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自然豊かな新潟県糸魚川市「1泊2日移住体験」開催レポート

2021.02.15
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自然豊かな新潟県糸魚川市「1泊2日移住体験」開催レポート

こんにちは、クリーマで地方創生のお手伝いをしている木村です。

今回は、日本で最初の世界ジオパーク※に指定された、自然豊かな街・糸魚川市で行われた「1泊2日移住体験」イベントをご紹介します。

 

創作活動を生業とし、自宅に工房やアトリエを構えて制作している方々の中には、インスピレーションを感じられる豊かな自然の中での暮らしに魅力を感じている方も多いようです。技術と道具さえあればどこでも制作活動ができるため、「住む場所」の選択肢も増えてきます。昨今は感染症対策のためのテレワーク推進やワーケーションなどで、郊外や自然豊かな地域での暮らしに関心も高まっていますよね。

 

クリーマでは、2017年からそんなクリエイターさんと、移住者を受け入れることで街の活性化を目指す地域を結ぶお手伝いをしています。その活動の一環で、2020年10月24日(土)・25日(日)の2日間にわたり、新潟県糸魚川市 根知(ねち)地区を中心にした「1泊2日移住体験」を開催しました。

 

これは新潟県糸魚川市による、自然豊かな環境へ移り住んで創作活動をしたいクリエイターを応援する「匠の里創生事業」と連携して企画された取り組みです。4年目を迎えた今回は、感染症の影響もあり、当初予定していた6月から時期をうつし、対策をとりながらの開催となりました。

 

「創作活動×自然×地域コミュニティ」をテーマに、地域有志「根知未来会議」の皆さんにも全面的に協力いただきながら、より深い「地域の人々との交流」を体験していただいた2日間。そのイベントの様子を、詳しくお届けします。

<開催にあたり、感染症対策を十分に行い、撮影時のみマスクを外しております>

 

※ジオパークとは:「ジオ(Geo)」は地球や大地、「パーク(Park)」は公園という意味です。貴重な「地質の宝もの」やその地域の自然・文化をまもり、かつ多くの人に知ってもらう・訪れてもらうことを目的としています。糸魚川市はユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」の審査を通り、2009年8月、日本で初めての「世界ジオパーク」に認定されました。

1日目:豊かな自然に触れながら、地域の皆さんと交流

北陸新幹線の開通で、東京から電車で約2時間と、ぐっと近くなった新潟県の糸魚川。今回はお子さまも含めて4組7名のクリエイターの皆さんとそのご家族に参加いただきました。初日は糸魚川駅に集合。さっそく、糸魚川の豊かな自然に触れていきます。

日本百名山にも選ばれた、標高2,000m近い「雨飾山(あまかざりやま)」や、日本有数のヒスイの産地としても有名な清流「姫川」など、雄大な山並みと美しい川が織りなす風景が広がります。

郷土料理「笹ずし作り」と地場野菜の収穫体験

糸魚川駅から車で、会場となる「根知地区」に向かいますが、ここでちょうどお昼前の時間。お昼ごはんは郷土料理の「笹ずし」をいただきます。笹ずしは、お祭りやお祝いのときに昔から食べられている、彩り豊かな押し寿司です「根知未来会議」の皆さんに教えていただき、私たちも「笹ずし」作りにチャレンジしました。

(笹の葉とごはんの上に、山の幸をたっぷりと詰めこみます)

彩り豊かな6種類の具材をのせてぎゅっと押し、30分ほど待つと完成です。

 

せっかくなので、と待っているあいだに、近くの畑にご案内いただきました。畑には、今がまさに収穫真っ盛りの大根が!

農家の皆さんにコツを教わりながら、太くて立派な大根を引き抜きます。みずみずしい大根をお土産にいただきました。その後、自分たちで作った笹ずしをいただいて、とある場所に向かいます。

 

向かった先は「匠ハウス和泉」。生活空間やイベントができる広間以外に、いろんな用途に使える工房が3部屋もある古民家です。

水回りも含めてリノベーションされた空間に、移住生活への想像を掻き立てられます。

ここが、これから始まる交流会のメイン会場となります。

地域の皆さんと、この地でクリエイター活動する皆さんとの交流

「地域の人たちとの交流」がテーマのこのイベント。前回も好評だった交流会は、時間を拡大して行いました。

(「つむぎ日和」主宰の天野さんと、地元で活躍されているクリエイターtsukushi aoiさん)

「根知地区」の皆さんが企画しているクラフトイベント、もの・ひと・こと・縁をむすぶ「カフェ&マルシェ つむぎ日和」。主宰の天野さんにイベントを立ち上げた思いなどをお話しいただきました。

また、地元で活躍されているCreemaクリエイターtsukushi aoiさんとは、お互いの作品を紹介するとともに、もの作りへの思いや糸魚川での創作活動のエピソードなどもお伺いしました。

(交流会の合間には焼き芋のおやつ作りも)

2日目:自然のパワーを感じ、新たな賑わいの場を体験

1日目はあいにくの雨交じりでしたが、2日目はすっきりとした青空に。2日目は朝から、根知地区の新鮮野菜や名産のお米「おててこ米」、それらを素材にした笹ずしなどが販売されている「根知KOYA」に向かいました。

(2018年にリニューアルされた農産物直売所 地域の皆さんともふれあいました)

「根知KOYA」から5分ほど歩くと、糸魚川ジオパークの代表的なジオサイト「フォッサマグナパーク」が広がっています。気持ちのよい散策を楽しみます。

(フォッサマグナパークへの散策路では、根地未来会議の皆さんにガイドいただきました)

日本の地層を東西に分ける「フォッサマグナ(中央地溝帯)」。ラテン語で「大きな溝」という意味で、日本海から太平洋までのびるおよそ1~5億年以上前にできた岩石の溝に 、新しい地層がたまったものです。

ここは、西縁の断層が見える糸魚川-静岡構造線といわれる場所で、大地のエネルギーを実感できるスポットです。

その後は、お天気もよかったので、山あいの美しい自然がつくりだした「根知しろ池」へ向かいました。

(山々の緑や谷をわたるさわやかな風、美しい景色に心が癒されます)
(晩秋の山々に抱かれた「根知しろ池」。静かな時間が流れていました。)

豊かな日本海と美しい山に抱かれた町「糸魚川」

これまで、美しい山々に囲まれた「根知地区」を中心に訪れましたが、糸魚川は日本海にも面した自然豊かな町です。

(さわやかな青空広がる糸魚川の海辺は、駅から歩いて5分くらいの近さです)

海と山に囲まれた糸魚川は、清らかな水も豊富。お酒造りも盛んな町です。

(2日目のお昼は日本海の幸を堪能しました)

町の復興再生のシンボルを訪問

豊かな自然に囲まれた糸魚川は、2016年に大火で大きな被害を負いました。そこから地元の皆さんは力を合わせ、復興・再生を進めてこられました。

その復興・再生のシンボルとして作られたのが、駅北地区にオープンした市民が気軽に集える広場「キターレ」。クラフトイベントやマルシェなども開催されている「新しい賑わいの場」です。

ここで、ご参加いただいたクリエイターの皆さん向けに「インターネット販売のコツ・ミニセミナー」を行いました。

(イベントなども行える広いスペースで、ゆったりとセミナーに参加いただきました)

今回の「1泊2日移住体験」を終えて

参加されたクリエイターの皆さまから寄せられた感想をご紹介します。

温泉や海の幸、山の幸をいただけてとても美味しいツアーでした。
市役所の方達が暖かく迎えてくれたり細やかな気遣いがありがたかったです。

体験ツアーは大変良い内容のものでした。
地元の皆さんの、移住を強く希望する気持ちがとても伝わりました。

(参加されたクリエイターの皆さん)

自然豊かな糸魚川にご興味あるクリエイターの皆さまへ

今回はクリーマがご一緒した移住体験ツアーでしたが、糸魚川市では移住に興味のあるクリエイターの皆さま向けに、いろいろな支援を用意されています。

糸魚川市役所 総務部企画定住課 宮路様からのメッセージ

「匠の里創生事業」では、クリエイターの皆さんの生活支援のほか、クリエイターさん同士の交流や創作活動の支援もあわせて実施しています。

工房&お住まいに最適な、リノベーションした古民家「匠ハウス和泉」をはじめ、安心して過ごせる地方移住にご興味のある方はお気軽にお問合せください。また、クリエイターの先輩移住者もご紹介させていただきます。

まずは一度、お試し移住でお越しいただければと思っています。

糸魚川でのローカルライフをイメージしてみませんか。

自然豊かな水と緑に囲まれた、心にもスペースにも「ゆとり」のある環境での創作活動をお考えのクリエイターの皆さま。ぜひ一度、糸魚川を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2018年の「つむぎ日和」運営スタッフの皆さま)

※本記事は、新潟県糸魚川市より委託を受け、株式会社クリーマが制作させていただいております。

2019年開催:新潟県糸魚川市「1泊2日移住体験」レポートはこちら

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