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まだ知らない技術がここにある。ふくしまものづくり紀行

2022.03.04
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まだ知らない技術がここにある。ふくしまものづくり紀行

豊かな自然を誇る広大な土地と、多彩な気候、そして様々な伝統文化と歴史を誇る福島県。

そんな恵まれた風土を持つ福島県は、お米や日本酒、フルーツなど、数多くのグルメが有名な土地でもあります。福島県と聞いて、コシヒカリやひとめぼれ、桃などをイメージする方も多いのではないでしょうか。

 

福島の豊かな土地と長い歴史の中で育まれてきたのは、もちろん食の魅力だけではありません。

古くから会津藩の御用紙とされた出ヶ原和紙をはじめ、会津漆器や木綿、赤べこなど……

個性的な伝統工芸品や地場産品が数多くある土地としても知られています。

 

Creemaでは、そんな福島のものづくりやクリエイターの魅力をお届けする「Creema ふくしまものづくり紀行」という企画を開催中です!

文化財修復や金属加工の技術を用いて形作られたアクセサリーや文房具、西会津の雪をイメージしたピアスなど、ふくしまを身近に感じることができる作品と、職人の方々の技術や制作にかける想いをご紹介します。

漆や箔の伝統技法を、手にとりやすい革製品に - 篤~toku~さん

機械加工の技術で生み出す、ミクロン単位の精密アクセサリー - KOBAMAさん

旧会津藩の御用紙。深い歴史を持つ出ヶ原和紙作り - わたしの和紙 おおやまかんなさん

漆や箔の伝統技法を、手にとりやすい革製品に - 篤~toku~さん

日本三大提灯まつりの一つ「二本松の提灯祭り」が開催される、福島県二本松市に工房を構える篤~tokuの橋本さん。

お祭りがあるから地元に残る人、お祭りがあるから帰ってくる人……まさにお祭りこそが「ふるさと」そのものであると考える橋本さんは、以前はご実家の仏具彫刻店を手伝いながら、ふるさとを守るべく伝統的民俗芸能(お祭り)の道具の修復を手掛けられてきました。

▲工房に立ち並ぶ、獅子頭やお面などのお祭り道具の数々。圧巻です……!

現在は文化財の修復の合間に、漆塗りの技術をいかして大好きな「革」素材と組み合わせることによって、暮らしのなかでより身近に使い続けられる作品を作りたいという想いで、革・漆・金箔を組み合わせた作品を手掛ける篤~toku~を立ち上げました。

ーまずは、 篤~toku~を立ち上げたきっかけをお聞かせください。

もともと神楽工房はしもとでは、蒔絵を施した漆器を制作し、展覧会に出品していたことがあるのですが、漆器と聞くとどうしても高価で扱いが難しい、等のイメージが先行してしまい、幅広い年齢層には手が出しにくいのではと考えていました。
そこで、漆を身近に感じてもらえるように「革」と「漆」と「箔」を組み合わせた作品を制作してみようと思ったのがきっかけの一つです。

革と組み合わせてみようと思ったのにも理由があります。
神楽工房はしもとを創業するまでの約15年間、亡くなった父が使っていた革の名刺入れを使っていたのですが、何年もずっと使い続けられる革の丈夫さに魅了されました。
自分の漆塗りの技術と仏壇に使う金箔、そして革を組み合わせて何か出来ないか……と考え、福島クリエイティブクラフトアカデミー(福島県内の作り手が集まり、技術とアイデアで商品開発を行う場)にて、それらを組み合わせた栞を作ってみたのがきっかけです。

篤~toku~・橋本さん

「革製品の試作のため協力をお願いしたB型支援革屋さんの存在も大きい」と語る橋本さん。
B型支援所での月の工賃代は、安い時で6千円、良い月で1〜5万円ほどだそう。
高い技術を持っているのに……と衝撃を受けたという橋本さんは、
「この状況を多くの方に知ってもらい、障がいを持った方の労働環境の向上を目指したい!」という想いを持ち、今日もB型支援所の皆さんと力を合わせ作品を制作されています。

※B型支援=障害を持つ方が一般企業への就職が不安・困難な場合に、雇用契約を結ばないで就労訓練をおこなうことが可能な就労継続支援のこと

▲B型支援所の方々が、自分の得意なことを活かして仕上げた丁寧な縫製を見て、橋本さんは「障がいは個性なんだ」と強く感じたそう。

ー漆塗、箔押しと革を組み合わせてみて、大変なことはありましたか?

まず、漆について。革に漆を染み込ませる技術は「漆皮(しっぴ)」という技法で呼ばれ1300年前から続いています。
革本来の質感を残すため、革の部位やシワを見極めながら、革に吸わせる漆の量を抑える加減が一番難しいです。

篤~toku~・橋本さん

革と漆は一見距離のある素材に見えますが、1300年も前から組み合わさって受け継がれてきた技法というのは驚きでした。
革と漆は、実は相性抜群。革の質感を残しながら漆を塗ることで、「丈夫さが増して長く使える」「長い時間をかけて味が出てくる」「防カビ効果になる」と良いことづくめです。
革を漆で固めることで強度が得られる特徴を活かし、漆皮の技法は甲冑などにも転用されてきたそうですよ。

 

漆を吸わせすぎると硬くなってしまい、漆が少なすぎると色ムラになってしまう……という、高度な技術と加減を見極める経験が求められる技法です。

▲「箔押し」について。箔押しは、漆を使って金箔を貼り付ける伝統技法のことを指します。1枚約0.1ミクロンメーター、1000枚重ねてやっとコピー用紙1枚分になるという薄さの金箔を、丁寧に革に押していきます。
その薄さゆえ風や湿度の影響が命取りになるため、夏場でも空調を止めて作品制作をされているそうですよ……!

▲絶妙なグラデーションで箔押しされています。月光に照らされて金色に光る霧の情景をイメージされたそう。美しい……

ー文房具からアクセサリーまで幅広くご出品いただいておりますが、イチオシ作品を教えてください。

3つご紹介させてください。
1つ目は「閃~sen~」というアクセサリーです。

篤~toku~・橋本さん

革と黒漆のイヤリング 閃~sen~

蒔絵の重要無形文化財保持者で人間国宝の大場松魚先生の元で、蒔絵と漆塗りの修行をしており、大場先生の「平文(ひょうもん)」という技術からインスピレーションを得て制作しました。

篤~toku~・橋本さん

※平文=金銀などを薄く延ばした板を模様の形に切って漆塗の上に貼り、さらにその上に漆を塗り埋めてからその部分を研ぎ出すなどして文様を表す技法

▲一枚一枚手作業で革を切り取り、3枚重ねていきます。繊細な”線”の革を重ねることで綺麗なきらめきが出るから、という理由で”閃”と名付けられたそう。橋本さんの遊び心が感じられます。

2つ目は、液体ガラスの技術を組み合わせたバングルです。
液体ガラスを染み込ませることで革が適度に硬くなり、水に触れても安心です。

篤~toku~・橋本さん

漆と革のバングル

▲作品を制作する上でどうしても出てしまう端材を、着け心地軽やかなバングルに。作り手も使い手も嬉しい作品です。

3つ目は漆のプレートです。
濡らして造形し、固めたところに漆を塗って、こちらも液体ガラスを使って固めています。

篤~toku~・橋本さん

革と漆のプレート  朧~おぼろ~

▲モダンで洗練された印象のプレートです。漆と金箔が織りなす上品な艶ときらめきは、いつもの食卓を高級感あふれる特別な食卓に格上げしてくれそう。

ー最後に、これからの活動についての目標をお聞かせください。

漆製造業と皮革産業は年々国内消費量が落ち込んでいる状態なので、この技術を使うことで少しでも両産業が活発になれれば良いと思います。

現在、漆皮の技術の特許申請を行っており、特許が取れたら国内生産者にはライセンスフリーにすることも考えています。高級で品物が売れない蒔絵師や漆器屋さんの扱う新しい素材としての革、レザークラフトを行っている人達にとって新しい染料としての漆、お互いの仕事でお互いの素材を使う事で2つの産業の消費量が上がるのが理想だと思います。
そして、漆革が日本の新しい特産物になれば最高ですね。

篤~toku~・橋本さん

”ふるさと”や技術を守り、盛り上げていきたいという想い、そして障がいを持っている方への想い……
橋本さんにお話を聞いている中で、橋本さんのものづくりは周りへの思いやりあってこそのものであると感じました。

また、篤のギャラリーページを見てみると、閃(せん)や朧(おぼろ)など美しい作品タイトルも特徴的です。
二本松市の風景や、大和言葉から命名していることもあるそう。

大和言葉は相手を思いやる言葉も多いですが、同じ自然現象でも季節によって呼び名を変えたり、同じ風景でも時間によって名前を変えたりなど昔の人の感性はとても繊細です。季節や一日、一日の時間を大切にしていたのではないでしょうか。
うちの作品を使いながら一日、一日を大切に過ごしていただけたら嬉しいです。

篤~toku~・橋本さん

ぜひ、どんな想いが込められているのか想いを馳せながら手にとってみてくださいね。

橋本さん、ありがとうございました!

機械加工の技術で生み出す、ミクロン単位の精密アクセサリー - KOBAMAさん

元々は航空宇宙や自動車部品などの金属加工業を手掛けられてきたKOBAMAさん。
そんな機械加工のノウハウを使って、金属を削りだして作るアクセサリー作りに挑戦されました。

 

一見繋がりがないように思える金属加工業とアクセサリー制作ですが、どのようなきっかけでアクセサリーを作り始めたのか、お話を伺ってみました。

ー元々行われていた事業と、そこからアクセサリーを作ることになったきっかけを改めてお聞かせいただけますか?

おもに企業のお客様を相手に、金属の塊を工作機械を使ってお客様が望む形にする、という仕事をしていました。
普段から様々な金属加工を行っている中で、嫁が「こんなのは作れないの?」とアクセサリー作りを提案してきたのがきっかけです。

KOBAMA・川岸さん
▲工作機械を使って、表立って人目につくことのない超精密部品などを製造されてきました。

金属加工業はお客様からいただいた図案をもとに商品を作っていく仕事ですので、元々商品開発はやったことがありませんでした。
また、普段は自動車の内部の部品など、人の目に触れることのないものを製造しています。
もっと自社技術をアピールできる方法はないかと模索していく中で、アクセサリーのように人の目に触れ手に取ってもらえるものであれば、お客様の顔や反応を見ることが出来て、KOBAMAで働く技術者のモチベーションにもなるのではと思ったこともきっかけのひとつです。

KOBAMA・川岸さん

ー奥様や一緒に働く仲間への愛情も感じられるような、ユニークなきっかけですね!元々金属加工業を行われていたKOBAMAさんが手掛けるからこその作品の魅力や強みはどんなところにあるのでしょうか。

一つは、金属を削りだして制作するためロウ付けなどをする必要がなく、「継ぎ目がない」状態で作ることができるということ。
もう一つは、ミクロン単位での精度を出せるというのが強みです。

KOBAMA・川岸さん

真鍮ピアス SU-JYO

▲四角形を組み合わせて作られた、ゆらゆら揺れるシックなイヤーアクセサリーを制作されています。こちらはKOBAMAさん一番のお気に入り作品だそう。
▲熟練の技術のもと緻密にパーツを削りだしていきます。大きな金属のかたまりが技術とアイデアによって新しいものに生まれ変わる様子は、見ていてワクワクしてきますね……!
▲ひとつひとつのパーツを丁寧に調整します。ひとつのパーツを制作するのに3時間以上もの時間をかけながら、手間暇かけて組み合わせていきます。
▲完成!ただの四角形の組み合わせではなく、ミクロン単位(!)の真四角だそう。精密部品を作ってきたKOBAMAさんだからこそ成し遂げられる精度です。

ー金属加工業から、アクセサリー作りという新たな世界に挑戦されたKOBAMAさん。これからの活動の目標をお聞かせいただけますか?

元々はお客様の要望に応えながら何かを作り出すということが多かったこともあり、デザインに関してはまだ手探りの状況です。今は自分なりに勉強し、技術を活かして調整や工夫をして作品制作を行っていますが、デザインについても学びを深め、新たな作品制作に活かしたいと思っています。

あとは、「町工場」という言葉の持つイメージがずっと引っかかっていて……
町工場と聞くと、油にまみれて作業着が汚い、とか、危険だ、といった負のイメージがあるかもしれません。
アクセサリーなどの作品制作を通して、そんな昔ながらの町工場のイメージを変えていきたいと思っています。
製造業のイメージを変えて、若い方々がもっとものづくりにチャレンジしていけるような環境を今後も模索し続けていきたいです。

KOBAMA・川岸さん
▲「油ギトギト、なんてことはないんですよ」と笑顔で話してくれたKOBAMAさん。工場内は明るく清潔です。

奥様からの一言で、アクセサリーという新たな世界に挑戦されたKOBAMAさん。手にとってくださった方が喜ぶものをというのはもちろん、一番身近な奥様にも喜んでもらえるようにとの想いを持って、デザインを試行錯誤しながら作品制作に取り組まれているようですよ。

 

アクセサリー以外に、今までどんな作品を制作されてきたのか伺ってみると……

福島県との事業の一環で制作したという、スタイリッシュな酒器をご紹介いただきました。細く繊細な持ち手や器部分の滑らかな曲線まで、全てひとつの金属のかたまりを削り出して生まれたもの。
他にも、デザイナーであるコシノジュンコさんとのコラボレーション企画として、アクセサリーからカトラリーまで幅広く手掛けられてきたそうです。
たったひとつの何てことない金属から、経験と技術をもって変幻自在に新しい作品を生み出す……まるで魔法のような技術だと感じました。
今後は、表札や一輪挿しといった暮らしに寄り添うアイテムや、新たなパーツを使ったアクセサリー、キャンプ道具まで、新しいジャンルにも挑戦してみたいと語ってくれたKOBAMAさん。
ひとつの金属片がどんなアイテムに変身するのか、今後も楽しみでなりません。

KOBAMAさん、ありがとうございました!

旧会津藩の御用紙。深い歴史を持つ出ヶ原和紙作りーわたしの和紙 おおやまかんなさん

2021年の5月より西会津町地域おこし協力隊として、和紙職人でアーティストの滝澤徹也さんより出ヶ原和紙(いづがはらわし)作りを学び、制作されている大山さん

出ヶ原和紙とは、楮(こうぞ)という木の繊維を使い福島県西会津町で作られる和紙のことを指します。

 

旧会津藩の御用紙として、公文書や障子紙などにも使われていたという深い歴史と魅力を持つ出ヶ原和紙ですが、洋紙の普及や後継者不足などの理由により、残念ながら一時は途絶えてしまったこともあるのだそう。

そんな出ヶ原和紙を制作しながら、和紙を使ったアクセサリー作りなどをされている大山さんに、出ヶ原和紙への想いや魅力を伺いました。

ー出ヶ原和紙作りをしようと思ったきっかけをお聞かせいただけますか?

大学時代は版画を勉強していました。版画は紙の素材をよく使うのですが、初めて手漉き和紙を見た時に、ちょっとした緊張感があるような白く美しい状態がとても美しいと思ったんです。
調べてみたら、手漉き和紙は職人さんが一枚一枚手で作っているというのを知り、自分も一から和紙を作ってその上に絵を描いてみたい!と思ったのがきっかけです。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん
▲念願叶い、今では版画をする際はご自身で作った和紙を使うようにしているとのこと。
大学在学中にも一度和紙作りを学び、ご自身で作った和紙で卒業制作をされたそうですよ。版画の土台でもある”紙”への想いやこだわりが感じられるエピソードです。
▲こちらは、大山さんの師匠でもあり、出ヶ原和紙に再び光を当て西会津町の文化として根付かせるため尽力されている滝澤さんの、出ヶ原和紙を使った作品です。

ー出ヶ原和紙作りの魅力や、制作する上でのこだわりはどんなところにあるのでしょうか。

手漉き和紙の中でも出ヶ原和紙は、一度途絶えて人手も少ないということもあり、機械を使わず1から全て手作業で作っています。私は1から自分たちで作るということにこだわりたかったので、今の出ヶ原和紙のあり方に魅力を感じています。
その時期やその季節によってやることが決まっており、おおよそ1年ほどの時間と手間をかけて作っています。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん
▲材料である楮の葉が落ちる秋ごろから雪が降るまで、楮の刈り取りが始まります。
▲楮の皮を剥ぎ、乾燥させていきます。茶色い楮の皮が、和紙として生まれ変わる……昔の人の知恵や工夫、自然の神秘を感じます。

材料を作る工程の中で、材料の楮を叩いて柔らかくほぐす作業があります。
大きい岩のような石の上で、昔の人が使っていた道具に似せて作った木の棒を使って自分たちの手で叩いたり、原始的なやり方をしています。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん

この作業をしていると、「一番最初に紙を作った人はどんな人だったんだろう」と自分の想像力を掻き立てられることがとても多いです。
ただ紙を作るだけではなく、背景にある歴史や思い入れなども、和紙を手にとった方にも伝えられたらなと思いながら作っています。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん

ー手間や時間がかかる作業ながら、楽しみながら制作されていることがよく伝わってきました。特に好きな工程はどんなところなのでしょう。

”雪ざらし”といって、雪にさらす工程があります。
楮の皮を剥いた状態で雪にさらすと、黄色い楮が一日で真っ白に漂白されるんです。
薬品で白くしている紙もあるようですが、出ヶ原和紙は自然の力を使って白くしていて、その光景が幻想的で、とても好きな工程です。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん
▲まさに、雪国でもある福島県だからこそ出来る作り方。奥側の楮は雪にさらされて白くなっています。

ー大変な工程はあるのでしょうか?

どの工程も時間がかかり大変ですが、和紙を漉くのが特に大変です。
元々和紙漉きは冬の仕事。冷たい水で作った方が菌の増殖を抑えられ紙が長持ちするため、なるべく冷たい水で漉く必要があります。

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん

水の中に手を入れて一本一本木のゴミを取る作業など、水を触る作業が多く、冬は度々しもやけが出来ます……
昔の人はよくやってたな~と思います(笑)

わたしの和紙 おおやまかんな・大山さん
▲冬の冷たい水の中、手作業で何度もゴミを取り除きます。耐えられるのも、「紙をより美しく、長持ちさせたい」という想いがあるからこそ。

そんな風に手間暇をかけて作っても、和紙になりそこなってしまうものも出てきます。

捨てるのではなく、どうにか使ってあげたい!という想いで、今回制作されたがこちらのアクセサリーです。

和紙のぶどまりで作ったピアス #1

▲西会津の雪をイメージして制作されています。和紙の優しい白さとやわらかな雰囲気が可愛い……!

もっと出ヶ原和紙を知ってもらい盛り上げていけるような活動をしていきたいと語ってくれた大山さん。

まずは紙が好きな方に出ヶ原和紙を知ってもらうべく、紙の本を読む方に向けてブックカバーも制作してみたいと考えているそうです。

 

手間と時間を惜しまず作られた出ヶ原和紙。絵や文字をかくことが好きな方や、こだわりの紙を使いたい方は、ぜひ一度お手にとってみてはいかがでしょうか。

大山さん、ありがとうございました!

福島の魅力あふれる作品を、ぜひ身近に。

3名のクリエイターにインタビューし、作品制作への想いやこだわりを伺ってまいりました。

作品の背景を伺ってみると、福島ならではの自然を生かした作品から福島の文化への愛が込められた作品まで、どの作品も福島への熱い想いが感じられました。

 

今回ご紹介した3名のクリエイター以外にも、福島では、クリエイティビティ溢れる作品を手掛けるクリエイターがたくさん活躍しています。ぜひ、下記ページからラインナップをお楽しみください。

 

素敵な作品との出会いがありますように。

※本記事は福島県の伝統工芸品・地場産品に係る販路拡大の取組の一環として、 株式会社クリーマが制作しています

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