BLOG

意外と知らない「お米」の取り扱い。お米・調味料保存の基本

2020.05.04
意外と知らない「お米」の取り扱い。お米・調味料保存の基本

毎日の食卓に欠かせない大切な食材「お米」。普段、何気なく使っている食材ですが、みなさんはどのように保存していますか?お店では常温で袋のまま置いてありますが、家ではどのように保存すればよいのでしょうか。実は、お米はとてもデリケートな食材。保存の際に注意すべきポイントと、関連して、意外と知らない毎日の調味料の保存方法、いつもの食卓をちょっぴり新鮮にするキッチン道具・お取り寄せフードをご紹介します!

1.意外と知らない、お米の保存の基本

・お米はどこで保存する?

・容器はどんなものが良い?

・保存期間はどれくらい?

・保存の際に気をつけたいポイント

2.代表的な調味料の保存方法

3.食材保存にぴったりな作品&ごはんがもっと美味しくなる作品

意外と知らない、お米の保存の基本

お米は意外にもデリケートな食材で、野菜と同じ「生もの」として扱うくらいの意識がちょうどいいのだそう。保管期間は、一般的に春秋は1ヶ月、冬は2ヶ月、夏は2週間と言われています。 では保存する時にどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?いくつかのポイントをご紹介します。

お米はどこで保存する?

実は、お米は常温保存よりも、冷蔵保存が適した食材です。冷蔵保存する場合は野菜室で保管しましょう。

温度が18℃以上で湿気が多くなると、お米を食べる虫が出てきてしまう一方、温度が低すぎるとひび割れが起こり、美味しく食べることができなくなります。そのため、丁度よい温度を保ち、冷風が直接当たらない野菜室はお米にとって最適な場所なのです。野菜室にスペースがない場合は、ドアポケットなど、冷風が直接当たらないところに入れましょう。

 

常温保存する時は温度・湿度が低く、直射日光の当たらない暗いところに保管するのがベター。冷蔵庫や電子レンジの近くは温度が高くなりやすく、キッチン周りやシンクは湿度が高くなりやすいので、なるべく避けましょう。

どんな容器で保管すればいい?

購入時に買った袋には、目に見えない小さな穴が開いていることをご存知でしょうか?これは通気性を良くするために開いている穴です。しかしお米を袋から出さないまま保管していると、この穴から空気が出入りすることによって、匂い移りしてしまったり、お米の酸化が進んでしまうことがあります。購入したら、密閉できる容器に移し替えましょう。下記のようなものを使うのがおすすめです。

▶ペットボトル

ペットボトルはキャップでしっかり密閉でき、お米の残量も見やすいので便利です。自宅で簡単に用意できるのでおすすめ。2リットルのペットボトルが3本あれば、5kgのお米を収納することができます。

▶チャック付きの密閉できる袋

一回で使う量ずつ小分けにすれば、ご飯を炊くときもスムーズに。冷蔵庫の隙間に収納することもできるので、一人暮らしの方にもおすすめのテクニックです。

▶米びつ

米びつは、お米を保存するための容器で、一定温度・湿度を保つことが出来るため、常温保存する際に役立ちます。 プラスチック製だけでなく、桐で出来たものも気密性が高く人気を集めています。桐は抗菌・防虫効果も期待でき、デザイン性も優れているのでインテリアとしても活躍。

 

また、保存容器には鷹の爪やニンニク、ローリエの葉などを入れると防虫効果が期待できるそうです。

保存の際に気をつけたいポイント

▶お米はにおいを吸収する

お米はにおいを吸収しやすい食材です。一度においがつくと、なかなかにおいは取れません。品質には問題が無いことが多いですが、味が落ちたり、においが気になってしまうことがあるので、保管の際は密閉を心がけましょう。

▶お米をすくう際の注意

意外と見落としがちなのが、お米をすくう時の手の水気。かびの原因にもなりかねないため、必ず、乾いた手でお米をすくいましょう。お米をすくう容器が濡れていることもお米の品質をさげてしまう原因になるので、しっかり乾かしてから使いましょう。

▶継ぎ足しはなるべくNG

米びつにお米がまだ残っている状態で新しく継ぎ足すのは、なるべく控えましょう。一度、空になった容器の中にあるゴミやぬかを取り除いてから新しいお米を入れるようにすると、品質を保ったまま美味しいご飯をいただけます。

 

代表的な調味料の保存方法

なんとなくキッチンや食卓に置きっぱなしにしがちで、意外と知らないのが調味料の保存方法。少し気に掛けるだけで、よりフレッシュな調味料の味わいを長く楽しむことができますよ。代表的な調味料の保存方法についてご紹介します。

▶醤油の保存

空気に触れることで酸化し、色や香り、風味が落ちてしまう繊細な醤油は、冷蔵保存が適しています。醤油は賞味期限を過ぎても腐敗することはありませんが、色が濃くなり、風味が落ちてきてしまうので注意。一番美味しくいただけるのは、光にかざすとほんのり赤みを感じることができる、開封から1ヶ月ほどの期間です。

▶味噌の保存

味噌も冷蔵保存が◎ なんと冷凍保存も可能で、実は一般的な家庭の冷凍庫では味噌は凍りません。なるべく空気に触れないような環境が重要です。一度開封したあとは、味噌の表面にラップをしてから蓋をすると良いと言われています。

▶砂糖、塩の保存

砂糖と塩は常温保存が適しています。どちらも湿気に弱い調味料なので、必ず密閉容器に入れて保存しましょう。スコップですくう場合は、お米と同じく水気に要注意です。

▶お酢の保存

お酢は常温保存が適しています。ただし、ポン酢や果実酒などお酢の成分が100%でないものは発酵が進むため、冷蔵保存が必須です。お酢は賞味期限は開封後約1年間なので長期保存が可能ですが、お酢100%でないポン酢などは賞味期限が短いので注意が必要です。

▶ソースの保存

ソースは冷蔵保存が適しています。温度変化にさらされると、色、香り、風味、さらにはとろみまで落ちてしまうので注意しましょう。

▶マヨネーズの保存

0℃以下になると油が分離してしまうため、未開封の場合は常温が適しています。開封後は、冷蔵庫の野菜室やドアポケットなど、冷気の当たらない場所に移動しましょう。繊細で味の変化がしやすいため、1か月以内を目安に使い切るのがおすすめです。

▶ケチャップの保存

マヨネーズと同じく、未開封の場合は常温、開封後は冷蔵庫の野菜室に移動しましょう。

▶みりん

本みりんはアルコールと糖分を含み、低温で結晶化してしまうので常温保存が適しています。みりん風調味料(甘味調味料)は、冷蔵保存をしましょう。

食材保存にぴったりな作品&ごはんがもっと美味しくなる作品

お米の保存方法をご紹介した時には桐製の米びつが登場しましたが、Creemaには他にも作家さんこだわりの、見た目もスタイリッシュでで保存効果も高い作品がたくさんあります。また、調味料を保管するための便利で使いやすい容器も。

毎日の食卓がひと味変わる、おすすめの調味料やお米も合わせてご紹介していきます。

お米や調味料のおすすめ保存容器

頑張れ日本!!国産 桐米びつ ~3kg~ ☆一合升付き☆ ¥6800 → ¥5440

新潟の山の自然の中で育った津南桐を使った桐匠 根津さんの米びつ。桐に含まれる「タンニン」がお米の酸化を防ぐだけでなく、外気、防虫、防カビに強い効果を発揮するので、おいしく、安全にお米を保存できます。雪深い山奥で育つことで寒さで身が引き締まり杢目も詰まった国産桐が、お米を大切に守ってくれます。

KEI 京指物(米びつ)6kg

京都の伝統工芸「京指物」を現代の生活文化に合わせて進化させたブランド「KEI」の米びつです。lore marketさんの下で購入可能で、こちらも桐で作られています。歴史ある日本の工芸文化の地、京都で作られただけあってデザインはシンプルながら重厚な雰囲気があります。

1600年創業 13代目職人 加藤さんのつくる塩甕(しおかめ)・3合(塩入れ・塩壷)お塩約300グラムほど入ります

岐阜県多治見市で約400年続く窯元の職人さんの手によって、現代の暮らしになじむ龜が作られました。こちらは手作業ならではの表情のある焼き物を通して、職人さんのモノつくりに対する思いやこだわり、文化や歴史などを伝えるえんける道具店さんの下で購入可能です。甕には湿気や水分などの湿度を調整する珪藻土が含まれているので塩の保存に最適。素焼きならではの優しい風合いに惹かれます。

スタイリッシュな液体調味料入れボトル6本セット

せっかくなら調味料を保存する容器もおしゃれに揃えたい。こちらのcocoさんの作品はそんな方にぴったりな作品。しょうゆ、みりん、酒、酢、油、オリーブオイルの全6種のスタイリッシュなボトルがセットになっています。耐熱700度のしっかりしたガラスでできているので中の調味料も変質しにくいのも魅力的。並べるだけで料理空間が楽しくなります。

こだわりフードをお取り寄せ!作り手直送のお米と調味料

しまんとのお米

「しまんとのお米」は、高知県の四万十川の綺麗な水と、充分な太陽の恵みを受けて丹誠込めて育てられた、安心安全なお米です。地域の里山農家が「米作りの労力と手間を考えると、作るより買った方が格段に安い」と言うほどに丁寧に作っています。こちらの作品はしまんと百笑かんぱにさんの下で購入可能です。

2合食べきり米【元気つくし】

福岡県のオリジナル品種で最高に美味しい福岡のお米「元気つくし」は福岡生活道具店試作室さんの作品。少し丸めで一粒一粒がしっかり、つやと粘りがあり冷めても粘りやもちもち感があって食味が低下しないのが特長。でんぷん質が劣化しにくい特性があるため春夏秋冬いつでも安定したおいしさがあります。
 

自家製たまごとりんご酢の濃厚マヨネーズ

自家農場でお菓子の為に開発したオリジナル卵「フェルのピュアエッグ」をたっぷりと使ったför äggさんのマヨネーズ。お菓子に向くように卵独特の生臭さを抑えた、ほんのり甘いフルーティーな卵を使用していて、濃厚なのに後味のさっぱり感が魅力的。リンゴ酢は、国産リンゴ果汁からアップルワインを造り、リンゴ酢に仕上げたものが使われています。生野菜のスティックに付けたり、料理にも幅広く使えそうです。

育てて食べるひよこ豆味噌

こちらは三七味噌さんの「味噌を育てて食べる」というユニークな作品。他にも大豆バージョンなどもありますが、ひよこ豆の方が甘く仕上がっているので味噌汁にはもちろん、ディップソースとしても使えます。食べごろまで常温保存し、発酵具合を楽しめます。食べごろを迎えたら、たっぷり味を楽しみましょう。

ネギドレッシング1本&玉ねぎと人参のドレッシング2本

和ナチュラルテイストさんの、ネギと玉ねぎ&人参のドレッシングセット。加熱を一切していないシャキッとしたネギの食感と酸味が癖になるネギドレッシングは、動脈硬化やコレステロールを下げると言われている米油やスーパーフードのチアシードを使用しています。玉ねぎ&人参のドレッシングはにんにくもプラスし、素材の旨味を活かすシンプルな味付け。どんな料理、食べ方でも活躍する作品です。

薬膳ラー油

漢方を取り入れたおいしくヘルシーなこちらの食べるラー油はtaoorganickitchenさんの作品。九州産農薬不使用のショウガとにんにくを使用しているので安心安全です。市販のラー油よりも食材それぞれの風味が際立ち上質な味わい。ごはんのお供にぴったり。麺類や和え物、豆腐などに合わせても美味しく食べられそうです。

適切な保存方法を知り、日々の食卓をもっと美味しく

お米を保存する際に気をつけたいことは、大きく分けて「温度」「湿度」「酸化」の3つです。容器や保存場所に気を付けることで美味しく、長く保管することが出来ます。買い過ぎにも注意!品質の良い米びつを使うと常温でも美味しいまま保存することが出来る上、デザインの優れたものはインテリアとしても活躍します。

 

調味料にも、常温保存や冷蔵保存など、それぞれに適した保存方法があります。ポイントを押さえれば味も長持ちするのでもっと料理が美味しくなるかも。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

この記事を読んだ方におすすめ!

(読みもの)料理の時間を楽しくしてくれる、おしゃれで便利なキッチン雑貨・収納

日々の料理の時間をちょっと楽しくしてくれる、おしゃれなキッチン雑貨・収納。香辛料ラック、シェルフなどのキッチン収納に包丁や鍋などの調理道具。また、カッティングボードやコースター、ナイフスタンド、木べら、米びつ、トレー、鍋しきなど、作り手のこだわりがつまった15作品をみなさんにご紹介します。

(読みもの)音楽、動画、料理好き必見。暮らしをより快適に楽しめるスマホスタンド・スピーカー15選

子守やお料理の時も、スマホスタンドがあればとても快適に。スマホで音楽を聴くなら音にこだわりを。便利なだけじゃない、可愛くおしゃれなものやユニークなデザインのおすすめスマホスタンド・スピーカーをご紹介します。

(特集)鉄・銅・錫 こだわり調理器具で料理をしよう

鉄や錫、銅など、こだわりの素材でできた食器・キッチン用品を使えば、素材の味が引き立ち料理がより本格的な味わいに。フライパンや鉄瓶、土鍋などの調理器具と、中心にあつめました。
ブログで紹介する▼
HTMLコードをコピーしてブログに貼り付けてください
同じカテゴリーの記事
人気の記事