましょう。

ネイルチップの外し方

[STEP 1] 指先をぬるま湯につける

ボウルなどにお湯をため、チップをつけたまま指先を数分間つけます。お湯でふやけることで粘着力が弱くなり、取れやすくなります。お湯の温度が熱すぎるとチップが変形する原因になりかねないため、ぬるま湯程度にしておきましょう。

※お湯につける時間は、粘着力の強さにより異なります。様子を見ながらお試しください。

★ワンポイントアドバイス:
このように、長時間水につけるとテープがふやけて粘着力が弱まります。お手洗い程度は問題ないですが、お風呂や洗い物などの際にはチップを外しておくことをお勧めします。

[STEP 2]根本や側面からチップを浮かせ、外す

チップの指先の方を少し押し下げるようにすると根本が浮くため、そこにウッドスティック(ない場合は爪楊枝など)を差し込んでチップを外していきます。粘着力がまだ強く、外れないようであれば、再度お湯につけてみましょう。

ネイルチップや自爪にテープ等が残るようであれば、お湯でふやかしながら優しく擦り落とします。

★ワンポイントアドバイス:
ここで力まかせにはがそうとしてしまうとネイルチップが欠けてしまったり、自爪が傷ついてしまったりする可能性もあるため、お湯でふやかしながら慎重にゆっくりとはがすことをお勧めします。

[STEP 3]オイルなどで爪を保湿する

チップを外した直後は、爪が乾燥しがちです。爪を健康に保つために、オイル等を塗ってケアしておきましょう。

秋冬カラーやブライダルネイルも。Creemaで見つかる、おすすめネイルチップ

Creemaの「ネイルチップ」カテゴリには、なんと24,000件以上もの作品が出品されています。これからの季節に身に付けたい、秋冬カラーのおしゃれネイルや、他ではなかなか見たことがない個性派デザイン、ウェディングなどのイベントごとにぴったりのネイルなど、種類もさまざま。

豊富なラインナップの中から、あなただけのお気に入りのネイルを見つけてみませんか?

✳︎カーキカラーとべっ甲ネイル✳︎

プロ用のジェルを使ったネイルチップを手掛ける、Mapi_Nailsさんの秋ネイル。カーキとべっ甲の大人っぽい色味に、天然シェルがアクセントとして煌めきます。秋冬はなぜかべっ甲が恋しくなりますね。これからのシーズンにぴったりなネイルです。

スモーキーピンク×シェルネイル

自宅でネイルサロンを営むsatsuki751さんのネイルは、ビックシェルがきらめく上品なデザイン。大人っぽいスモーキーピンクが目をひく、シンプルなのに存在感のある作品です。

★宇宙をネイルに閉じ込めて…★

吸い込まれそうな宇宙柄のネイルチップは、LiebenBirneさんの作品。じっと見つめていたくなりますね。チップの裏面に両面テープを貼った状態でのお届けなので、届いたらすぐに使えるのも嬉しいポイントです。

MOROSY135☆ホワイト ブーケ 花束 押し花 春 ブライダル ナチュラル ネイルチップ

MOROSYさんのブーケネイルは、白い押し花をあしらった華やかなデザイン。シアー感のある肌なじみのいいホワイトを使用しているため、浮きすぎずナチュラルに付けることができます。ボタニカルウェディングにも合いそうですね。

美人ホログラム入りフレンチ

大人のネイル*CHIARAnailsさんのホログラム入りフレンチは、パーティーや結婚式に付けていきたいゴージャスなネイルです。ストーンはすべてスワロフスキーを使用しており、上品な輝きを楽しめます。

ネイルチップを活用して、手元のおしゃれを楽しもう

今回実際に使用してみて、気軽に本格ネイルアートを楽しめるネイルチップの魅力に気づきました。個人的には、きれいにセルフネイルをできるほど器用ではなく、ジェルネイルは時々煩わしく感じてしまうため、特別な日や「今日はちょっとおしゃれしようかな」という気分の日にだけ気軽に付けられるネイルチップは、自分の生活にもマッチしていると感じました。「普段ネイルをあまりしない」という方にこそ、一度試していただきたいです。

 

ハロウィンやクリスマス、お正月など、これからの季節行事に合わせたネイルを期間限定で楽しんでみたり、自分の結婚式はもちろん、お呼ばれパーティーにつけていったり、特別なデートの日やお友達とおしゃれをして街中に出かける日につけてみたり。

様々なシーンで活躍してくれる「ネイルチップ」を、ぜひCreemaで探してみてくださいね。

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